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ピボットグリッドは便利ですが、集計データを伝えるには、チャートの方が効果的なこともあります。
PivotChartはFlexChartコントロールの拡張なので、同様のプロパティを持ちます。
PivotChartを使用するには、PivotChart.itemsSourceプロパティをPivotEngineまたはPivotPanelのインスタンスに設定して、2つのコンポーネントを接続します。
PivotEngineの使用:
var ng = new wjOlap.PivotEngine({
itemsSource: getData(),
valueFields: ['金額'],
rowFields: ['担当者', '分類'],
});
var pivotChart = new wjOlap.PivotChart('#pivotChart', {
itemsSource: ng,
showTitle: true,
showLegend: 'Auto'
});
PivotPanelの使用:
var ng = new wjOlap.PivotEngine({
itemsSource: getData(),
valueFields: ['金額'],
rowFields: ['担当者', '分類'],
});
var panel = new wjOlap.PivotPanel("#panel", {
itemsSource: ng
});
var pivotChart = new wjOlap.PivotChart('#pivotChart', {
itemsSource: panel,
showTitle: true,
showLegend: 'Auto'
});
PivotChartは、6個のチャートタイプをサポートします。以下のPivotChartType列挙から選択できます。
チャートタイプ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Column | 0 | 縦棒グラフです。縦棒を表示して、カテゴリ間で項目の値を比較できるようにします |
Bar | 1 | 横棒グラフです。水平バーを表示します |
Line | 2 | 折れ線グラフです。X座標とY座標を使用して、データに含まれるパターンを表示します |
Scatter | 3 | 散布図グラフです。一定期間のトレンドまたはカテゴリ間のトレンドを表示します |
Area | 4 | 面グラフです。線の下の領域が色で塗りつぶされた折れ線グラフを表示します |
Pie | 5 | 円グラフです。 |
特定のチャートを使用するには、PivotChartのchartTypeプロパティをこれらのいずれかに設定します。
pivotChart.chartType = wjOlap.PivotChartType.Column
// または
pivotChart.chartType = 0;
チャートのshowTitleプロパティを使用して、自動的に生成されたタイトルをチャートに表示するどうかを決定できます。デフォルトでは、このプロパティはtrueに設定されます。したがって、プロパティ設定を省略すると、タイトルが表示されます。
チャートのshowLegendプロパティを使用して、自動的に生成された凡例をチャートに表示するどうかを決定できます。
wijmo.olap.LegendVisibility列挙を使用して動作を決定します。
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
Always | 0 | 常に凡例を表示します |
Never | 1 | 常に凡例を表示しません |
Auto | 2 | チャートに1つ以上の系列がある場合に凡例を表示します |
pivotChart.showLegend = wjOlap.LegendVisibility.Column
// または
pivotChart.showLegend = 0;
PivotChartをエクスポートすることもできます。チャートのsaveImageToFileメソッドを使用して、チャートを画像ファイルにエクスポートします。
この例は、ボタンのイベントリスナーを使用してアクションを実行します。
// チャートを画像にエクスポートします
document.getElementById('export').addEventListener('click', function(e) {
if (e.target instanceof HTMLButtonElement) {
var ext = e.target.textContent.trim();
pivotChart.saveImageToFile('FlexChart.png');
}
});