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Wijmo 2023バージョンの更新履歴は以下の通りです。
新機能と変更点について
「機能の追加」の機能は、その機能を利用しない場合、製品の動作は従来のバージョンから変更ありません。
「機能の改善」の機能は、その機能を利用している場合、製品の動作が従来のバージョンから変更される場合があります。
5.20232.939 (2024/01/16)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0、3.1.2、3.9.9)/4(4.0.2-4.0.7、4.3.2、4.7、4.8、4.9)/5(5.2.2)
Angular 15/16/17
React 16/17/18
Vue.js 3
Angular17のサポートを追加しました。
cellEditEndingイベントのイベント引数CellEditEndingEventArgsオブジェクトにpreviousDataプロパティが追加され、編集前の値を取得できるようになりました。
axisクラスにgroupsOptionsオプションが追加され、CollectionViewのgroupDescriptionsに基づいてデータをグループ化して表示できるようになりました。グループ化機能を有効にするにはgroupsOptionsオプションのdisplayプロパティにAxisGroupsDisplay列挙体の値を指定します。AxisGroupsDisplay列挙体では次の値を設定することができます。
Show:グループ化して表示します
ShowGrid:グループ化(グリッド形式)で表示します
None:グループ化で表示しません
triggerプロパティが追加され、メッセージが表示されるタイミングを設定できるようになりました。triggerプロパティでは次の値を設定することができます。
hover:セルにホバーされた時にメッセージが表示されます(従来の動作)
focus:セルにフォーカスがある時にメッセージが表示されます
both:セルにホバーされた時とセルにフォーカスがある時にメッセージが表示されます
[7623034148751] が解除されました。
[8010088435343] が解除されました。
マウスホイールでのズームを実行した時にマウスポイントの位置を保ちながらズームができるようになりました。
UIから行の幅を変更した後でコンテキストメニューから行や列の挿入・削除を行ったときに、変更した行の幅を維持できるようになりました。
列や行をドラッグ&ドロップでコピーする時に表示されるマーキーの表示位置やドラッグ時の動作が改善されました。
検証エラーメッセージをスクリーンリーダーで読み上げられるようになりました。
getElementメソッドはdocumentを返却するようになりました。
この変更により、ownerにアクセスするようなAPIではnullではなくdocumentが返却されるようになります。
従来のようにnullを返却したい場合は、getElementメソッドを次のように上書きしてください。
<span class="ui-provider nw pu pv pw px py pz qa qb qc qd qe qf qg qh qi qj qk ql qm qn qo qp qq qr qs qt qu qv qw qx qy qz ra rb" dir="ltr">wijmo.getElement = (e) => {</span>
if (e instanceof Element) return e;
if (wijmo.isString(e))
try {
return document.querySelector(e);
} catch (e) {}
return e && e.jquery ? e[0] : null;
};
CSSのz-indexプロパティを利用する場合、!importantフラグが必要になりました。
2つ以上のコントロールで同一のCollectionViewを使用しisEditableプロパティがtrueの場合、textプロパティには新しい値が受け入れられなくなりました。この現象を回避するにはデータソースに通常の配列または異なるCollectionViewを設定してください。
[7384770418447] 列editorにMultiSelectを設定して項目を選択した場合、選択した項目数とheaderFormatで表示される数が一致しない
[7995215209871] グリッドをスクロール後、列エディタのコンボボックスからアイテムを変更できない
[8010941978895] imeEnabledがtrueの状態で日本語をクイック入力した場合、最初の文字が英語になる
[8011610089743] cellEditEndedでautoSizeColumnを実行している場合スクリプトエラーが発生する
[8060508034703] 結合されたセルをコピーする時、表示データと結合された範囲を埋めるために空白データがコピーされる
[8671769847439] 列editorにMultiSelectを設定した場合、実行時にスクリプトエラーが発生する
[7615352836111] ドロップダウンから時刻を選択した後、ComboBoxのドロップダウンを押下するとテキストが選択される
[8010636723855] 行ヘッダ上でCtrl+クリックで行選択解除する場合、選択範囲から行全体が解除されない
[7710854039695] allowDraggingがtrueの場合に、編集状態で全選択されたテキスト上をクリックしても全選択が解除されない
Vue.js2はEOLに伴い、サポート対象外となりました。
5.20231.904 (2023/10/04)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0、3.1.2、3.9.9)/4(4.0.2-4.0.7、4.3.2、4.7、4.8、4.9)
Angular 15/16
React 16/17/18
Vue.js 2/3
Angular16のサポートを追加しました。
これに伴いAngular14以前のバージョンは非サポートとなりました。詳細については、仕様変更を参照してください。
ColumnGroupクラスで次の改善が行われました。
heightプロパティが追加され、ヘッダーセルの高さを変更できるようになりました。
親ヘッダーセルにwidthが設定されている時、子ヘッダーセルではその値を分割した幅に自動的に調整されるようになりました。
ariaLabelプロパティが追加されました。
CSP: script-srcをサポートしました。
これに伴い、Functionコンストラクターおよびeval関数はソースコードから削除されました. 詳細については、仕様変更を参照してください。
Wijmoコントロールは、Angular16のサポートに対応するために特定のコードベースの変更を受けています。wijmo.angular2.* パッケージは、Angular14より前のバージョンはサポートしなくなりました。代わりに、Angular14以前のバージョンで使用できる wijmo.angular2legacy.* パッケージを利用することができます。 なお、wijmo.angular2legacy.* パッケージが配布されるのはこのバージョンが最初で最後であることに注意してください。近い将来、Wijmoディストリビューションから段階的に廃止される予定です。加えて、Angular14のみtsconfigファイルのSkipLibCheckオプションをtrueにすることで、引き続きwijmo.angular2.*パッケージを利用することができます。
CSP: script-srcのサポートのため、Functionコンストラクターおよびeval関数はソースコードから削除されました。 この変更により、文字列テンプレートで一部の複雑なケースを実行できなくなりました。文字列テンプレートは、コンテキストオブジェクトに渡すプリミティブな値のみをサポートします。 テンプレート自体に計算が必要な場合は、アロー関数をテンプレートとして使用できます。具体的には、FlexGridのセルテンプレートまたはFlexChartの凡例テンプレートでは、文字列テンプレートの代わりにアロー関数をテンプレートとして使用してください。
[6694089834127] majorGridとminorGridを表示したとき、majorUnitの値が軸の表示範囲より小さいと軸の副グリッド線が表示されない
[5714251181199] Selectorが表示されている列を非表示にしてから再表示すると、Selectorの動作が不正になる
[6590450944655] スクロール後にセルを選択し、連続で文字を入力した場合に最初の入力が上書きされる
[6856161750159] 列エディタにInputNumberを設定しisRequiredプロパティをfalseに設定した場合、Deleteキーで値を削除するとセルを編集できなくなる
[7134685895823] DataType=Numberの列を持つFlexGridにgetErrorを定義したCollectionViewを設定した場合、データがnullの場合にセルを選択するとセル選択がループする
[7985562988047] 固定列を設定しているとき、固定列のセルにマーキーが表示されない
[7039938775695] フィルター実行後にオートフィルを行うと非表示だったセルにも値がコピーされる
[6615882620175] 入力可能なComboBoxで入力した値がitemsSourceにある場合、スペースを入力することができない
[7160992958223] isEditableがtrueに設定されている場合、最初の文字列に一致するアイテムがselectedValueに設定される
[8247830052623] trimTextプロパティをtrueにしてもテキストのトリムが実行されない
[6803979288975] ドラッグ可能なPopupのhidingイベントをキャンセルするとポップアップのドラッグができなくなる
[6476044998927] command + zでUndoを実行することができない
5.20231.888 (2023/05/31)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0、3.1.2、3.9.9)/4(4.0.2-4.0.7、4.3.2、4.7、4.8、4.9)
Angular 2/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15 (2~13は非推奨)
React 16/17/18
Vue.js 2/3
React 18 Strictモードに対応しました。
changeCultureメソッドおよびchangeCultureSyncメソッドが追加され、動的にカルチャを変更できるようになりました。
commitEmptyEditsプロパティが追加され、null値のセルを未編集のまま編集を終了した後に値をnullのまま保持できるようになりました。
headersFocusabilityプロパティが追加され、矢印キーでヘッダーセルにフォーカス(セルの選択)を移動できるようになりました。
imeEnabled=falseの場合、列エディタのセルへのIME値のクイック編集が行われないように改善されました。
クイック編集を行いたい場合はimeEnabled=trueを設定してください。(これは通常のセルで、IME値をクイック編集したい場合の要件と同様です)
HeadersVisibilityプロパティの値がnoneもしくはrowの場合でも、スクリーンリーダーで列ヘッダーの値を読み上げられるようになりました。
Selectorクラスを利用している時、スクリーンリーダーでチェックボックスの状態を正しく読み取れるようになりました。
FlexGridFilterクラスを利用している時、条件フィルタ内の抽出条件のラベルをクリックしたときに、条件のドロップダウンが選択されるようになりました。
FlexGridFilterクラスを利用している時、JAWS(スクリーンリーダー)で値フィルタダイアログ内のチェックボックスの状態を正しく読み取れるようになりました。
[6553288199055] が解除されました。
OAuth2クラスは非推奨になりました。
通常aria-hiddenを持つ要素のデータ行の前に[wj-part='ch'](カラムヘッダーを含む)を移動させました。
コンテナー (columnHeader、rowHeader、topLeftCell、bottomLeftCell、columnFooter) とmarquee 要素の z-indexプロパティを調整して、グリッド内で適切な階層化が行われるように変更されました。
この変更はポップアップやモーダルなどz-indexが5以下の要素/コンポーネントの表示に影響します。 特定のz-indexの動作に依存している場合、この変更に対応するためz-indexの値を調整してください。
[5841898599311] タッチデバイス使用時でimeEnabled=trueの場合に編集可能なセルをタッチした際、ソフトウェアキーボードが表示される
[5907992132367] フィルタで検索ボックスに入力後、すぐにEnterを押下するとスクリプトエラーが発生する
[5922407551375] DataMapラジオボタンにてラベルやボタン外の部分をクリックしてフォーカスアウトすると最初の項目が選択される
[6264304459535] セルテンプレートを配置すると警告が表示される
[6310410001167] selectionMode=Noneかつグリッドとブラウザのスクロールバーが表示されている状態でスクロールを行うと、グリッド側のスクロールバーが正しく動作しない
[6319605914895] FlexGridColumnに列editorを設定した状態でソースコードを更新するとスクリプトエラーが発生する
[6552906304911] グループ化しているFlexGridでfrozenColumnsを2以上に設定した場合、グループ化されたセルの選択が不正になる
[5797480262671] autoRowHeightsがtrueの状態でrouterLinkを使用して他のページに遷移するとスクリプトエラーが発生する
[5544669596815] wj-flex-sheet経由で行数が決定されている時、200行目以降のapplyCellsStyleで設定した書式が有効にならない
[6185056456463] initializedイベントでitemSourceを設定し、フィルタを適用してセルを編集するとスクリプトエラーが発生する
[6396694803087] 空文字の項目を設定した状態でdeleteキーを押下すると空文字の項目が選択される
[5884569706511] labelタグをクリックしてもコントロールにフォーカスされない
[5867965582223] セパレータの直後にHが複数設定されている場合、入力時にセパレータが不正に表示される
[5900084800655] マスク文字にZを指定しても、!と半角スペースが入力できてしまう
[5922608700559] 特定の条件下でドロップダウンを開くと不正にrangeEndChangedイベントが発生する
[6003971803407] PivotChartでlegendToggleを設定しても正しく凡例の表示/非表示が切り替わらない
Operaはサポート対象外となりました