メモリ上への作成

/
    説明

    動的(インメモリ)レポートのサンプル。

    実行時に動的レポートを作成できます。静的メソッド C1ReportViewer.RegisterDocument を使用することで、コードビハインドから動的レポートドキュメントを登録できます。

    C1ReportViewer.RegisterDocument メソッドは、2 つのパラメータを受け取ります。最初のパラメータは、動的レポートドキュメントの名前、2 番目のパラメータは、レポートドキュメントを生成するために呼び出されるデリゲートです。

    FileName プロパティには、C1ReportViewer.RegisterDocument メソッドの最初のパラメータとして使用される動的レポートの名前を設定する必要があります。

    以下に、動的レポートドキュメントを登録および表示するサンプルコードを示します。

    ASPX コード:
    -------------
    	<C1ReportViewer:C1ReportViewer runat="server" ID="C1ReportViewer1" 
    		FileName="InMemoryBasicTable" Zoom="75%" Height="475px" Width="100%">
    	</C1ReportViewer:C1ReportViewer> 
    ASPX.CS コード:
    -------------
    	public partial class InMemoryDocument : System.Web.UI.Page
    	{
    		protected void Page_Load(object sender, EventArgs e)
    		{
    			C1ReportViewer.RegisterDocument("InMemoryBasicTable",
    						BasicTable.MakeDoc);
    		}
    	}
    
    	/// <summary>
    	/// BasicTable インメモリドキュメント。
    	/// </summary>
    	public class BasicTable
    	{
    		static public C1PrintDocument MakeDoc()
    		{
    			C1PrintDocument doc = C1ReportViewer.CreateC1PrintDocument();
    			RenderText rtxt1 = new RenderText(doc);
    			rtxt1.Text = "ここに何かのテキスト";
    			rtxt1.Style.Font = new Font(rtxt1.Style.Font.FontFamily, 14);
    			rtxt1.Style.Padding.Bottom = new C1.C1Preview.Unit("5mm");
    			doc.Body.Children.Add(rtxt1);
    			return doc;
    		}
    	}
    
    メモ: 複数の動的レポートを異なる名前で登録し、サーバー側またはクライアント側で FileName プロパティを変更することで、これらのレポートを切り替えることができます。
    マニュアル