フォント登録

Webデザイナコンポーネントは、デフォルトでTextBoxなどのレポートコントロールに使用できる事前定義されたフォントのリストを使用します。また、ActiveReportsJSのAPIを使用すると、Google Fontsのようなカスタムフォントを登録して、レポートで使用できます。

フォントを登録するための基本的な方法はFontDescriptorです。以下は、Robotoフォントを定義するFontDescriptorインスタンスのサンプルです。

const robotoFont = {
  name: "Roboto",
  source:
    "https://fonts.gstatic.com/s/roboto/v20/KFOkCnqEu92Fr1MmgVxIIzI.woff2",
};

FontStoreオブジェクトのregisterFontメソッドは、次のようにフォント記述子オブジェクトを受け取り、指定されたフォントを登録します。

import { Core } from "@mescius/activereportsjs";

await Core.FontStore.registerFonts(robotoFont);

アプリケーションは、Webデザイナコンポーネントを初期化する前に上記のコードを呼び出す必要があります。

また、同じAPIを使用して、ActiveReportJSビューワのインスタンスのカスタムフォントを登録します。詳細については、フォントの登録を参照してください。

Webデザイナコンポーネントで利用可能なフォントのリストの操作

WebデザイナコンポーネントのfontSetプロパティを使用して、レポートを設計する時に使用できるフォントのリストを操作できます。このプロパティで設定可能な値は以下のとおりです。

• default: カルチャ設定に応じて、デフォルトのフォントを使用できます。

• registered: 「Arial」およびカスタムの登録済みフォントを使用できます。

• all: デフォルトおよび登録済みフォントを使用できます。