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MixedFormatText

MixedFormatTextコントロールは、静的テキストと動的テキストを含める書式付きテキストをレポートに表示します。MixedFormatTextコントロールを使用して、メールマージレポート、ラベルを作成したり、データソースから書式設定済みテキストを表示したりできます。

MixedFormatTextコントロールの追加

MixedFormatTextコントロールをレポートに追加するには、ツールボックスのMixedFormatTextコントロールをダブルクリックするか、デザイン面やBandedListのバンドなどの他のコンテナにドラッグ&ドロップします。

基本的な構成設定

MixedFormatTextコントロールの一般的な構成設定には、基本プロパティスタイルプロパティテキストプロパティ、および表示プロパティが含まれます。

内容

[共通]セクションの[種類]プロパティは、書式付きテキストのマークアップ言語を設定します。現在、サポートされている言語はHTMLのみです。**[値]**プロパティで使用できるHTML要素は、次のどおりです。

  • <p>:段落を定義します。
  • <span>:記述コンテンツの汎用的な行内コンテナーです。
  • <h1> - <h6>:セクションの見出しを6段階で表します。
  • <ul>:項目の順序なしリストを表します。
  • <ol>:項目の順序付きリストを表します。
  • <li>:リストの項目を表すために用いられます。
  • <a>href 属性を用いて、ハイパーリンクを作成します。
  • <strong>または<b>:太字のテキストを表します。
  • <em>または<i>:斜体のテキストを示します。
  • <sup>:上付きテキストを定義します。
  • <sub>:下付きテキストを定義します。
  • <img>:画像を表示します。

上記の要素では、次のCSSプロパティがサポートされています。

img要素は、外部画像のURLに設定できるsrc属性をサポートします。埋め込み画像またはデータセットの画像を表示するには、次のdata-*属性をimgタグに使用します。

  • **ソース:**埋め込み画像およびデータベースの画像を指定できます。
  • **値:**埋め込み画像の名前または画像データを含むデータセットフィールドを指定できます。
  • **MIMEの種類:**選択した画像のMIMEの種類を指定できます。サポートされている種類は、image/pngimage/jpegimage/svg+xmlです。

[値]式は、上記の要素とプロパティを使用して混合形式のテキストを設定します。次のように、補間構文を使用して、MixedFormatTextコントロールに動的テキストを設定できます。

<p>注文番号:#{orderID}</p>
<p>田中様、ご購入いただきありがとうございました。</p>
<p>ご注文いただき、誠にありがとうございます。注文の発送準備を行なっております。商品が発送されましたら、Eメールにてお知らせいたします。</p>
<p>なお、商品発送後のお届け先変更はできない場合もあります。変更のご希望がある場合は<span style="color:red;font-weight:bold">早い段階でのショップへの連絡をおすすめいたします。</span></p>
<p>ご不明な点がございましたらどうぞお気軽に<a href="https://tradecompany/changeorder/{orderID}">こちら</a>よりお問い合わせください。</p>
<b>ABC株式会社</b>

プレビュー時に、**[値]**プロパティが設定されたリッチテキストは次のように表示されます。

**[値]**プロパティはバインドされたフィールドを参照し、フィールドの値がHTMLコンテンツである場合、サポートされている要素とプロパティがそれに応じて認識されて設定されます。

レイアウト

  • **1ページ内に収める:**リッチテキストを1ページ内に収めて表示します。
  • **テキストに合わせて拡張:**内容に合わせて、MixedFormatTextコントロールの高さを拡大するかどうかを示します。