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インテリセンスは、Visual StudioとVSCodeの最も便利な機能の1つです。タイピング量とミスを減らし、作業しながらオブジェクトモデルについて学んだり覚えたりすることができます。
NPMを通してWijmoモジュールをロードする場合は、Visual Studio 2017がnode_modulesフォルダにある宣言ファイルを自動的に使用します。このため、この場合は追加の手順を実行する必要はありません。
VSCodeのHTMLエディタにAngular相互運用機能のインテリセンスサポートを追加するには、次の手順を実行します。
実行中のVSCodeインスタンスで、左側メニューの「拡張機能」アイコンをクリックします。
「機能拡張」ペインで「その他の操作」(…)アイコンをクリックし、「VSIXからのインストール...」メニュー項目を選択します。
表示された「ファイルを開く」ダイアログで、WijmoダウンロードzipファイルのDist/Intellisenseフォルダからwijmo.intellisense.vscode.angular.html.vsixファイルを選択し、開くボタンをクリックします。
表示されたフライアウトの中で「再読み込み」ボタンを押します。
VS CodeにWijmoインテリセンス定義をインストールするには、TypeScript定義ファイル(*.d.ts)が必要です。これらのファイルは、Wijmo配布物の"Controls"フォルダにあります。
wijmo_5.xxxxx.xxx.zip
Dist
controls
wijmo.d.ts
wijmo.input.d.ts
wijmo.grid.d.ts
…
IntelliSense
Samples
VSTemplates
"*.d.ts"ファイルをVSCodeプロジェクトルート下のフォルダにコピーします。
プロジェクトに"jsconfig.json"構成ファイルがある場合は、".d.ts"ファイルが含まれていることを確認します。次に例を示します。
"files": [
"wijmo.d.ts",
"wijmo.input.d.ts",
"wijmo.grid.d.ts",
…
]
プロジェクトに"jsconfig.json"構成ファイルがない場合は、"js"ファイルの先頭に参照コメントを追加して、"*.d.ts"ファイルを指定します。次に例を示します
/// <reference path="wijmo.d.ts" />
Visual Studio 2017では、TypeScript宣言(*.d.ts)ファイルを使用してJavaScript Intellisenseを有効にできます。Wijmo宣言ファイルは、WijmoダウンロードzipのDist/Controlsフォルダにあります。Visual Studio 2017でWijmo JavaScript Intellisenseを有効にする方法は、アプリケーションでWijmoを参照する方法によって異なります。
Wijmoインテリセンス定義ファイルがインストールされると、JavaScriptコードを記述する際に、Wijmoクラスのオブジェクトモデルを検索したり調べたりすることができます。