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主な機能

MultiRowは表形式でデータを表示、入力するグリッドコントロールを提供します。MultiRowでは、1レコード複数行を表示する複雑な表画面や明細画面を持つアプリケーションの作成に適した、次のような機能を提供しています。

レイアウトを定義するテンプレートを採用

MultiRowでは、グリッドのレイアウトをテンプレートと呼ばれる別のオブジェクトに定義できます。グリッドコントロールは、テンプレートの定義とデータソースを元に、実行時に入力可能な表画面を作成します。テンプレートには行や列にとらわれない、自由なレイアウトを定義でき、1レコード複数行表示のような複雑な画面であっても、開発者が行の管理に煩わされることはありません。


自由自在のレイアウト

  • セルの位置とサイズを任意に指定できます。

  • セルの重ね合わせが可能です。

  • ヘッダと行とフッタにそれぞれ異なるレイアウトを定義できます。

  • セルの選択の可否、移動禁止をプロパティで指定できます。

  • セルのスタイルの継承や共有が可能です。

  • 均等割付や縦書き、回転など、豊富な文字配置がサポートされます。

  • ユーザーによるセルの移動順序をタブオーダーで指定できます。

グリッドに求められる機能の充実

以下のような、グリッドに求められる機能が充実しています。

  • 列の表示/非表示

  • 列幅の自動調整

  • セルの自動マージ

  • ソート

  • フィルタリング

  • CSV形式のデータ出力

  • 集計結果の表示

  • 印刷機能(印刷プレビュー、縮尺指定、セル単位での改行位置指定、指定したページの印刷、透かしの印刷、空白行の印刷など)

SPREADの外観を再現

スマートタグからSPREAD for Windows Forms のデフォルトスタイルに近い外観を設定できます。セルを選択したときの背景色や文字色、選択したセルに関連するヘッダのハイライト表示、ソートやフィルタリングのアイコンなどをSPREADのような外観に一括で変更できます。

多彩な罫線

セルごとに角を丸める角丸罫線、斜め線を描画するクロス罫線、凹凸を表現する3D罫線など、表画面に求められる罫線を網羅しています。実際の伝票用紙に近いデザインを実現し、エンドユーザーが親しみやすい入力画面を提供できます。


高い柔軟性

デザイナで作成されたテンプレートは、フォームをデザインした場合と同じようにVisual BasicやC#のソースコードとして保持されます。フォームのソースコードと同じ方法で、デバッグやチーム開発での共有、管理が可能です。組み込みのセルを継承してユーザー定義のセルを作成し、複数のプロジェクト間で再利用することもできます。プロジェクトの拡大や長期のメンテナンスに耐えられる柔軟性が提供されています。

標準のグリッドコントロールと同じ操作でより多くの機能

  • 標準コントロールで作成したコードの再利用が可能

  • 標準コントロールと同じ方法で行やセルにアクセス

  • セルの編集にスピンボタンやドロップダウンカレンダーを利用

  • セル単位で IME モードを変更

  • 文字列を回転、縦書き、均等割付が可能

  • セル単位で罫線を変更

  • 罫線のスタイルや色をセル単位で細かく指定

  • 角丸罫線やクロス罫線を実現

  • グリッドの内容を印刷

  • グリッドの内容をズームイン/ズームアウト

  • 合計値や平均値をフッタに表示

高DPI対応

DPIスケーリングによる拡大について、アプリケーションの実行時に150%や200%の高DPIをサポートします。これらの高DPIは.NET Framework 4.5.2 が利用可能で、かつapp.manifest およびapp.config に以下のような設定がされている場合に有効です。

<assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" manifestVersion="1.0" xmlns:asmv3="urn:schemas-microsoft-com:asm.v3">
  <asmv3:application>
    <asmv3:windowsSettings xmlns="http://schemas.microsoft.com/SMI/2005/WindowsSettings">
      <dpiAware>true</dpiAware>
    </asmv3:windowsSettings>
  </asmv3:application>
</assembly>
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<configuration>
    <startup>
        <supportedRuntime version="v4.0" sku=".NETFramework,Version=v4.5.2" />
    </startup>
  <appSettings>
    <add key="EnableWindowsFormsHighDpiAutoResizing" value="true" />
  </appSettings>
</configuration>


(図)200%のスケーリング(右)

リモートデスクトップに対応

Windows 標準機能のリモートデスクトップにおける利用が動作保証対象になります。