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SpreadJS では、連続しない複数のセル範囲をデータソースとして選択して、チャートを作成することができます。これにより、選択したデータソースに基づいて、表示するチャートを柔軟に変更することができます。
チャートでは、データソースの複数選択は次のように動作します。
最初に選択した範囲は基準となるデータソースとして使用されます。
データの行/列の方向は、データソースから判断して最適な方向を推定します。
データの名前エリア、カテゴリーエリア、およびデータエリアは、それぞれのデータ型に基づいて分類されます。
例:次の図は、クマ、イルカ、クジラの年間に記録したデータを示します。さらに、複数選択オプションを使用してクマとクジラを選択したデータ範囲の縦棒チャートが含まれます。
次のサンプルコードは、複数選択オプションを使用してクマとクジラを選択したデータ範囲をチャートに追加する方法を示します。
// チャートを追加します。
sheet.charts.add("chart1", GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.columnClustered, 0, 100, 400, 300, "Sheet1!$A$1:$B$5,Sheet1!$D$1:$D$5");
データソースがチャートのデータ構造と一致しない場合、無効なデータソースとして破棄されます。また、データソースの最初のセルに数値が含まれない場合、名前エリアとして扱われます。
例:次の図では、最初のデータソースに文字列が設定されています。その結果、チャートは最初のデータソースを名前エリアとして使用し、その他の範囲をカテゴリエリア、データエリアとして使用します。
デザイナを使用してこの機能を有効にするには、次の手順を実行します。
データテーブルから最初のデータエリアを選択し、Ctrl キーを押して他のデータソースを選択します。
[挿入] > [チャート]タブグループ内の「チャート」ボタンをクリックして、チャートの種類を選択します。
次の図は、データソースに複数選択オプションを使用してチャートを作成する方法を示します。