[]
        
(Showing Draft Content)

Wijmo.Globalize

Globalize クラス

数値および日付の書式設定と解析を実装するクラス。

デフォルトでは、 Globalize はアメリカ英語カルチャを使用します。 カルチャを切り替えるには、該当する wijmo.culture ファイルをwijmoファイルの後にインクルードします。

次の例では、Globalize クラスを使用して、さまざまなカルチャの日付、時刻および数値の書式を設定する方法を示しています。

デモ

階層

  • Globalize

メソッド

静的 format

  • format(value: any, format: string, trim?: boolean, truncate?: boolean): string
  • 数値または日付を書式設定します。

    format 関数で使用される書式文字列は、 .NETグローバリゼーションライブラリで使用される書式とほぼ同じです。 使用可能な書式について説明するリンクを以下に示します。

    引数

    • value: any

      書式設定する数値または日付(その他すべての型は文字列に変換されます)。

    • format: string

      数値または日付の書式設定に使用する書式文字列。

    • オプション trim: boolean

      数値の結果から後続のゼロを除去するかどうか。

    • オプション truncate: boolean

      数値を切り捨てるか、切り上げるか。

    戻り値 string

    指定された値の文字列表現。

静的 formatDate

  • formatDate(value: Date, format: string): string
  • 現在のカルチャを使用して日付を書式設定します。

    format パラメータには、.NET形式の カスタム日時形式文字列 と次の追加要素が含まれます。

    • Q, q カレンダー四半期。
    • U 会計四半期(政府)。
    • u 会計四半期(民間)。
    • EEEE, EEE, EE, E 会計年度(政府)。
    • eeee, eee, ee, e 会計年度(民間)。

    次に例を示します。

    pre> var d = new Date(2015, 9, 1); // 2015年10月1日 console.log(wijmo.Globalize.format(d, '"FY"EEEE"Q"U') + ' (US culture)'); gt; FY2016Q1 (US culture) /pre>

    日本の文化で定義されているような複雑な時代に対処するための別の追加機能があります。

    • ggg 時代の名前(例: '平成'、 '昭和'、 '大正'、 または '明治').
    • gg 時代のイニシャル (例:. '平'、 '昭', '大'、 または '明').
    • g 時代の記号 (例: 'H'、 'S'、 'T'、 または 'M').

    デモ

    引数

    • value: Date

      書式設定する数値または日付。

    • format: string

      .NET形式の日付書式文字列。

    戻り値 string

    指定された日付の文字列表現。

静的 formatNumber

  • formatNumber(value: number, format: string, trim?: boolean, truncate?: boolean): string
  • 現在のカルチャを使用して数値を書式設定します。

    formatNumber メソッドは、すべての .NET形式の 標準の数値書式指定文字列 を受け入れ、 スケーリング、プレフィックス、サフィックス、およびカスタム通貨記号をサポートします。

    数値書式文字列の形式はAxxssccです。

    • A は、1つのアルファベット文字で表される書式指定子です。 大文字小文字は区別されません。
    • xx は、整数で表されるオプションの精度指定子です。 精度指定子は、結果の桁数に影響します。
    • ss は、数値のスケールするためのオプションの文字列です。これを指定する場合は、カンマで構成する必要があります。 数値が指定されたカンマごとに1000で除算されます。
    • cc は、通貨値の書式設定を行う際に、通貨シンボルをオーバーライドするために使用されるオプションの文字列です。 これは、現在のデフォルトとは異なる カルチャの通貨値を書式設定する場合に役立ちます (たとえば、英語カルチャを使用するアプリケーションでユーロや円の値を 書式設定する場合)

    次の表では、標準の数値書式指定子について説明し、 またデフォルトのカルチャの各書式指定子によって 生成される出力例を表示します。

    c 通貨: formatNumber(1234, 'c') => '$1,234.00'
    d 10進数(整数): formatNumber(-1234, 'd6') => '-001234'
    e 科学表記(小文字の「e」): formatNumber(123.456, 'e6') => '1.234560e+2' E 科学表記(大文字の「e」): formatNumber(123.456, 'E6') => '1.234560E+2' f 固定小数点: formatNumber(1234.5, 'f2') => '1234.50'
    F 固定小数点(桁区切り記号付き): formatNumber(1234.5, 'F2') => '1,234.50'
    g 汎用(末尾のゼロなし): formatNumber(1234.50, 'g2') => '1234.5'
    G 汎用(末尾のゼロなし、 桁区切り記号): formatNumber(1234.5, 'G2') => '1,234.5'
    n 数値: formatNumber(1234.5, 'n2') => '1,234.50'
    p パーセント: formatNumber(0.1234, 'p2') => '12.34 %' r ラウンド トリップ (g15と同じ): formatNumber(0.1234, 'r’) => '0.1234' x 16進数(整数): formatNumber(1234, 'x6') => '0004d2'

    単位変更指定子は、大きな値をチャートに表示する場合に特に便利です。たとえば、 次のマークアップは、人口とGDPをプロットするチャートを作成します。 生のデータでは、 人口は人数そのもの、GDPは100万単位です。 軸の書式設定で指定された単位変更に基づいて、人口は100万単位、GDPは兆単位で表示されます。

    import { FlexChart} from '@grapecity/wijmo.chart';
    new FlexChart('#theChart', {
        itemsSource: countriesGDP,
        bindingX: 'pop',
        chartType: 'Scatter',
        series: [
            { name: 'GDP', binding: 'gdp' }
        ],
        axisX: {
            title: 'Population (millions)'
            format: 'n0,,'
        },
        axisY: {
            title: 'GDP (US$ trillions)'
            format: 'c0,,'
        }
    });

    書式文字列には、出力に追加される定数の接頭辞と接尾辞の文字列を含めることもできます。

    存在する場合、接頭辞と接尾辞は、フォーマット文字列の先頭と末尾に 二重引用符で囲まれた文字列として指定されます。

    import { Globalize } from '@grapecity/wijmo';
    console.log(Globalize.formatNumber(value, '"thousands: "c3," k"'));
    console.log(Globalize.formatNumber(value, '"millions: "c1,," M"'));

    引数

    • value: number

      書式設定する数値。

    • format: string

      .NETスタイルの標準の数値書式文字列(例: 'n2'、'c4'、'p0'、'g2'、'd2')。

    • オプション trim: boolean

      結果から後続のゼロを除去するかどうか。

    • オプション truncate: boolean

      値を切り捨てるか、切り上げるか。

    戻り値 string

    指定された数値の文字列表現。

静的 getFirstDayOfWeek

  • getFirstDayOfWeek(): number
  • 現在のカルチャに従って週の最初の曜日を取得します。

    返される値は0(日曜日)~6(土曜日)です。

    戻り値 number

静的 getNumberDecimalSeparator

  • getNumberDecimalSeparator(): string
  • 数値の小数点記号として使用される記号を取得します。

    戻り値 string

静的 parseDate

  • parseDate(value: string, format: string, defaultDate?: Date): Date
  • 文字列を日付に解析します。

    2桁の年は、カレンダーの twoDigitYearMax プロパティの値に基づいて、完全な年に変換されます。 デフォルトでは、このプロパティは2029に設定されています。 つまり、2桁の30~99の値は19xxになり、0~29の値は20xxになります。 このしきい値は、カレンダーに新しい値を割り当てて変更できます。 次に例を示します。

    // カレンダーを取得します
    var cal = wijmo.culture.Globalize.calendar;
    
    // デフォルトのしきい値は2029なので、"30"は1930と解析されます
    cal.twoDigitYearMax = 2029;
    var d1 = wijmo.Globalize.parseDate('30/12', 'yy/MM'); // 2030年12月
    
    // しきい値を2100に変更すると、すべての値が20**と解析されます
    cal.twoDigitYearMax = 2100;
    var d2 = wijmo.Globalize.parseDate('30/12', 'yy/MM'); // 2030年12月

    引数

    • value: string

      日付に変換する文字列。

    • format: string

      日付の解析に使用する書式文字列。

    • オプション defaultDate: Date

      日付部分が入力内容から欠けている場合(たとえば、format = 'MM/dd')に参照として使用する日付。

    戻り値 Date

    指定された文字列で表される日付、または文字列が日付に解析できない場合はnull。

静的 parseFloat

  • parseFloat(value: string, format?: string): number
  • 文字列を浮動小数点数に解析します。

    引数

    • value: string

      数値に変換する文字列。

    • オプション format: string

      数値の解析時に使用する書式。

    戻り値 number

    指定された文字列で表される浮動小数点数、 または文字列を解析して浮動小数点数にできない場合はNaN

静的 parseInt

  • parseInt(value: string, format?: string): number
  • 文字列を整数に解析します。

    引数

    • value: string

      整数に変換する文字列。

    • オプション format: string

      数値の解析時に使用する書式。

    戻り値 number

    指定された文字列で表される整数。文字列を整数に解析できない場合はNaN