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Wijmo 2019 更新履歴

Wijmo 2019バージョンの更新履歴は以下の通りです。


新機能と変更点について

  • 「機能の追加」の機能は、その機能を利用しない場合、製品の動作は従来のバージョンから変更ありません。

  • 「機能の改善」の機能は、その機能を利用している場合、製品の動作が従来のバージョンから変更される場合があります。

5.20193.646(2020/02/05)

対応環境

  • TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)

  • Angular 2/4/5/6/7/8

  • React 16

  • Vue.js 2

機能の追加

  • DropDown.clickActionプロパティが追加され、テキストボックスをクリックしたときの動作を指定できるようになりました。

    • Select(既定値):テキストを選択します。

    • Open:ドロップダウンを開きます。

    • Toggle:ドロップダウンを開いたり閉じたりします。

FlexChart

  • FlexPie.innerTextプロパティが追加され、チャート内部にテキストを表示できるようになりました。

  • FlexPie.innerTextStyleプロパティが追加され、チャート内部のテキストのスタイルを設定できるようになりました。

React

  • TabPanelコンポーネントとTabコンポーネントが追加され、タブパネルを表示できるようになりました。

  • すべてのチャートコンポーネントにtooltipContentプロパティが追加され、ツールチップを表示できるようになりました。

  • すべてのチャートコンポーネントにlabelContentプロパティが追加され、データラベルを表示できるようになりました。

Vue.js

  • wj-flex-grid-detailコンポーネントが追加され、詳細行を定義できるようになりました。

  • wj-tab-panelコンポーネントとwj-tabコンポーネントが追加され、タブパネルを表示できるようになりました。

  • wj-item-templateコンポーネントが追加され、wj-list-box、wj-combo-box、wj-multi-select、wj-menuなどのコンポーネントで項目テンプレートを定義して、カスタム項目を描画できるようになりました。

機能の改善

全般

  • wijmo.saveFileメソッドで2MBより大きいファイルを保存できるようになりました。

TransposedGrid

  • CollectionView.getErrorプロパティを設定したときに、検証エラーを表示できるようになりました。

不具合の修正

全般

  • [84699] CSSのトランスパイルでワーニングが表示される

FlexGrid

  • [84610] 非活性化にしている状態でもTabキーでフォーカスが移動される

  • [84617] 行と列を結合したセルをPDF出力すると行方向の結合が解除されて出力される

  • [84640] 狭い幅の固定列があるツリーグリッドで各行の列幅が均一にならない

  • [84642] 58000行以上のデータを設定すると特定範囲の行が表示されない

  • [84649] 1行目が空行になっている複数行のセル文字列が正常にコピーされない

  • [84665] 固定列でセルを結合すると、マウスホイールでスクロールできない場合がある

  • [84695] TypeScriptでIItemValidatorの戻り値にnullが使用できない

  • [84732] セルテンプレートでi18nプラグインを使用するとエラーが発生する

  • [6089257134351] wordWrapを有効にしていても、正しく折り返しが実行されない

FlexSheet

  • [84759] Excelの改行を含むセルがペーストできない

InputDate

  • [84742] 月選択モードで選択後、カレンダーが閉じない

InputDateTime

  • [84743] マウスホイールで日付を変更すると時刻が0:00に変わる

MultiRow

  • [84686] 2レコード以降の縦方向の結合セルのうち1行目の高さを0に設定すると、その行ヘッダと結合セルが表示されない

  • [85654] グリッドの水平スクロールバーをクリックすると、ブラウザ側の垂直スクロールバーがスクロールアップする

5.20193.637(2019/11/27)

対応環境

  • TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)

  • Angular 2/4/5/6/7/8

  • React 16

  • Vue.js 2

機能の追加

全般

  • wijmo.grid.transposedモジュールとTransposedGridコントロールが追加され、グリッドの行と列を入れ替えて(転置して)表示できるようになりました。この機能はWijmo Enterpriseでのみご利用いただけます。

  • wijmo.saveFileメソッドが追加され、指定したデータをダウンロードしてファイルに保存できるようになりました。

  • iPadOSのブラウザ(Safari、Chrome)に対応しました。

CollectionView

  • CollectionView.filtersプロパティが追加され、複数のフィルターを同時に適用できるようになりました。

  • CollectionView.refreshOnEditプロパティが追加され、編集後にビューの項目を更新するかどうか指定できるようになりました。

    • true(既定値):編集後にビューの項目を更新します。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • false:編集後にビューの項目を更新しません。ソートやフィルターが適用されたグリッドを編集したときに、refreshメソッドを実行するまでソートやフィルターの自動更新を停止することができます。

FlexGrid

  • FlexGrid.columnGroupsプロパティが追加され、FlexGridの列をグループ化して折りたたむことができるようになりました。

  • FlexGrid.allowPinningプロパティが追加され、列ヘッダに表示されるピンをクリックして列を固定できるようになりました。

  • wijmo.grid.searchモジュールとFlexGridSearchコントロールが追加され、入力された文字列を含むセルを検索して強調表示できるようになりました。

  • Column.cellTemplateプロパティが追加され、HTMLコードでセルのテンプレートを定義して、セルをカスタム表示できるようになりました。

  • ClipStringOptions列挙型が追加され、FlexGrid.getClipStringメソッドの第2引数optionsで次のフラグ形式のオプションを指定できるようになりました。

    • Default(既定値):下記すべてのフラグを指定しません。

    • QuoteAll:全てのセルをダブルクォーテーションで囲みます。

    • SkipMerged:結合されたセルをスキップします。

    • Unformatted:書式設定されていない値を出力します。

    • InvisibleRows:非表示の行を含めます。

    • InvisibleColumns:非表示の列を含めます。

  • FlexGrid.copyHeadersプロパティが追加され、ヘッダーを含めてクリップボードにコピーできるようになりました。

    • None(既定値):ヘッダーを含めません。

    • Column:列ヘッダーを含めます。

    • Row:行ヘッダーを含めます。

    • All:列ヘッダーと行ヘッダーを含めます。

  • FlexGrid.defaultTypeWidth静的プロパティが追加され、列を自動生成する場合に、列のデータ型に対する既定の列幅を設定できるようになりました。

FlexSheet

  • VLOOKUP関数に対応しました。

  • FlexSheetクラスのイベントが追加されました。

    • autoFillingイベント:オートフィル操作を実行する前に発生します。

    • autoFilledイベント:オートフィル操作を実行した後に発生します。

MultiRow

  • MultiRow.headerLayoutDefinitionプロパティが追加され、明細行(データセル)と列ヘッダーを異なるレイアウトで表示できるようになりました。

  • MultiRow.multiRowGroupHeadersプロパティが追加され、グループ行を複数行で表示できるようになりました。

React

  • FlexGridCellTemplateコンポーネントが追加され、セルテンプレートを定義できるようになりました。

Vue.js

  • wj-flex-grid-cell-templateコンポーネントが追加され、セルテンプレートを定義できるようになりました。

  • 双方向バインディングに対応しました。valueプロパティとデータ連結するにはv-modelディレクティブを、その他のプロパティとデータ連結するにはプロパティ名の後ろに.sync修飾子を付けます。

機能の改善

FlexGrid

  • FlexGrid.allowSortingプロパティがbool型からAllowSorting列挙型に変更され、複数列でソートできるようになりました。

    • SingleColumn(既定値):一度に1列のみソートできます。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • MultiColumn:一度に複数の列でソートできます。複数の列でソートすると、ソートされる順番を示す数字が列ヘッダーに表示されます。

    • None:ソートできません。

  • データ連結の速度が改善されました。

  • Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作して、水平方向にスクロールできるようになりました。

OLAP

  • 列フィールドが複数設定された場合に、複数の円チャートを表示できるようになりました。

TypeScript

  • any型を次のような厳密な型に変更しました。より厳密に型情報を取得できるようになり、より厳密に型の設定ミスを検知できるようになりました。

    • Union型:「string | number」のような、複数の種類の型を指定できる型を明示的に定義しました。

    • 関数型:コールバック関数の引数と戻り値の型を明示的に定義しました。

    • ジェネリックデータ:CollectionViewをジェネリッククラスとして定義して、データの型を指定できるようになりました。

    • ジェネリックイベント:イベントをジェネリック型として定義して、イベントハンドラの引数と戻り値の型を明示的に定義しました。

仕様変更

AutoComplete

  • AutoComplete.cssMatchプロパティの既定値がwj-autocomplete-matchからwj-state-matchに変更されました。FlexGridSearch.cssMatchプロパティの既定値でも、同じ値が使用されます。

FlexGrid

  • FlexGrid.allowSortingプロパティがbool型からAllowSorting列挙型に変更されました。代わりに次の値を設定してください。

    • allowSorting = true(既定値)の場合:allowSorting = AllowSorting.SingleColumnに設定します。

    • allowSorting = falseの場合:allowSorting = AllowSorting.Noneに設定します。

FlexSheet

  • RowColumnChangedEventArgsクラスのコンストラクタの第4引数isColが追加されました。変更が列に関連する場合はtrueを、行に関連する場合はfalseを指定します。

不具合の修正

AutoComplete

  • [86175] itemsSourceFunctionの第1引数の値がエスケープ処理されてしまう

FlexChart

  • [84494] 積み上げチャートにて、値が0のデータが常に最下位に設定される

  • [84510] ベースURLを指定するとスタイルを設定した系列が表示されない

FlexGrid

  • [84255] FlexGridFilterのfilterChangingイベントで、activeEditorを取得できない

  • [84495] 列幅を小さくするとPDFに出力できない

  • [84551] isReadOnlyがtrueとfalseのセル範囲をマウスドラッグで選択するとlostFocusイベントが発生する

  • [84552] 201行以上あるデータをブラウザでスクロールすると複数列ヘッダにあったセルが表示されない

  • [84567] 58000行以上のデータを設定すると固定行が表示されない

  • [84568] 非表示列があるツリーグリッドをPDF出力するとチェックボックスが正常に出力されない

  • [84578] autoRowHeightsがtrueのときに他行のドロップダウンを表示させるとすぐ消えてしまう

  • [84652] 特定の手順による多数のセルへのペーストで時間がかかる

  • [4415472291727] beginningEditイベントをキャンセルしても、チェックボックスセルの値が変更される

FlexSheet

  • [84496] 一部が画面外に隠れている場合にセルを選択すると画面がスクロールしてしまう

InputDate

  • [84592] カルチャを動的に変更しても双方向バインドされたstring変数値の書式が変わらない

InputMask

  • [83393] InputMaskの全角入力にて変換候補を確定せずに続けて入力するとFormに値が反映されない

  • [84513] maskプロパティに"H"が設定されているとき、半角カタカナが入力できない

MultiRow

  • [85724] getMergedRangeメソッドの列の引数に負値を指定するとスクリプトエラーが発生する

5.20192.631(2019/10/09)

  • TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)

  • Angular 2/4/5/6/7/8

  • React 16

  • Vue.js 2

機能の追加

FlexChart

  • 新しいチャートタイプが追加されました。

    • Step:ステップチャート

    • StepArea:ステップエリアチャート

    • StepSymbols:シンボル付きのステップチャート

機能の改善

FlexGrid

  • 列の固定時に詳細行を左端から表示するように動作を改善しました。5.20181.462までのバージョンでは詳細行を左端から表示していましたが、IEとEdgeで詳細行が不正な位置に表示されるという問題を修正するため、5.20182.500版では詳細行を固定列の右側から表示するように動作が変更されました(この時点では、詳細行の表示位置を変更せずにIEとEdgeの問題を修正するのが困難でした)。本バージョンでは、固定列が多い場合の利便性を向上するために、当初と同様に詳細行を左端から表示しつつ、IEとEdgeで正常に表示されるように動作を改善しました。

不具合の修正

AutoComplete

  • [84347] 絞り込まれた項目にエスケープ文字が表示される

Calendar

  • [84456] WjCalendarを使用し、表示の切り替え(AngularのLazyLoading)をするとエラーが発生する

  • [84978] カレンダーを配置した画面から画面遷移するとエラーが発生する

FlexChart

  • [84295] 範囲セレクタ(RangeSelector)で、maxプロパティが適用されない

  • [84460] マイナスの値を設定しても増加時のスタイルで表示される

  • [84461] 開始値(start)を設定すると、データラベルがずれて表示される

FlexGrid

  • [84254] FlexGridを含むコンポーネントがルーティングされてもメモリ上から破棄されない

  • [84337] 小数第七位以下の値を編集できない

  • [84338] InputTypeを"number"にするとクイック編集できない

  • [84352] マウスホイールを操作するとグリッドの表示位置がページ上部に移動する

  • [84376] 引用符(")を含む複数行のセル文字列をコピー&ペーストすると、文字列が変更されてしまう

  • [84443] Angular Materialと併用した場合、Undo/Redo操作を行うとブラウザのコンソールにエラーメッセージが表示される

  • [84441] 列幅にスターサイズを指定すると、グリッドが正しく描画されない場合がある

  • [84455] グループ化、固定列を設定した場合、1列目を非表示にすると、グループを折りたためない

  • [84471] DataMapを設定した列でクイック編集すると入力した値が二重に設定される

  • [84525] 列のisRequiredがfalseのときに未編集で終了しても変更ありとみなされる

FlexSheet

  • [84325] addBoundSheet/addUnboundSheetメソッドでFlexSheetのヘッダが適切に設定されない

  • [84401] 列ヘッダのキャプションをsetCellDataメソッドで設定できない

Excel

  • [[4402939215503]] [Excel] 空欄のセルをインポートすると、セルの値が""(空文字)としてインポートされる

Input

  • [84355] ionic4とAngularを利用した環境で、ドロップダウンが正常に動作しない

InputNumber

  • [84442] inputElement.maxLengthを設定した場合、最大桁数まで入力すると文字列を全選択した状態でも数値を入力できない

MultiSelect

  • [84253] ObservableArrayをネストしたデータをバインドした場合、項目を選択するとスクリプトエラーが発生する

OLAP

  • [84035] 文字列型と日付型のデータが正しく集計されない

  • [84343] 集計方法のリストに「標準偏差」が2つ表示される

5.20192.624(2019/08/21)

対応環境

  • TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)

  • Angular 2/4/5/6/7/8

  • React 16

  • Vue.js 2

機能の追加

全般

  • CollectionViewNavigatorコントロールが追加されました。CollectionViewの項目やページを操作することができます。

  • wijmo.undoモジュールとUndoStackクラスが追加され、HTML要素やWijmoコントロールで元に戻す/やり直しの操作を実行できるようになりました。元に戻す/やり直し操作は、HTMLのinput/textarea/select要素、Wijmoの全ての入力コントロール、全てのゲージコントロール、FlexGrid(およびその継承コントロール)に対応しています。また、FlexGridの元に戻す/やり直し操作は、セルの編集、貼り付け、ソート、列のサイズ変更、列の並べ替え、行の追加/削除に対応しています。

  • タグ関数glbzが追加され、テンプレート文字列で数値や日付の書式を設定できるようになりました。

  • 次のカルチャーに対応しました。

    • de-CH:ドイツ語(スイス)

    • vi:ベトナム語

    • mn-MN:モンゴル語

FlexChart

  • Legend.orientationプロパティが追加され、凡例の向きを変更できるようになりました。

FlexGrid

  • FlexGrid.autoRowHeightsプロパティが追加され、再描画時に自動的に行の高さをセルの内容に合わせて調整できるようになりました。

  • スクロール時に不要な再描画処理をスキップすることで、スクロールのパフォーマンスを向上しました。

  • FlexGrid.refreshOnEditプロパティが追加され、セル編集後にすべてのセルを再描画するかどうか指定できるようになりました。

    • true(既定値):セル編集後にすべてのセルを再描画します。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • false:セル編集後に編集されたセルのみを再描画します。セル編集後に他のセルを更新する必要がない場合(例:集計機能を利用していない場合)、セルの再描画処理を省略してパフォーマンスを向上することができます。

  • セル選択モードにSelectionMode.MultiRangeが追加され、複数のセル範囲を選択できるようになりました。選択されたセル範囲の一覧は、新しく追加されたFlexGrid.selectedRangesプロパティで取得できます。

FlexSheet

  • FlexSheet.allowAutoFillプロパティが追加され、オートフィル機能を有効にするかどうかを指定できるようになりました。

    • true(既定値):オートフィル機能を有効にします。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • false:オートフィル機能を無効にします。

Gauge

  • Gauge.showTickTextプロパティが追加され、目盛りにテキストラベルを表示できるようになりました。

    • false(既定値):目盛りにテキストラベルを表示しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • true:目盛りにテキストラベルを表示します。

  • RadialGaugeクラスに次のメンバーが追加され、針型のポインタを表示できるようになりました。

    • needleShapeプロパティ:針要素の形状を示します。

    • needleLengthプロパティ:針要素の長さを示します。

    • needleElementプロパティ:針要素のSVGElementを示します。

    • createNeedleElement静的メソッド:針要素のSVGElementを生成します。

  • Popup.isResizableプロパティが追加され、ポップアップをリサイズできるようになりました。

    • false(既定値):ポップアップをリサイズできません。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • true:ポップアップをリサイズできます。

React

  • MenuItemとMenuSeparatorコンポーネントが追加されました。

  • ListBox、ComboBox、MultiSelect、MenuコンポーネントにwjItemTemplateレンダープロップが追加され、カスタム項目を描画できるようになりました。

Vue.js

  • wj-menu-itemとwj-menu-separatorコンポーネントが追加されました。

不具合の修正

ComboBox

  • [84996] isDisabledをtrueからfalseに設定してからコントロールを有効化させ、フォーカス移動するとフォーカスが消える

FlexChart

  • [84221] ウォーターフォールチャートで注釈が正しい場所に表示されない

  • [84222] ウォーターフォールチャートで先頭のデータが正しく表示されない

  • [84223] ウォーターフォールチャートでツールチップに増減値が表示されない

FlexGrid

  • [84006] 詳細行のグリッドの列を固定してスクロールすると、子グリッドが親グリッドの上に重なってしまう

  • [84033] 列を固定してスクロールすると、列ヘッダとデータセルの位置がずれる

  • [84153] includeColumnsプロパティで列を除外してエクスポートすると、非表示の列が変更される

  • [84212] 詳細行から親のFlexGridのセルを設定すると、FlexGridが水平にスクロールする

  • [84218] 複数の列を含むセル範囲をクリップボードにコピーすると、先頭列のセルが空の場合、コピーから除外される

  • [84214] selectionModeを変更するとちらつきが発生する

  • [84296] FlexGridを無効にしたあと有効にすると、ドラッグによる行、列の移動ができなくなる

  • [84332] includeColumnsプロパティで列を除外してエクスポートすると、列幅が不正になる

InputDate

  • [84092] 和暦の日付入力で小文字のアルファベットが元号として認識されない

InputNumber

  • [84213] formatに「n」や「g」を設定した場合、コントロールからフォーカスを外しても「0.」と表示される

MultiRow

  • [84027] Safariで固定列内のチェックボックスをチェックするとスクロールする

TreeView

  • [84075] NodeにHTML要素が貼り付けられてしまう

5.20191.615(2019/06/19)

対応環境

  • TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)

  • Angular 2/4/5/6/7/8

  • React 16

  • Vue.js 2

機能の追加

全般

  • wijmo.formatメソッドで'{data.name}'のような深い階層の値を指定できるようになりました。

  • Angular 8に対応しました。

FlexChart

  • FlexChartのイベントが追加されました。

    • itemsSourceChangingイベント:新しいデータソースに連結される前に発生します。

    • itemsSourceChangedイベント:新しいデータソースに連結された後に発生します。

FlexGrid

  • FlexGrid.refreshRangeメソッドが追加され、指定した範囲のセルのみを再描画できるようになりました。

仕様変更

Input

  • 無効化された(isDisabledプロパティの値がtrue)入力コントロールの背景色を変更しました。従来のバージョンではどのブラウザでも同じ色(5.20181.462以前はグレー、5.20182.500以降は白)で表示されていましたが、本バージョンではHTML標準のinput要素の色に透明度を加えた色で表示されます。従来のバージョンと同様に背景色をグレーにするには、次のCSSコードを記述します。

    .wj-control[disabled] {
      opacity: .5 !important;
      background-color: #eeeeee !important;
    }

不具合の修正

全般

  • [84034] Wijmoに適用するカルチャを動的に変更できない

Angular

  • [83920] AngularアプリをAoTコンパイルするとエラーが発生する

  • [83929] AngularアプリをAoTコンパイルして実行後にファイルを編集するとエラーが発生する

  • [84060] Angularコンポーネントを継承してネストされたテンプレートを使用すると、AoTコンパイルエラーが発生する

AutoComplete

  • [83968] AutoCompleteで日本語入力ON(ローマ字変換)にすると、正しく入力できない

ComboBox

  • [83937] Form内にComboBoxとButtonを配置しComboBoxの変更後にButtonを押下すると、イベントの発生タイミングがChromeのPC版とMobile版で異なる

  • [83985] Wijmo 3のダイアログ上にコンボボックスを配置すると、マウスでコンボボックスの項目を変更できない

FlexGrid

  • [83924] セルテンプレートを複数定義したFlexGridとInputDateを配置すると、FlexGridスクロール後のInputDateのカレンダー表示に時間がかかる

  • [83941] 2列目のセルテンプレートで「display: inline-block; overflow: hidden;」を使用すると、1列目の編集モードが即時終了する

  • [83958] 行をドラッグしコントロールに表示されていない行に移動すると、行ヘッダとセルがズレて表示される

  • [83969] セルに長い文字列を設定し、値フィルタでその項目を選択すると、選択状態を示す背景色が途中で切れる

  • [83995] showMarqueeにTrueを設定した場合、列ヘッダ、行ヘッダと隣接するマーキーが表示されない

  • [84907] リンクが設定されているセルをスクロールしてからクリックすると、リンクが1回目で反応しない場合がある

FlexSheet

  • [83926] 非表示列を跨ぐようにセルを選択しDeleteキーを押下すると、スクリプトエラーが発生する

  • [83933] autoSizeColumnメソッド実行後に、コードによるフィルタ条件の設定が反映されない

Input

  • [83940] 無効化された入力コントロールの背景色が白になる

InputDate

  • [83996] カレンダーで今日を選択する丸のボタンを押下すると、再度カレンダーを開いた際にボタンが押された状態になる

InputDateTime

  • [83997] カレンダーアイコンの「1」の位置がずれる

InputMask

  • [83938] マスクを使用せずに全角文字を入力すると、カーソルが不正な位置に移動する

InputNumber

  • [83987] 入力要素のmaxLengthプロパティを設定しても、文字数制限が有効にならず制限値より多い桁数の数字を入力できる

OLAP

  • [83944] PivotGridコントロールで列ヘッダを折りたたんだ後、展開できなくなる

  • [83932] Popupを表示すると、一瞬ちらつきが発生する

5.20191.603(2019/04/24)

対応環境

  • TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)

  • Angular 2/4/5/6/7

  • React 16

  • Vue.js 2

機能の追加

全般

  • 新しいデモを公開しました。ES6とAngular/Vue/Reactの各種フレームワークのサンプルコードを提供しており、それぞれのフレームワークでの実装方法を確認することができます。いずれのサンプルも、直接コードを編集して実行結果を確認することができます。デモは全文検索に対応しています。

  • 新しいヘルプを公開しました。Wijmoの共通機能に加えて、各コントロールの基本的な使用方法の説明を追加しました。ヘルプは全文検索に対応しています。

  • 新しいAPIリファレンスを公開しました。APIリファレンスはタイトルの検索のみ対応しています。

  • npmパッケージに複数の形式のモジュールを収録するようになりました。従来のバージョンではES5+CommonJS形式のモジュールのみ収録していましたが、新たにES5+ESM、ES2015+CommonJS、ES2015+ESM形式のモジュールが追加されました。

  • npmパッケージに複数のバージョンのTypeScript型定義ファイル(.d.ts)を収録するようになりました。TypeScript 2.x用と3.x用の型定義ファイルが収録されます。

  • npmパッケージにAngularJSとKnockoutの相互運用モジュールが追加されました。

FlexChart

  • 範囲面チャートを表示できるようになりました。面チャートでbindingプロパティに'ymin,ymax'のように最小値と最大値を示すメンバー名を指定すると、最小値と最大値で囲まれた領域を塗りつぶして表示します。

  • 複数の円チャートを表示できるようになりました。FlexPie.bindingプロパティにコンマで区切られた複数のメンバー名を指定します。

  • ディープバインディングに対応し、bindingプロパティで'data.sales'のような深い階層のメンバーに連結できるようになりました。

  • Series.tooltipContentプロパティが追加され、系列ごとにツールチップを設定できるようになりました。

  • Series.itemFormatterプロパティが追加され、系列ごとにカスタム描画処理を設定できるようになりました。

FlexGrid

  • FlexGrid.errorTipプロパティが追加され、Wijmoのツールチップを使って検証エラーを表示できるようになりました。errorTipプロパティをnullに設定すると、従来のようにブラウザ既定のツールチップ(セルのtitle属性)を使用して表示されます。

  • FlexGrid.getClipStringメソッドにオプションの第4引数rowHdrsが追加され、行ヘッダーを含めてセルデータを取得するかどうかを指定できるようになりました。

  • FlexGrid.alternatingRowStepプロパティが追加され、交互行の間の行数を設定できるようになりました。

  • FlexGrid.anchorCursorプロパティが追加され、選択範囲を広げたときに選択範囲の開始位置(カーソル位置)と終了位置のどちらを変更するかを選択できるようになりました。

    • false(既定値):強調表示されるカーソル位置は新たに選択された位置になります。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • true:強調表示されるカーソル位置は最初に選択された位置のまま変更されません。これはExcelと同じ動作です。

  • FlexGrid.editColumnIndexプロパティが追加され、行を編集中であることを示す鉛筆アイコンを表示する列のインデックスを指定できるようになりました。

  • GroupPanel.showDragGlyphsプロパティが追加され、グループマーカー要素にドラッグ制御グリフを表示するかどうか指定できるようになりました。

  • Menu.closeOnLeaveプロパティが追加され、Menu.openOnHoverプロパティをtrueに設定した際に、マウスがメニューから離れたときにメニューを閉じるかどうかを指定できるようになりました。

MultiRow

  • layoutDefinitionでrowspanプロパティを設定して、セルを縦に結合できるようになりました。

  • MultiRow.newRowAtTopプロパティをtrueに設定して、MultiRowでも新しい行を先頭に表示できるようになりました。

  • layoutDefinitionでminWidthとmaxWidthプロパティを設定して、セルの最小幅と最大幅を指定できるようになりました。

OLAP

  • ShowAs列挙体に次のメンバーが追加されました。

    • PctPrevRow:前の行との比率を表示します。

    • PctPrevCol:前の列との比率を表示します。

  • PivotGrid.outlineModeプロパティが追加され、行のグループをアウトライン形式で表示して、よりコンパクトなサイズで表示できるようになりました。

  • PivotGrid.showValueFieldHeadersプロパティが追加され、値フィールドが1つしかない場合でも値フィールドのヘッダーを表示できるようになりました。

  • PivotGrid.allowMergingプロパティの設定が反映され、同じ値を持つセルを自動的に結合できるようになりました。また、allowMergingプロパティの既定値がAllHeadersに変更されました。

PrintDocument

  • PrintDocument.printメソッドにオプション引数callbackが追加され、印刷完了時に処理を実行することができるようになりました。

TreeView

  • TreeView.checkOnClickプロパティが追加され、チェックボックス表示時にノードをクリックしてチェックできるようになりました。

    • false(既定値):チェックボックスをクリックしたときだけチェックされます。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • true:ノードまたはチェックボックスをクリックしたときにチェックされます。

  • TreeView.checkedMemberPathプロパティが追加され、チェックボックスのチェック状態をデータソースのメンバーと連結できるようになりました。

  • TreeView.expandOnLoadプロパティが追加され、データ設定時に先頭のノードを自動的に展開するかどうかを指定できるようになりました。

    • true(既定値):データ設定時に先頭のノードを自動的に展開します。これは従来のバージョンと同じ動作です。

    • false:データ設定時に先頭のノードを自動的に展開しません。

機能の改善

FlexGrid

  • 水平方向に結合された列ヘッダーをクリックした際にソートを行わないように動作を改善しました。

  • 列数が多い場合の横方向のスクロールパフォーマンスが改善されました。

  • 時刻書式が設定された列の条件フィルターで、InputTimeコントロールを使ってフィルターを設定できるようになりました。

  • 条件フィルターで条件が指定されていない場合に値エディターが無効になるように動作を改善しました。次のようなCSSを設定して値エディターを非表示にすることもできます。

    .wj-conditionfilter-editor .wj-control.wj-state-disabled {
      display: none;
    }

OLAP

  • Alt+左/Alt+右キーを押して、行のグループを折りたたみ/展開できるようになりました。

仕様変更

全般

  • npmパッケージの構成と名称が変更されました。従来のバージョンでは「wijmo」という単一のパッケージを公開していましたが、複数の「@grapecity/wijmo.xxx」というパッケージに分割されました。この変更に伴い、製品をアップデートするには、npmパッケージをインストールし直してからコードのモジュール名を変換する必要があります。新しいnpmパッケージの使用方法と移行方法の詳細については、製品ヘルプの「npmによるWijmoの参照」を参照してください。従来の「wijmo」パッケージは当面の間は互換性維持のために提供されますが、今後提供を終了する予定です。

  • 製品のNpmImagesフォルダの「wijmo-amd-min」npmイメージが収録されなくなりました。代わりに「wijmo-commonjs-min」を使用してください。

  • 製品のDist\interop\angular2フォルダが収録されなくなりました。このフォルダにはグローバル名前空間のWijmoモジュールを使用するAngularモジュールが含まれていましたが、CommonJS形式のWijmoモジュールが追加されたことで、このフォルダのファイルは実用的ではなくなっていました。

  • 製品のDist\interop\vueフォルダが収録されなくなりました。このフォルダにはVue.js 1.0用のモジュールが含まれていました。

FlexGrid

  • FlexGrid.showAlternatingRowsプロパティが廃止されました。代わりにalternatingRowStepプロパティを使用してください。

    • showAlternatingRows = true(既定値)の場合:alternatingRowStep = 1に設定します。

    • showAlternatingRows = falseの場合:alternatingRowStep = 0に設定します。

不具合の修正

AutoComplete

  • [83640] itemsSourceFunctionでcallbackが実行されると、テキストボックス内が全選択される

FlexChart

  • [83837] FlexChartの折れ線グラフ(LineSymbols)で最小値(min)最大値(max)を設定した場合、グラフ領域を超えて線が描画されてしまう

FlexGrid

  • [83568] FlexGridにて、詳細行の描画速度が遅い

  • [83606] ツリー表示のFlexGridをPDFに出力した場合、子要素を持つレコードのBool型の値がチェックボックスとして出力されない

  • [83639] PageUpキーとPageDownキーでスクロールする行数が異なる

  • [83633] Angularにて、「ngIf」ディレクティブでFlexGridの表示/非表示を変更してグリッドの描画更新を行うとスクリプトエラーが発生する

  • [83836] 「grid.itemsSource.getError = getError;」の処理を実施すると、cellEditEndingイベントで新規行の場合にoldValueが取得できない

  • [83662] 固定列の最後の列を非表示にすると、固定列の境界を示す線が表示されない

  • [83744] Excelのリッチテキストを正しくインポートできない

  • [83838] FlexGridの日付列で条件フィルタを表示し、時間のドロップダウンリストをクリックすると、フィルタダイアログ自体が閉じてしまう

  • [83782] 印刷時にコントロールサイズの調整機能が働かない

  • [84532] 入力エラー時のツールチップが初期表示されている行以外で機能しない

  • [85041] DataMapのdisplayMemberPath/selectedValuePathに存在しない 空文字が入力できてしまう

FlexSheet

  • [83557] オートフィルにより、isReadOnlyプロパティがtrueのセルのデータも変更される

  • [83821] 新規行テンプレートに複数行をペーストしても、CollectionViewのitemsAddedプロパティには1行分しか追加されない

  • [83822] 連結モードでFlexSheetのヘッダ行を削除後にソートを行うと、ヘッダ行が復活し最後の行が消える

  • [83827] 列を非表示にした後で別のセルを選択すると、非表示列に設定されている背景色が隣接するセルに表示される

MultiRow

  • [83559] showMarqueeプロパティがtrueの場合、結合されたセルにwj-state-activeスタイルが設定されない

  • [83556] MultiRowで文字の水平位置を右に設定している場合、SPACEキー押下で編集状態になってもカーソルが表示ない

  • [83591] 非表示に設定した列がエクスポートしたExcelファイルでは非表示にならない

  • [83605] 非表示列がある場合、FlexGridPdfConverterのexportメソッドでエクスポートできない。

  • [83609] 列幅の自動調整の処理速度がFlexGridよりも非常に遅い

  • [83657] 一部の列を非表示としている場合、空の状態からCollectionVewにItemを追加すると、非表示列が表示される

  • [83727] 結合されているセルをコピーまたはペーストをするとスクロールアップしてしまう

  • [85630] keydownイベントでアクティブになっているセルエディタ内の文字列を選択した場合、テキストが全て選択されない

  • [83595] Popupをモーダルダイアログとして表示した後、つづけて同じPopupをモーダルダイアログとして表示しようとした場合、モードレスとして表示されてしまう

TreeView

  • [83569] ショートカットキーでノードの展開、折りたたみを実行しても、isCollapsedChangingイベント、isCollapsedChangedイベントが発生しない