[]
        
(Showing Draft Content)

20.0Jの変更点

2026年7月1日(SP1)

1.機能の追加

新機能」をご確認ください。

2.不具合の修正

以下の不具合が修正されました。

  • [15592601996943] コード形式セクションレポートのデザイナでファイル保存が正しく認識されない

  • [15684531816463] .NET Framework 4.8/4.8.1のプロジェクトにファイルコンバータを実行すると、4.7.2に変更される

  • [15684671876623] VB.NETのプロジェクトでコード形式セクションレポートにrpxファイルを読み込めない

  • [15721625431823] rpxとコードファイルのペアで構成されたセクションレポートを移行できない

  • [15724414972303] WPFビューワのLoadDocument(SectionDocument)でプレビューしたレポートにトライアル版のバナーが表示される

  • [15787799666959] 物理マージンを持つプリンタで印刷すると、印字位置が左上方向にずれる

  • [15804058370831] コード形式セクションレポートのデザイナで保存時に継承(Inherits)が既定に戻る

  • [15810940975375] コード形式セクションレポートのデザイナで保存時にレポートイベントの Handles が削除される

  • [15824443190287] コード形式セクションレポートのクラス名をデザイナで変更すると正しく反映されない

  • [15826395159695] コード形式セクションレポートでコントロール名を変更するとレポート名が変更される

  • [15864809620367] コード形式セクションレポートで、デザイナの操作がプロパティウィンドウに反映されない場合がある

  • [15932807939215] RGB値を含むコード形式セクションレポートをデザイナで読み込めない

  • [16156608387471] JSONデータソースを含むレポートの描画後、JSONファイルの操作に失敗する

  • [16183269253519] オフライン環境でVisual Studioの拡張機能がインストールできず、ファイルコンバータなどが表示されない

  • [16202668723599] VisualBasic.ChrWによる改行をデザイナで正しく表示できない

  • [16292050725647] エンドユーザーデザイナを.NETで構築した場合、文字セットの一覧が文字化けする

  • [16362420605199] エンドユーザーデザイナを.NET 10で構築した場合、セクションレポートのスクリプトを編集できない

  • [16364348537231] Windowsフォームを閉じてもViewerの参照が残り続ける

  • [16364674150159] BarcodeのFontプロパティを変更すると、デザイナで正しく読み込めなくなる

  • [16374302752911] vbCrLfによる改行をデザイナで正しく表示できない

  • [16438642058383] セクションレポートのデザイナでLocation/Sizeプロパティが正しく表示されない

  • [16443204132239] 多数のコントロールが配置されたセクションレポートのデザイナを閉じたとき、Visual Studioがフリーズする


2026年3月25日(初版)

1.環境

(1)サポート追加

  • Visual Studio 2026

  • .NET 10

  • ARM64(運用環境)

(2)サポート終了

  • Visual Studio 2017

  • Windows 10

  • Windows Server 2016

  • .NET Framework 4.6.2/4.7/4.7.1

  • .NET 6/7

2.ライセンス

(1)ライセンス認証ツール

開発ライセンスの認証ツールが刷新されました。詳細については、ライセンス認証を参照してください。

(2)SaaS商用配布ライセンスの新設

SaaS形式のアプリケーションに製品を組み込み、有償サービスとして配布する際に必要となるライセンスを新設しました。

詳細は「SaaS商用配布ライセンス」を参照してください。

(3)ランタイム利用許諾の追加

請負開発のケースにおける、開発ライセンスの保有条件が変更となりました。

詳細は「ライセンス保有ガイド」を参照してください。

3.コントロール

(1)Chart

ChartクラスのAPIは、チャートの柔軟性を向上させるために再設計を実施しました。以前のバージョン(18.0J、16.0J、14.0J)で作成されたChartは、20.0Jのデザイナで開くと自動的に新しいチャートモデルに変換されます。以前のバージョンでAPIを使用して生成されたチャートは、手動での移行とコードの更新が必要になる場合があります。

(2)JSビューワ、Webデザイナ

JSビューワとWebデザイナのテーマAPIを、ActiveReports.ColorThemesで統一しました。

以下のモジュールで、共通して使用できます。

コードの更新が必要です。

4.その他

(1)Direct2D

既定の描画エンジンがDirect2Dに変更されました。

  • 対象

    • ページレポート

    • RDLレポート

    • ダッシュボード

    • セクションレポート(CompatibilityMode=CrossPlatform)

  • 影響範囲

    • この変更は、レガシーGDIプリンターラッパーの特定の動作に依存するアプリケーション(例:PageDocument.PrinterまたはSectionDocument.Printerのプロパティ/イベントを手動で操作する場合)に影響を与える可能性があります。

  • 利点

    • レンダリングの高速化、テキスト出力品質が向上します。

  • 移行方法

    • 従来のGDI描画を利用する場合は、以下のように、設定ファイル(ActiveReports.config)内でViewer.PrintingSystemを「GDI」に設定する必要があります。

      • Auto:デフォルト

      • Direct2D:新しいエンジンを使用します。

      • GDI:GDIの場合のみに存在する設定に依存するアプリの場合に使用します。GDIのみに存在する設定は以下の通りです。

        • PrinterSettings.PrinterResolutions

        • PrintDocument.QueryPageSettings

        • その他のGDI専用プロパティまたはイベント

<Configuration>
    <ActiveReportsConfig.Desktop>
        <Settings>
            <add key="Viewer.PrintingSystem" value="GDI" />
        </Settings>
    </ActiveReportsConfig.Desktop>
</Configuration>

(2).NET Framework 4.7.2

.NET Framework 4.7.2では.NET Standard 2.0のサポートが強化されたため、ActiveReportsも4.6.2ではなく4.7.2を使用するようにアップグレードしました。これにより、System.Drawing.ImageGrapeCity.ActiveReports.Document.Drawing.Imageの暗黙的な変換が削除されました。画像を頻繁に扱う場合、この変更によってパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。以下の例に示すように、クライアント側で変換を行う必要があります。

public static Document.Drawing.Image ToInternalImage(this System.Drawing.Image image) {
    using (var ms = new MemoryStream()) {
        image.SaveToStream(ms);
        return GrapeCity.ActiveReports.Document.Drawing.Image.FromStream(ms);
    }
}
public static System.Drawing.Image ToGdiImage(this GrapeCity.ActiveReports.Document.Drawing.Image image) {
    using (var ms = new MemoryStream(image.Data)) return System.Drawing.Image.FromStream(ms);
}

プロジェクトを.NET Framework 4.7.2または.NETに更新し、問題が発生しないようにしてください。

(3)PDF描画拡張機能ほか

エクスポート設定を標準化するため、内部または分散した列挙型に代わる新しいパブリック列挙型が導入されました。

  • PrintLayoutMode列挙型を追加しました。

  • PaddingType列挙型を追加しました。

  • 影響範囲

    • 以下のプロパティに影響します。

      • PDF描画拡張機能:GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.Page.SettingsPrintLayoutModeプロパティ

      • 画像描画拡張機能:GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.Page.SettingsPrintLayoutModeプロパティ

      • XML描画拡張機能:GrapeCity.ActiveReports.Export.Text.Page.SettingsHorizontalPaddingsプロパティ

  • 移行方法

    • 新しい列挙型を使用してください。

プロパティの場所

18.0J

20.0J

Export.Pdf.Page.Settings

GrapeCity.ActiveReports.ImageRenderers.PageControl.PrintLayoutMode

GrapeCity.ActiveReports.PrintLayoutMode

Export.Image.Page.Settings

GrapeCity.ActiveReports.ImageRenderers.PageControl.PrintLayoutMode

GrapeCity.ActiveReports.PrintLayoutMode

Export.Text.Page.Settings

GrapeCity.ActiveReports.Export.Text.Page.PaddingType

GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Text.Page.PaddingType

(4)HTML描画拡張機能

GrapeCity.ActiveReports.Export.Html.Page.Settings の RenderMode および RenderingEngine プロパティの型が変更されました。これらは、Core名前空間ではなく、HTMLエクスポート名前空間に直接定義された列挙型を使用するようになりました。

  • 影響範囲

    • レポートをHTMLエクスポートするコードに影響します。

  • 移行方法

    • コードを更新し、GrapeCity.ActiveReports.Export.Html.Page内の列挙型を参照するようにしてください。名前空間の競合が発生した場合は、using ディレクティブを更新するか、完全修飾名を使用してください。

(5)Excelエクスポートフィルタ

(6)MESCIUS.ActiveReports.Serializer.VS2022パッケージ

MESCIUS.ActiveReports.Serializer.VS2022NuGetパッケージは不要となりました。

  • 影響範囲

    • このパッケージを明示的に参照しているプロジェクトでは、NuGetパッケージの復元またはビルドが失敗します。

  • 移行方法

    • プロジェクトの依存関係から MESCIUS.ActiveReports.Serializer.VS2022への参照を削除してください。

(7)DataEngineパッケージ

アセンブリ名およびパッケージ名を以下のように変更しました。

18.0J

20.0J

MESCIUS.Data.DataEngine

MESCIUS.ActiveReports.Core.Data.DataEngine

MESCIUS.Data.ExpressionInfo

MESCIUS.ActiveReports.Core.Data.ExpressionInfo

MESCIUS.Data.VBFunctionLib

MESCIUS.ActiveReports.Core.Data.VBFunctionLib

(8)デザイナアセンブリ

MESCIUS.ActiveReports.Designer.Winは、以下の3つのアセンブリに分割されました。

  1. MESCIUS.ActiveReports.Designer.Win:デザイナーの中核機能。

  2. MESCIUS.ActiveReports.Editor.Net:スクリプトエディタ。

  3. MESCIUS.ActiveReports.Advanced.Win:エンドユーザーデザイナーコンポーネント。

  • 影響範囲

    • これは特にデザイナーのローカライズ処理に影響します。単一のリソースアセンブリをビルドすることはできなくなり、使用するコンポーネントごとに個別のリソースアセンブリをビルドする必要があります。

  • 移行方法

    • ローカライズリソースを、上記の新アセンブリ名に対応する個別のサテライトアセンブリに分割してください。

(9)PageDocument

これまでパブリックAPIで公開されていた内部型は、GrapeCity.ActiveReports.Document名前空間内の新しいパブリックラッパーに置き換えられました。

  • PageDocument.Parameters: GrapeCity.ActiveReports.Document.ParameterCollectionを返すようになりました。

  • PageDocument.ApplyInteractivityGrapeCity.ActiveReports.Document.InteractiveActionsを受け付けるようになりました。

  • 影響範囲

    • GrapeCity.ActiveReports.Core.Rendering.* の型を使用してレポートパラメータにアクセスしたり、対話的アクションを処理したりするコードに影響します。

  • 移行方法

    • GrapeCity.ActiveReports.Core.Rendering.ReportParameters または Interactivity への参照を削除してください。コードを更新し、GrapeCity.ActiveReports.Document 名前空間の同等の型を使用するようにしてください。

(10)DataProviderInfoクラス

  1. 以下のクラスを削除しました。

    • GrapeCity.ActiveReports.Web.Designer

    • GrapeCity.ActiveReports.Web.Viewer

18.0J

20.0J

GrapeCity.ActiveReports.Web.Viewer.ReportViewerConfiguration.UseDataProviders(GrapeCity.ActiveReports.Web.Viewer.DataProviderInfo[])

GrapeCity.ActiveReports.Web.Viewer.ReportViewerConfiguration.UseDataProviders(GrapeCity.ActiveReports.Configuration.DataProviderInfo[])

GrapeCity.ActiveReports.Web.Designer.ReportDesignerConfiguration.UseDataProviders(GrapeCity.ActiveReports.Web.Designer.DataProviderInfo[])

GrapeCity.ActiveReports.Web.Designer.ReportDesignerConfiguration.UseDataProviders(GrapeCity.ActiveReports.Configuration.DataProviderInfo[])

UseDataProvidersメソッドを使用する場合は、Webアプリケーションのセットアップクラスに、using GrapeCity.ActiveReports.Configuration;を追加してください。

  1. PageReportModel内のいくつかのプロパティの型を変更しました。

class GrapeCity.ActiveReports.PageReportModel.Filter {
  //...
  ExpressionInfoCollection FilterValues {get;}
}
class GrapeCity.ActiveReports.PageReportModel.Filter {
  //...
  IList<ExpressionInfo> FilterValues {get;}
}

この変更はユーザーに影響を与えません。

(11)DbConnectionAdapterクラス

外部から参照可能だったGrapeCity.ActiveReports.ReportsCore.Data.DataProviders.DbConnectionAdapterクラスを内部使用に変更しました。

IDbConnectionAdapterを実装し、必要に応じてIDbCommandParametersAdapterIDbConnectionAdapterWithDataSource、およびIDbCommandAdapterWithCacheのいずれかを実装してください。

(12)PageDocument.Render

Renderメソッドのシグネチャが更新されました。progress 引数は、以前は内部型を使用していましたが、現在は GrapeCity.ActiveReports.Document名前空間の公開型を使用します。

  • 影響範囲

    • 進捗リポーター付きで PageDocument.Renderを呼び出すコードに影響します。

  • 移行方法

    • 新しい型位置を使用するよう、using ディレクティブまたは完全修飾名を使用してください。

      • 旧:GrapeCity.ActiveReports.Core.Rendering.ProgressInfo(内部)

      • 新:GrapeCity.ActiveReports.Document.ProgressInfo

(13)データコレクションタイプ

GrapeCity.ActiveReports.Extensibility.DataおよびSchemaModel名前空間内の複数のプロパティのコレクション型が標準化されました。カスタムインターフェースIItemCollection<T>は、.NET標準のSystem.Collections.Generic.IReadOnlyList<T>に置き換えられました。

  • 影響を受けるプロパティ

    • DataTable:Rows、Columns

    • Table:Columns

    • ForeignKey:SourceColumns、DestinationColumns

  • 影響範囲

    • カスタムデータプロバイダの実装やスキーマモデルを扱うコードに影響します。IItemCollection<T> を明示的に参照しているコード、または .ToItemCollection() 拡張メソッドを使用しているコードはコンパイルに失敗します。

  • 移行方法

    • 変数宣言を IReadOnlyList<T>IList<T>、または var を使用するように更新してください。

    • .ToItemCollection() の呼び出しを、.ToList() や .ToArray() などの標準的な LINQ メソッドに置き換えてください。

(14)設定ファイル

設定ファイル(ActiveReports.config)のスキーマを更新し、標準的な.NET設定ルールに準拠しました。

  • 影響範囲

    • この変更は、レポートエンジン設定にActiveReports.configまたはapp.configに依存するすべてのプロジェクトに影響します。レガシー設定スキーマは引き続き動作しますが、安定性を保証するには新しいスキーマへの厳密な準拠が必要です。

  • 移行方法

    • 構成ファイルを新しい.NET準拠スキーマに更新してください。詳細については、ActiveReportsの構成ファイルを参照してください。

(15)GrapeCityパッケージの廃止

GrapeCityパッケージ(NuGet、npm)の提供を廃止し、今後はMESCIUSパッケージ(NuGet、npm)のみの提供となります。パッケージを更新するには、「ActiveReportsファイルコンバータ」を使用するか、「アセンブリ参照の移行」の手順に従って更新してください。

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