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差し込み印刷機能は、事前に定義されたテンプレートにデータレコードを適用することにより、一度に複数の文書を生成する方法です。ActiveReportsJSでは、さまざまな方法を使用して差し込み印刷レポートを作成できます。文書のテンプレートをHTMLフラグメントとして表現できる場合、MixedFormatTextコントロールをListデータ領域と一緒に使用して、このようなレポートを作成できます。差し込み印刷レポートの例としては、レター、クーポンなどがあります。
このチュートリアルでは、クーポンコード一覧を含むレポートを作成する手順を説明します。
次の内容は、デザイナアプリを使用することを前提としています。詳細については、チュートリアルを参照してください。また、データソースとして利用するGrapeCity Data Serviceにアクセスするには、インターネット接続環境が必要です。
デザイナアプリにて、[ファイル]メニューをクリックし、**[RDLレポート]を選択して、新しいレポートを作成します。デザイン面の周囲にあるグレーの領域をクリックし、表示されるより、[余白]セクションの[スタイル]に「狭い」**を設定し、余白を設定します。
レポートとデータの接続を行うため、データ連結を行います。このチュートリアルでは、データソースとして「GrapeCity Data Service」のContoso Retail Data Serviceを使用します。
データソースを追加する
データに接続するため、「Contoso Retail Data Service」のWebAPIを使用します。このチュートリアルではDimPromotionsのデータを使用します。データソースを作成するには、次の手順を実行します。
データセットを追加する
データセットは、データソースの1つ以上のエンドポイントを表します。このチュートリアルでは「クーポンコード一覧」を作成するため、先ずDimPromotionsの値を取得します。以下の手順に従ってPromotionsデータセットを追加します。
クーポンコード一覧を表示するには、Listデータ領域を使用します。
各クーポンコードを別々のページに表示するには、リストをグループ化します。
MixedFormatTextコントロールを使用して、クーポンコードの詳細を表示します。
プロパティ | 値 |
---|---|
位置とサイズ > 上 | 0in |
位置とサイズ > 左 | 0in |
位置とサイズ > 幅 | 7.5in |
位置とサイズ > 高さ | 5in |
罫線 > 幅 | 5pt |
罫線 > スタイル | Dotted |
罫線 > 色 | #bbb |
レイアウト > パディング | 16pt 2pt 16pt 2pt |
**[値]プロパティの右側にあるグレーのボックスをクリックし、[式]を選択します。式エディタでは次の値を設定し、[保存]**ボタンをクリックします。
<h2 style="text-align:center;">{PromotionName}</h2>
<h1 style="color:red;text-align:center;>{Format(DiscountPercent, "P0")} OFFクーポン<sup>*</sup></h1>
<h3 style="text-align:center;"><sup>*</sup>利用期間: <b>{Format(StartDate, "d")}</b> ~ <b>{Format(EndDate, "d")}</h3>
<p style="text-align:justify;"><sup>*</sup>ほかのクーポンとの併用はできません。</p>
<p style="text-align:justify;"><sup>*</sup>クーポンコードには金銭的な価値はありません。</p>
<p style="text-align:justify;"><sup>*</sup>Northwind Tradersは、クーポンをいつでも中止する権利を留保します。</p>
サポートされているHTMLタグとCSSスタイルの完全なリストについては、MixedFormatTextを参照してください。
レポートをプレビューし、クーポンコードのリストをナビゲートできます。レポートを印刷したり、PDFにエクスポートしたりできます。**[改ページ]プロパティを「Between」**に設定したので、各クーポンは別々のページに表示されます。