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ActiveReportsJSには、レポートアイテムの次の2つのプロパティが用意されています。

  • **静的プロパティ:**設計時に評価され、実行時に変更されません。
  • **動的プロパティ:**実行時に計算されます。条件付き書式、ページ番号、集計値、およびその他の基本的な機能は、動的プロパティに基づいています。

設計時の動的プロパティの値は、補間構文を含む文字列である式です。

補間構文

補間構文は、波括弧で囲まれた文字列であり、実行時に評価されて、計算結果に置き換えられます。たとえば、MixedFormatTextコントロールの[値]プロパティに次の式を使用できます。

<p>注文番号:#{orderID}</p>
<p>田中様、ご購入いただきありがとうございました。</p>

は、データセットフィールド参照を使用する補間構文であり、実行時にフィールド値に置き換えられます。

補間構文を使用すると、次の機能を使用できます。

  • 参照:様々なレポート要素に関連付けられている識別子です。
  • 演算子:計算と比較に使用されます。

式エディタダイアログ

レポートコントロールのほぼすべてのプロパティについて、プロパティのドロップダウンリストから[]を選択することで[式エディタ]を表示することができます。 このダイアログでは、レポートやプロパティに設定したい式を一覧の中から選択することができます。