レイヤー一覧

レイヤーを使用すると、レポートアイテムをグループに整理し、グループごとにデザイン時と実行時の動作を割り当てることができます。

すべてのレポートコントロールには、［レイヤー名］ プロパティがあり、［プロパティ］の ［レイアウト］ セクションから使用できます。デフォルトでは、レポートに ［default］ レイヤーがあり、新しく追加されたすべてのレポートアイテムがこのレイヤーに自動的にわりあてられます。デザイナには、レイヤーを追加、削除、および変更するために ［レイヤー］ が含まれます。

レイヤーの追加、そのプロパティの設定、および新しく追加されたレイヤーにレポートアイテムの割り当てる方法

各レイヤーには、レイヤーに属するレポートアイテムのデザイン時と実行時の動作を決定するプロパティが含まれます。

ロック：レイヤーのレポートアイテムの位置と寸法の変更を無効にします。デフォルトでは、オフになっています。
表示：デザイン時にレイヤーのレポートアイテムを表示または非表示にします。デフォルトでは、表示されます。
フィールドセレクタの表示：レイヤーのテキストボックスの［フィールドセレクタ］ドロップダウンを有効または無効にします。デフォルトでは、オンになっています。
透過：レイヤーの透明度を設定します。0%（デフォルト値）を設定するとレイヤーのレポートアイテムが設計時に完全に透明になり、100%を設定すると完全に不透明になります。0%と100%の中間にある何れかの値を設定すると、レポートアイテムが半透明になります（つまり、レポートアイテムの背後のコンテンツが見えます）。
出力デバイス：このセクションは、レイヤーのレポートアイテムをさまざまな出力デバイスで描画するかどうかを決定します。
- すべて：すべてのデバイスの出力にレポートアイテムを含めるか除外するかを指定します。
- 画面に表示：ビューワの出力にレポートアイテムを含めるか除外するかを指定します。
- 印刷：印刷出力にレポートアイテムを含めるか除外するかを指定します。
- エクスポート：エクスポートにレポートアイテムを含めるか除外するかを指定します。