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ユーザーはセルに等号(=)を入力することで、数式の入力を開始できます。等号を入力してから、「= sum(A1+B1)」などの数式を入力します。ユーザーに対して数式の入力を許可または禁止するには、 options.allowUserEditFormula プロパティを使用します。
プラス記号(+)は等号(=)と同じ機能を持ち、プラス記号を使い慣れたExcelユーザーはSpreadJSを使う際に動作を変更する必要はありません。等号はこれまで通り自動的に前に付加されるので、数式は期待通りに変換されます。例えば、編集時に「+SUM(1,2)」と入力した場合、再度表示すると「=+SUM(1,2)」と表示されるようになります。
数式を入力する際にプラス記号(+)を使用する場合、ユーザーは以下の動作に注意する必要があります。
入力された値が「+1」のような場合、これは数式ではなく数値なので、「1」と表示されます。
値が "+"であれば、これは文字列であり、数式ではありません。
入力された値が「=++1+++1」のような場合、数式は「=++1+++1」となります。
注意: マイナス(-)記号は、プラス(+)記号と同じ動作をします。
この例では、ユーザーが数式を入力することができます。
window.onload = function()
{
var spread =
new GC.Spread.Sheets.Workbook(document.getElementById("ss"),{sheetCount:3});
var sheet = spread.getActiveSheet();
// ユーザーが数式を入力できるようにします。
spread.options.allowUserEditFormula = true;
activeSheet.setValue(0, 0, 1000);
activeSheet.setValue(1, 0, 200);
}
SpreadJSは、参照するセルに事前設定された書式設定を、自動的に適用することができます。また、次のサンプルコードで示すように、formulaFormatHint オプションをfalseに設定して、事前設定された書式設定の使用を回避することもできます。
spread.options.formulaFormatHint = false;
次の動画は、formulaFormatHint オプションの動作を示します。
説明 | 出力 |
---|---|
formulaFormatHint = true | |
formulaFormatHint = false |