[]
この関数は、データマネージャーで作成されたテーブルからデータを返します。この関数はテーブルシートではなく、通常のシートにおいても動作します。
QUERY( tableAndRows , columns )
この関数には次の引数があります。
引数 | 説明 |
---|---|
tableAndRows | テーブルシートの名前と行。 |
columns | [オプション] フィールド名。 |
引数により以下の文字列データを返します。
返却される型 | サンプル |
---|---|
テーブル全体 | QUERY("table1") |
列全体 | QUERY("table1", "column1") |
データ | QUERY("table1#1", "column1") QUERY("customer/abc@gmail.com", "name) |
特定の行 | QUERY("table1#1") QUERY("customer/abc@gmail.com") |
QUERY関数は、配列データを返すため、ワークブックのオプションのallowDynamicArrayをtrueに設定する必要があります。
引数に応じて、以下のような簡単な行フィルターを使用することができます。
タイプ | サンプル |
---|---|
行インデックス別 | QUERY("table1#1") |
行の主キー別 | QUERY("customer/abc@gmail.com") |
キーバリューフィルタ別 | QUERY("order?status=success") |
また、配列を使用して、複数の結果を取得することもできます。
タイプ | サンプル |
---|---|
列配列別 | QUERY("order?status=shipping", {"order date", "address", "Cargo weight"}) |
1次元の参照別 | QUERY("order?status=shipping", A1:D1) |
次のコードサンプルは、QUERY関数を使用して、データマネージャーで作成したテーブル(myTable)のRegionフィールドの値がWestの結果を、配列として返します。
// データマネージャーを使用してテーブルを作成します。
var dataManager = spread.dataManager();
var myTable = dataManager.addTable("myTable", {
remote: {
read: {
url: apiUrl
}
}
});
// 動的配列を取得するため、allowDynamicArrayをtrueに設定します。
spread.options.allowDynamicArray = true;
// 新しいシートを作成します。
var sheet1 = new GC.Spread.Sheets.Worksheet();
// QUERY関数を使用して、RegionがWestのデータを取得し、シート上に表示します。
sheet1.setFormula(2, 0, '=QUERY("myTable?Region=West")');