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TEXTBEFORE

指定された文字または文字列の前に出現するテキストを返します。

書式

TEXTBEFORE(text,delimiter,[instance_num], [match_mode], [match_end], [if_not_found])

引数

本関数には、次の引数があります。

引数

説明

text

検索対象のテキスト。ワイルドカード文字は使用できません。テキストが空の文字列の場合、空のテキストを返します。

delimiter

抽出したいテキストの後にある区切り文字。

instance_num

(オプション)抽出したいテキストの後にある区切り文字の位置。デフォルト値は1です。負の数を指定すると、テキストの末尾から検索します。

match_mode

(オプション)テキスト検索で大文字と小文字を区別するかを指定します。デフォルト値は0です。次のいずれかを入力します。

  • 0: 大文字と小文字を区別します。

  • 1: 大文字と小文字を区別しません。

match_end

(オプション)テキストの末尾を区切り文字として扱います。デフォルト値は1です。次のいずれかを入力します。

  • 0: 区切り文字をテキストの末尾に一致させません。

  • 1: 区切り文字をテキストの末尾に一致させます。

if_not_found

(オプション)一致する文字が見つからない場合に返される値。デフォルトでは、#N/A が返されます。

データ型

文字列データを返します。

解説

区切り文字に空を設定して検索すると、TEXTBEFORE は検索対象のテキスト全体と一致します。前から検索するとき(instance_num が正の場合)には空が返され、末尾から検索するとき(instance_num が負の場合)にはテキスト全体が返されます。

サンプル

=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","red") // 結果は「Riding Hood's red hood」です。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","red", 2) // 結果は「hood」です。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","Red") // 結果は #N/A です。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","Red", ,1) // 結果は「Riding Hood's red hood」です。