## 自動改ページ 自動改ページ機能を使用すると、ページごとに生成する**レコード数**または**用紙サイズ**を指定することにより、同じ帳票テンプレートのレイアウトでワークシートを追加して改ページを行うことができます。例えば、特定のデータフィールドによってグループ化されたワークシートに指定された数のレコードを固定フォーマットで出力する必要がある請求書などの帳票を作成する際に、この機能は便利です。この場合、指定数を超過した分のレコードは、新しいページとして同じ帳票テンプレートのレイアウトで追加されたワークシートに、指定されたレコード数に基づいて出力されます。 自動改ページ機能を有効にするには、名前の定義に **TemplateOptions.PaginationMode** を追加し、値に **True** を設定します。 自動改ページ機能は、以下のテンプレート構文のプロパティに対応しています。 - **CountPerPage:** 指定された値によって、データフィールドに連結するインスタンス数を制限します。 - **RepeatType:** 列挙型を設定します。列挙型の値は **PerPage**(デフォルト)、**FirstPage**、**LastPage** の3つです。現在のグループでの指定範囲の出力位置を指定します。 - **RepeatWithGroup:** セル参照を設定します。セル参照先のデータフィールドによって指定範囲を繰り返して出力します。 - **NoRepeatAction:** 列挙型を設定します。列挙型の値は **ClearCells**(デフォルト)、**DeleteRows**、**DeleteColumns** の3つです。指定範囲が現在のページに出力されない場合に、その範囲を処理する動作を指定します。 - **RepeatOutput:** Boolean 型を設定します。値は **True** または **False**(デフォルト)です。結合セルがページをまたぐ場合に、各ページにてそのセルの値を出力するかどうかを指定します。 - **KeepTogether:** 列挙型を設定します。列挙型の値は **Horizontal**、**Vertical**、**Both**、**None**(デフォルト)です。指定範囲が水平/垂直方向に可能な限り同じページになるよう出力するかどうかを指定します。 - **AttachTo:** セル参照を設定します。特定のセルと常に一緒に出力されるテンプレートセルを指定します。 - **FillMode.OverwriteWithFormat:** テンプレートセルを展開する際、新しいインスタンスがセルを上書きし、テンプレートセルからスタイルとセル結合をコピーします。
// xlsx ファイルに保存 workbook.Save("FolderExample.xlsx");
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