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このトピックではVueフレームワークでデザイナを使用する際のVue対応パッケージについて説明します。Vue対応パッケージからデザイナをWebアプリケーションに組み込む方法については、クイックスタート > Webデザイナコンポーネントの使用 > Vueを参照してください。
Vue対応パッケージはnpmを利用してインストールすることができます。@grapecity/activereports-vueパッケージをプロジェクトにインストールすると、デザイナを使用できます。
Vue対応パッケージは@grapecity/activereportsパッケージに依存しており、Vue対応パッケージをインストールすると同時にインストールされます。また、Vue 2.0を使用している場合は、@vue/composition-apiパッケージをインストールする必要があります。
Vueのデザイナは、次のように @grapecity/activereports-vue パッケージからインポートして、親コンポーネントのテンプレートに含めることができます。
import Vue from "vue";
import { Designer } from "@grapecity/activereports-vue";
new Vue({
el: "#app",
components: { "arjs-designer": Designer },
template: "<div style='width:100%;height: 100vh'><arjs-designer /></div>",
});
デザイナには、次のプロパティが用意されています。
プロパティ | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
hotkeysEnabled | boolean | ファイルを開くおよび保存するショートカットを有効にするかどうかを示します。 |
language | string | デザイナコンポーネントの表示言語を設定します。詳細については、「表示言語を設定する」を参照してください。 |
fontSet | "default" | "registered" | "all" | 利用可能なフォントを示します。 |
dataSources | 事前定義されたデータソースとデータセットを設定します。 | |
reportList | ||
imageList | Imageコントロールの事前定義画像を設定します。 | |
onCreate | デザイナのツールバーに[新規作成]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。 | |
onOpen | ツールバーに[開く]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。 | |
onRender | ツールバーに[プレビュー]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。 | |
onSave | ツールバーに[保存]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。 | |
onSaveAs | ツールバーに[名前を付けて保存]ボタンを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。 | |
onOpenFileMenu | ツールバーに[ファイル]メニューを追加し、対応するクリックハンドラを設定します。 | |
report | 指定されたレポートをデザイナに読み込みます。 |
また、親コンポーネントは、デザイナ参照を作成して、Designer クラスのgetReport、setReport、およびprocessCommandメソッドを使用できます。
import Vue from "vue";
import { Designer } from "@grapecity/activereports-vue";
new Vue({
el: "#app",
components: { "arjs-designer": Designer },
template:
"<div style='width:100%;height: 100vh'><arjs-designer ref='reportDesigner' /></div>",
mounted: function () {
this.$refs.reportDesigner.setReport({id: "report.rdlx-json"})
},
});