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Wijmo_Input.Multiselectlistbox

MultiSelectListBox クラス

MultiSelectListBoxコントロールには、「すべて選択」ボタンと「フィルタ」入力を備えたListBoxが含まれるMultiSelectListBoxコントロール。

「すべて選択」および「フィルタ」要素は、showSelectAllCheckboxおよびshowFilterInputプロパティを使用して表示または非表示にできます。MultiSelectListBoxコントロールは、MultiSelectコントロールによってドロップダウンとして使用されます。

階層

コンストラクタ

constructor

  • MultiSelectListBox クラスの新しいインスタンスを初期化します。

    引数

    • element: any

      コントロールをホストするDOM要素、またはホスト要素のCSS セレクター(例: '#theCtrl')。

    • オプション options: any

      コントロールの初期化データを含むJavaScriptオブジェクト。

    戻り値 MultiSelectListBox

プロパティ

caseSensitiveSearch

caseSensitiveSearch: boolean

検索するときに大文字と小文字を区別するかどうかを決定する値を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はfalseです。

checkOnFilter

checkOnFilter: boolean

フィルタテキストが変更されたときに、MultiSelectListBoxがすべてのフィルタされた項目を自動的に選択するかどうかを決定する値を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はtrueです。これにより、コントロールはExcelのように動作し、 フィルタが適用されたときに表示されているすべての項目をチェックオンにします。

たとえば、「Alice」、「Bob」、「Mary」の3つの項目があるコントロールでは、 フィルタに「a」と入力すると、コントロールに「Alice」と「Mary」の項目が表示され、両方がチェックオンされた状態になります。

このプロパティをfalseに設定すると、 コントロールはフィルタされた項目を自動的にチェックできなくなり、 フィルタ値に関係なくチェックオンされた項目が表示されたままになります。

たとえば、「Alice」、「Bob」、「Mary」の3つの項目があるコントロールでは、 フィルタに「a」と入力すると、コントロールに「Alice」と「Mary」の項目が表示されますが、 どちらもチェックされません。 次にユーザーが「Mary」をチェックし、 フィルタに「b」と入力すると、リストには「Mary」(チェックされている状態)と 「Bob」(チェックされていない状態)の項目が表示されます。

checkedItems

checkedItems: any[]

現在チェックされている項目を含む配列を取得または設定します。

checkedMemberPath

checkedMemberPath: string

各項目の隣に配置したチェックボックスを制限するために使用されるプロパティの名前を取得または設定します。

collectionView

collectionView: ICollectionView

項目ソースとして使用されるICollectionView オブジェクトを取得します。

delay

delay: number

キーストロークが発生してから検索が実行されてフィルタが更新されるまでの遅延(ミリ秒単位)を取得または設定します。

このプロパティは、showFilterInputプロパティがtrueに設定されている場合にのみ役立ちます。

このプロパティのデフォルト値は500ミリ秒です。

displayMemberPath

displayMemberPath: string

項目の視覚表示として使用するプロパティの名前を取得または設定します。

filterInputPlaceholder

filterInputPlaceholder: string

MultiSelectListBoxのフィルタ入力要素に対してプレースホルダとして使用される文字列を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はnullです。これにより、コントロールには、ローカライズ化された文字列 「フィルタ」が表示されます。

hostElement

hostElement: HTMLElement

コントロールをホストしているDOM要素を取得します。

isContentHtml

isContentHtml: boolean

項目の内容がプレーンテキストとHTMLのどちらであるかを示す値を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はfalseです。

isDisabled

isDisabled: boolean

コントロールが無効かどうかを判定する値を取得または設定します。

無効化されたコントロールは、マウスイベントやキーボードイベントを取得できません。

isTouching

isTouching: boolean

現在、コントロールがタッチイベントを処理しているかどうかを示す値を取得します。

isUpdating

isUpdating: boolean

コントロールが現在更新中かどうかを示す値を取得します。

itemsSource

itemsSource: any

リスト項目を含む配列またはICollectionView オブジェクトを取得または設定します。

listBox

listBox: ListBox

このMultiSelectListBoxによってホストされるListBoxコントロールへの参照を取得します。

rightToLeft

rightToLeft: boolean

要素内のコントロールを右から左のレイアウトでホストするかどうかを示す値を取得します。

selectAllLabel

selectAllLabel: string

showSelectAllCheckbox プロパティがtrueに設定されている場合、 表示される「すべて選択」チェックボックスのラベルとして使用する 文字列を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はnullです。これにより、コントロールには、ローカライズ化された文字列「すべて選択」が表示されます。

selectedIndex

selectedIndex: number

現在選択されている項目のインデックスを取得または設定します。

showFilterInput

showFilterInput: boolean

表示される項目をフィルタするために、コントロールが項目の上に「フィルタ」入力を表示するかどうかを取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はfalseです。

showGroups

showGroups: boolean

データグループを区切るために MultiSelectListBox にグループヘッダー項目を含めるかどうかを決定する値を 取得または設定します。

データグループを作成するには、itemsSource として使用されるICollectionView オブジェクトのICollectionView.groupDescriptions プロパティを変更します。 MultiSelectListBox には、グループ化の最初のレベルのみが表示されます。

このプロパティのデフォルト値はfalseです。

showSelectAllCheckbox

showSelectAllCheckbox: boolean

コントロールのすべての項目を選択または選択解除するために、項目の上に「すべて選択」チェックボックスを表示するかどうかを取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はfalseです。

tabOrder

tabOrder: number

コントロールに関連付けられたtabindex属性の値を取得または設定します。

tabindex属性値は、コントロールのホストHTML要素で指定することで、 Wijmoコントロールに対して静的に定義できます。 ただし、Wijmoコントロールは複雑な構造であり、コントロールが正しく機能できるように、属性値を内部要素に伝達する必要があるため、 この値をアプリケーションのライフサイクルの後半で変更することはできません。

そのため、コントロールのtabindexを動的に読み取ったり変更したりするには、このプロパティを使用して行う必要があります。

virtualizationThreshold

virtualizationThreshold: number

ドロップダウン ListBoxで仮想化を有効にするために必要な最小行数、最小列数、 またはその両方を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値は非常に大きい数値であり、仮想化が無効になっていることを意味します。 仮想化を有効にするには、値を0または正の数に設定します。

詳細については、{@link ListBox.virtializationThreshold} プロパティを参照してください。

静的 controlTemplate

controlTemplate: string

MultiSelectListBox コントロールのインスタンス化に使用されるテンプレートを取得または設定します。

メソッド

addEventListener

  • addEventListener(target: EventTarget, type: string, fn: any, capture?: boolean, passive?: boolean): void
  • このControl が所有する要素にイベントリスナーを追加します。

    コントロールは、アタッチされているリスナーとそのハンドラのリストを保持し、 コントロール が破棄されているときにそれらを簡単に削除すること ができます(disposeremoveEventListener ) メソッドを参照してください)。

    イベントリスナーを削除しないと、メモリリークが発生する可能があります。

    デフォルトでは passive パラメータはfalseに設定されています。これはイベントハンドラが event.preventDefault() を呼び出すことを意味します。 タッチイベントまたはマウスホイールイベントにpassiveハンドラを追加する場合は、このパラメータをtrueに設定するとアプリケーションのパフォーマンスが向上します。

    passive イベントリスナーの詳細については、「Improving scrolling performance with passive listeners」を参考してください。

    引数

    • target: EventTarget

      イベントのターゲット要素。

    • type: string

      イベントを指定する文字列。

    • fn: any

      イベントが発生したときに実行する関数。

    • オプション capture: boolean

      リスナーがターゲット要素によって処理される前にコントロールによって処理される必要があるかどうかを示します。

    • オプション passive: boolean

      ハンドラーが preventDefault() を呼び出さないことを示します。

    戻り値 void

applyTemplate

  • applyTemplate(classNames: string, template: string, parts: Object, namePart?: string): HTMLElement
  • コントロールの新しいインスタンスにテンプレートを適用し、ルート要素を返します。

    このメソッドは、テンプレート化されたコントロールのコンストラクターによって呼び出される必要があるため、 このメソッドを使用することができません。 また、テンプレートのパーツを対応するコントロールのメンバに連結します。

    以下のサンプルコードは、InputNumber コントロールのインスタンスにテンプレートを適用します。 このテンプレートには、'wj-part'属性が'input'、'btn-inc'、および'btn-dec'に設定された要素を含める必要があります。 コントロールのメンバである'_tbx'、'_btnUp'、'_btnDn'には、これらの要素への参照が割り当てられます。

    this.applyTemplate('wj-control wj-inputnumber', templateString, {
      _tbx: 'input',
      _btnUp: 'btn-inc',
      _btnDn: 'btn-dec'
    }, 'input');

    @param classNames コントロールのホスト要素に追加するクラスの名前。 @param template コントロールのテンプレートを定義するHTML文字列。 @param parts パーツ変数とその名前のディクショナリー。 @param namePart ホスト要素にちなんで名付けられたパーツの名前。 これにより、コントロールがフォームで使用されたときにデータをどのように送信するかが決まります。

    引数

    • classNames: string
    • template: string
    • parts: Object
    • オプション namePart: string

    戻り値 HTMLElement

beginUpdate

  • beginUpdate(): void

containsFocus

  • containsFocus(): boolean
  • このコントロールにフォーカスのある要素が含まれているかどうかをチェックします。

    戻り値 boolean

deferUpdate

  • deferUpdate(fn: Function): void
  • beginUpdate/endUpdate ブロック内で関数を実行します。

    この関数の実行が完了するまでコントロールは更新されません。 このメソッドは、関数が例外を生成した場合でも endUpdate が呼び出されるようにします。

    引数

    • fn: Function

      実行する関数。

    戻り値 void

endUpdate

  • endUpdate(): void

focus

  • focus(): void
  • このコントロールにフォーカスを設定します。

    戻り値 void

getTemplate

  • getTemplate(): string
  • コントロールのインスタンスの作成に使用されたHTMLテンプレートを取得します。

    このメソッドは、クラス階層をさかのぼってコントロールのテンプレートを指定する最も近い祖先を探します。 たとえば、ComboBox コントロールのプロトタイプを指定した場合、 そのプロトタイプによってDropDown 基本クラスで定義されたテンプレートがオーバーライドされます。

    戻り値 string

hasOwnProperty

  • hasOwnProperty(v: PropertyKey): boolean
  • オブジェクトが指定されたプロパティを持つかどうかを判定します。

    引数

    • v: PropertyKey

      プロパティの名前。

    戻り値 boolean

initialize

  • initialize(options: any): void
  • 指定したオブジェクトからプロパティをコピーしてコントロールを初期化します。

    このメソッドを使用すると、各プロパティの値をコードで設定する代わりにプレーンなデータオブジェクトを使用してコントロールを初期化できます。

    例:

    grid.initialize({
      itemsSource: myList,
      autoGenerateColumns: false,
      columns: [
        { binding: 'id', header: 'Code', width: 130 },
        { binding: 'name', header: 'Name', width: 60 }
      ]
    });
    
    // 以下と同等です。
    grid.itemsSource = myList;
    grid.autoGenerateColumns = false;
    // など

    初期化データは適用時に型チェックされます。 初期化オブジェクトに不明なプロパティ名または無効なデータ型が含まれている場合、このメソッドは例外を発生します。

    引数

    • options: any

      初期化データを含むオブジェクト。

    戻り値 void

invalidate

  • invalidate(fullUpdate?: boolean): void
  • 非同期更新を発生させるため、コントロールを無効にします。

    引数

    • オプション fullUpdate: boolean

      内容だけでなくコントロールのレイアウトも更新するかどうか。

    戻り値 void

isPrototypeOf

  • isPrototypeOf(v: Object): boolean
  • オブジェクトが別のオブジェクトのプロトタイプチェーンに存在するかどうかを判定します。

    引数

    • v: Object

      プロトタイプチェーンが判定される別のオブジェクト。

    戻り値 boolean

onCheckedItemsChanged

  • onCheckedItemsChanged(e?: any): void
  • checkedItemsChanged イベントを発生させます。

    引数

    • オプション e: any

    戻り値 void

onGotFocus

onInvalidInput

  • invalidInput イベントを発生させます。

    イベントハンドラーがイベントをキャンセルした場合、コントロールは無効な入力内容とフォーカスを保持します。

    引数

    戻り値 boolean

onRefreshed

onRefreshing

onSelectedIndexChanged

  • onSelectedIndexChanged(e?: EventArgs): void

propertyIsEnumerable

  • propertyIsEnumerable(v: PropertyKey): boolean
  • 指定されたプロパティが列挙可能かどうかを判断します。

    引数

    • v: PropertyKey

      プロパティの名前。

    戻り値 boolean

removeEventListener

  • removeEventListener(target?: EventTarget, type?: string, fn?: any, capture?: boolean): number
  • このControl が所有する要素にアタッチされている1つまたは複数のイベントリスナーを解除します。

    引数

    • オプション target: EventTarget

      イベントのターゲット要素。 nullの場合、すべてのターゲットにアタッチされているリスナーが解除されます

    • オプション type: string

      イベントを指定する文字列。 nullの場合、すべてのイベントにアタッチされているリスナーが解除されます。

    • オプション fn: any

      削除するハンドラ。 nullの場合は、すべてのハンドラが削除されます。

    • オプション capture: boolean

      リスナーがキャプチャリスナーかどうか。 nullの場合、キャプチャリスナーと非キャプチャリスナーの両方が解除されます。

    戻り値 number

    削除されたリスナーの数。

toLocaleString

  • toLocaleString(): string
  • 現在のロケールを使用して文字列に変換された日付を返します。

    戻り値 string

toString

  • toString(): string
  • オブジェクトの文字列表現を返します。

    戻り値 string

valueOf

  • valueOf(): Object
  • 指定されたオブジェクトのプリミティブ値を返します。

    戻り値 Object

静的 disposeAll

  • disposeAll(e?: HTMLElement): void
  • HTML要素に含まれるすべてのWijmoコントロールを破棄します。

    引数

    • オプション e: HTMLElement

      コンテナー要素。

    戻り値 void

静的 getControl

  • getControl(element: any): Control
  • 指定したDOM要素でホストされているコントロールを取得します。

    引数

    • element: any

      コントロールをホストするDOM要素、またはホスト要素のCSS セレクター(例: '#theCtrl')。

    戻り値 Control

静的 invalidateAll

  • invalidateAll(e?: HTMLElement): void
  • 指定したHTML要素に含まれるすべてのWijmoコントロールを無効化します。

    このメソッドは、コントロールの表示状態やサイズを変更する 動的なパネルをアプリケーションで使用している場合に使用します。 たとえば、スプリッタ、アコーディオン、およびタブコントロールは通常、 その中の要素の表示状態を変更します。この場合、その要素に含まれるコントロールに通知しないと、 それらのコントロールが適切に機能しなくなる可能性があります。 これが起こる場合は、動的コンテナーで適切なイベントを処理し、 Control.invalidateAll メソッドを呼び出してコンテナー内のWijmoコントロールの レイアウト情報が適切に更新されるようにする必要があります。

    引数

    • オプション e: HTMLElement

      コンテナー要素。nullに設定すると、ページ上に存在するすべてのWijmoコントロールが無効化されます。

    戻り値 void

静的 refreshAll

  • refreshAll(e?: HTMLElement): void
  • HTML要素で存在するすべてのWijmoコントロールを更新します。

    コントロールが時間おいて更新される代わりに直ちに更新されること以外はinvalidateAll メソッドと同様です。

    引数

    • オプション e: HTMLElement

      コンテナー要素。nullに設定すると、ページ上に存在するすべてのWijmoコントロールが無効化されます。

    戻り値 void

イベント

checkedItemsChanged

checkedItemsChanged: Event<MultiSelectListBox, EventArgs>

checkedItems プロパティの値が変更されたときに発生します。

gotFocus

gotFocus: Event<Control, EventArgs>

コントロールがフォーカスを取得したときに発生します。

invalidInput

invalidInput: Event<Control, CancelEventArgs>

無効な文字が入力されたときに発生します。

ユーザーが入力した値が適切な種類に変換できない値、または有効な範囲外の値を貼り付ける場合、 無効な入力エラーが発生する場合があります。

イベントハンドラーがイベントをキャンセルする場合、 ユーザーがエラーを修正できるように、 コントロールは無効なコンテンツとフォーカスを保持します。

イベントがキャンセルされない場合、コントロールは無効な入力エラーを無視し、 元のコンテンツを保持します。

lostFocus

lostFocus: Event<Control, EventArgs>

コントロールがフォーカスを失ったときに発生します。

refreshed

refreshed: Event<Control, EventArgs>

コントロールが内容を更新した後で発生します。

refreshing

refreshing: Event<Control, EventArgs>

コントロールが内容を更新する直前に発生します。

selectedIndexChanged

selectedIndexChanged: Event<MultiSelectListBox, EventArgs>

selectedIndex プロパティの値が変更されたときに発生します。