V8JSP2（v8.2.1）のリリースノート

機能の追加

注釈エディタで、編集モード時に重なり合った注釈をコンテキストメニューから選択できるようになりました。
WebAssembly（Wasm）版の機能が強化され、以下の操作が可能になりました。
- 表データ抽出機能
- テキスト置換機能
- SVG形式での保存
ナビゲーション設定に新しいオプションを追加しました。
- 最初／最後のページボタンの表示切替
- ページ番号入力欄の表示切替と幅指定
- ページカウンタの表示フォーマット指定
- ナビゲーションボタンのサイズ調整（コンパクト／標準／任意の幅）
ツールバーやサイドパネルにおいて、無効化されたボタンにツールチップが表示されるようになりました。
各種 UI の細かな改善を行いました。

これらの新機能の概要は、「V8J SP2の新機能」ページでも紹介しています。あわせてご覧ください。

HTTP 部分リクエスト（Range request）が既定で無効になりました。必要に応じて openParameters.disableRange = false を指定してください。
コンボボックス形式のフォームフィールドで、日本語や中国語など IME 入力のサポートを改善しました。
- 日本語・中国語・絵文字入力時の文字欠落や重複の問題を修正
- IME 変換中の文字列が正しくセルに分配されるよう改善
- 既存文字が入力中に消える問題を解消
ツールバーとサイドパネルのレイアウトと操作性を改善しました。
- ツールバーの既定ボタン構成を見直し
- 「全画面表示」「テーマ」ボタンを既定から削除
- 「表データ抽出」をサイドパネルに移動、アイコンを更新
- ページナビゲーションの UI をコンパクト化し、入力欄操作時のキーボードショートカットを追加
- 新しいセマンティック CSS クラスを導入
react.d.ts への依存を削除し、独自の jsxFactory を使用できるようになりました。