[]
Wijmoアプリケーションをグローバル化するには、Wijmoをロードした後に、適切なカルチャーファイルへの参照をインクルードします。Wijmoでは、45を超えるカルチャーファイルから選択できます。
<head>
...
<!-- 日本語カルチャーを設定 -->
<script src="https://cdn.mescius.com/wijmo/5.latest/controls/cultures/wijmo.culture.ja.min.js"></script>
</head>
日付は、Globalize.formatDate関数を使用して書式設定されます。書式文字列については、「日時書式指定文字列」を参照してください。
数値は、Globalize.formatNumber関数を使用して書式設定されます。書式文字列については、「数値書式指定文字列」を参照してください。
Wijmoの数値書式を使用して、現在のカルチャーの通貨記号の代わりに使用する通貨記号を明示的に含めることができます。たとえば、英語のアプリケーションでも、金額のリストをドル、ユーロ、および円単位で生成しなければならない場合があります。
JavaScriptでは、書式設定されたデータから文字列を作成することが困難な場合があります。ES6では、テンプレート文字列を導入することで、この問題に対処しています。
ただし、一部のブラウザではこの解決策を導入できません。このため、Wijmoでは、どのブラウザでも動作する書式設定関数が提供されています。format関数は、変数名と書式指定子から成るプレースホルダを含む書式文字列、および変数を提供するデータオブジェクトを受け取ります。
次に例を示します。
wijmo.format('ようこそ、{name}さん!あなたのポイント数は{miles:n0}です。', {
name: '葡萄太郎',
miles: 2332123
});
もう1つ例を示します。
wijmo.format('{name}さんは前回{date:D}に訪問しました。', {
name: '葡萄太郎',
date: new Date()
});
日付は、Globalize.parseDate関数を使用して解析されます。書式文字列には、「日時書式指定文字列」で説明されている日付の書式設定と同じものが使用されます。
数値は、Globalize.parseFloat関数を使用して解析されます。書式文字列には、「数値書式指定文字列」で説明されている数値の書式設定と同じものが使用されます。