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デザイナの組み込み(Svelte)

このトピックではSvelteフレームワークでデザイナを使用する際のSvelte対応パッケージについて説明します。Svelte対応パッケージからデザイナをWebアプリケーションに組み込む方法については、クイックスタート > Webデザイナコンポーネントの使用 > Svelteを参照してください。

npmからインストール

Svelte対応パッケージはnpmを利用してインストールすることができます。@mescius/activereportsjs-svelteパッケージをプロジェクトにインストールすると、デザイナを使用できます。

Svelte対応パッケージは@mescius/activereportsjsパッケージに依存しており、Svelte対応パッケージをインストールすると同時にインストールされます。

Svelteのデザイナ

Svelteのデザイナは、次のようにSvelteコンポーネントにインポートして、マークダウンに含めることができます。

<script lang="ts">
    import {Designer} from "@mescius/activereportsjs-svelte";
</script>

<div id="designer-host">
    <Designer report={{ id: "report.rdlx-json", displayName: "my report" }}></Designer>
</div>

デザイナには、次のプロパティ・メソッドが用意されています。

プロパティ・メソッド

設定値

説明

onInit

()=>DesignerConfig

デザイナを初期化する時のオプションを含むDesignerConfigオブジェクトを返却します。使用方法は「カスタマイズ」を参照してください。

dataSources

DataSourceTemplatesの配列

事前定義されたデータソースとデータセットを設定します。

reportList

Report Resource Info itemsの配列

SubReportコントロールの[レポート名前]プロパティを設定します。

imageList

Image Resource Info itemsの配列

Imageコントロールの事前定義画像を設定します。

onCreate

onCreate関数

デザイナのツールバーに[新規作成]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。

onOpen

onOpen関数

ツールバーに[開く]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。

onRender

onRender関数

ツールバーに[プレビュー]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。

onSave

onSave関数

ツールバーに[保存]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。

onSaveAs

onSaveAs関数

ツールバーに[名前を付けて保存]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。

onOpenFileMenu

onOpenFileMenu関数

ツールバーに[ファイル]メニューを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。

report

レポートオブジェクト

指定されたレポートをデザイナに読み込みます。

documentChanged

(args: DocumentChangedEventArgs)=>void

デザイナに読み込まれたレポートが変更されたときに発生するイベントのハンドラを設定します。

また、親コンポーネントは、デザイナ参照を作成して、Designer クラスcreateReportgetReportsetReport、およびprocessCommandメソッドを使用できます。

<script lang="ts">
    import {Designer} from "@mescius/activereportsjs-svelte";
    import {onMount} from 'svelte';
    let designerInst: Designer;
    onMount(()=>{
        designerInst.setReport({ id: "report.rdlx-json", displayName: "my report" });
    })
</script>

<div id="designer-host">
    <Designer bind:this={designerInst}></Designer>
</div>