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Wijmoは、新世代のJavaScriptコントロールです。最新のHTML5技術を活用する一方で、従来のブラウザもこれまでどおりサポートしています。その結果、コントロールは以前より大幅に高速、軽量で、使用しやすくなっています。
Wijmoは、ECMAScript 5にのみ依存しています。このため、jQuery、jQuery UIなどの他のフレームワークを使わずに単独で使用できます。
Wijmoは次の技術を活用しています。
ECMAScript5:ECMAScript 5標準では、プロパティゲッター/セッターのサポートが追加されています。これは小さな変更のようですが、大きな違いをもたらします。ECMAScript 5標準には、ほかにも多くの機能強化が行われています。たとえば、bindメソッドを使用して、コールバックで「this」パラメータ値を指定できます。また、時間を大幅に短縮できる新しい配列メソッドもあります。
SVG:最新のブラウザはSVGを実装しており、目を見張るようなデータのビジュアル表現を簡単に作成できます。WijmoはSVGを直接活用しています。従来のブラウザをサポートする場合に必要なオーバーヘッドはありません。
TypeScript:WijmoはTypeScriptで開発されており、型チェックやOOPの概念(モジュール、クラス、継承など)を利用しています。提供されるモジュールは純粋なJavaScriptなので、開発作業ではどちらの言語も使用できます。
モバイルデバイス:Wijmoは、開発当初から、モバイルブラウザのサポートを組み込むことを前提に設計されました。すべてのWijmoコントロールの設計と実装において、レスポンシブレイアウトとタッチ操作のサポートは重要な考慮事項でした。
JavaScriptフレームワーク:Wijmoは、Angular、React、Vue.js、Next.js、Nuxt.jsなどの主要なJavaScriptフレームワークをサポートしています。オンラインデモでは、Angular、React、Vue.jsのサンプルを公開しています。
Bootstrap:Bootstrapは、強力で使用しやすい、最も人気のあるCSSフレームワークの1つです。Wijmoのサンプルとオンラインドキュメントにもこのフレームワークが使用されています。Bootstrapを使用すれば、手間をかけることなく、きれいにWijmoを組み込むことができます。現在サポートされているバージョンはBootstrap3です。