SpreadJS V13Jからの変更点
バージョン： 14.2.6 （2022/01/27リリース）
ダウンロード：https://download.grapecity.com/patches/js/spreadjs-14.2.6.zip
SpreadJS V14J（バージョン14.2.3）からV14J（バージョン14.2.6）の変更点は以下の通りです。
機能の改善
以下の仕様を見直し、機能を改善しました。
[4412491974671] Excelファイルからインポートした場合、SpreadJSではExcelとは異なる通貨書式が設定される
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
[4414548159375] DOM-based XSSの脆弱性
[4409397943567] 「=+IF」のように「=+」で始まる数式で正しい結果が返されない
[4404908868111] fitPagesWideやfitPagesTallを実行すると、印刷およびPDF出力時にシェイプオブジェクトのサイズやシェイプ内のフォントサイズが適切な倍率で出力されない
14.2.3の変更点
バージョン： 14.2.3 （2021/11/10リリース）
ダウンロード：https://download.grapecity.com/patches/js/spreadjs-14.2.3.zip
SpreadJS V14J（バージョン14.1.3）からV14J（バージョン14.2.3）の変更点は以下の通りです。
使用許諾契約書の改定
使用許諾契約書を改定しました。
新機能の追加
以下の新機能が追加されました。
リボンコンテナに以下の機能が追加されました。
リボンをシンプルなツールバーリボンモードで表示できるようになりました。
getResources／setResourcesメソッドを使用して、既定のUI要素のリソースのカスタマイズが可能になりました。
リボン上でのカスタムコンポーネントの利用も可能になりました。
ファイルの読み込み時に発生する、FileLoading／FileLoadedイベントを追加しました。
表示中のダイアログを閉じるためのcloseDialogメソッドを追加しました。
React用のTypeScript定義ファイルを追加しました。
シートの並び順を変更するchangeSheetIndexメソッドを追加しました。
シートをコピーする「copySheet」コマンドを追加しました。
増分ロード中に、loadingコールバック関数の引数で、ロード中のワークシートを取得可能になりました。
数式を含むセル範囲の行や列のアウトラインの自動生成が可能になりました。
CultureManagerに指定したカルチャのリソースを取得するgetResourcesメソッドを追加しました。
ステータスバーを取得するためのfindControlメソッドを追加しました。
iOS 14／iPadOS 14、iOS 15／iPadOS 15に対応しました。
Angular 12に対応しました。
Vue.js3に対応しました。
既存機能の強化
以下の既存機能が強化されました。
Workbookのコンストラクタで、ホスト要素のIDを直接指定してインスタンスを生成できるようなりました。
書式貼り付け時の動作を改善し、Excelと同様に選択したセル範囲に書式が設定されるようになりました。
セルの背景色や文字色によるデータの並び替えが可能になりました。
SpreadJSデザイナで以下の機能を強化しました。
名前ボックスで選択したセル範囲に名前を付けたり、登録した名前でセル範囲を選択できるようになりました。
ジャンプ機能で、「条件を選択してジャンプ」が可能になりました。
検索機能に加えて、置換機能を追加しました。
「書式のコピー／貼り付け」を行う書式ペインタを追加しました。
シートタブのコンテキストメニューに「移動またはコピー」機能を追加しました。
非表示のシートの再表示操作で、再表示するシートの選択や複数のシートを一括して再表示できるようになりました。
オブジェクトの選択と表示を一括して操作するシェイプの選択ペインを追加しました。
デザイナの幅が狭い場合に、リボンをスクロールしてメニューを選択できるようになりました。
チャートに関連して以下の機能を追加および強化しました。
Y軸のタイトルと凡例のテキストを改行して表示できるようになりました。
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
[4408869823759] 行フィルタの操作で"Uncaught TypeError"が発生する
[4408708819215] ExcelやWordからコピーした画像をSpreadJSに貼り付けできない
[4408240487695] 画像を貼り付けるとセル結合が解除される
[4407763852943] 画像を貼り付けるとセルの値がクリアされる
[4407240487311] 数式で使用しているテキストがセル参照と解釈され、Excelファイルのインポート時に数式が不正に変更される場合がある
[4406436625679] カスタム名が参照するセルを含む行や列を削除し、アンドゥ後に数式にカスタム名を含むセルをコピーすると、数式が参照エラーとなる
[4406436577039] suspendEventメソッドでイベントを停止すると、カメラシェイプの表示が更新されない
[4405481330447] デザイナの操作で、コピーしたセルにスタイルが正しく設定されない
[4405480913551] fitPagesTall()および fitPagesWide()と改ページの印刷設定が同時に設定されている場合、印刷結果が不正になる
[4405480721423] シェイプのdynamicMove・dynamicSizeをfalseに設定してもシェイプのサイズが変動する場合がある
[4405487419663] Workbookに登録したカスタム名を使用した数式がカメラシェイプ内で参照エラーになる
[4404908837775] 行高と表示倍率により、シェイプオブジェクトの移動操作後の表示位置が不正になる場合がある
[4404349522191] 行を非表示にするなどしてスプレッドシートの描画を更新した場合に、シェイプオブジェクトが不正な位置に表示されたり、画面上に表示されない場合がある
[4403671211791] JSON化したスプレッドシートを読み込むと、チャートのタイトルの背景が黒くなる
14.1.3の変更点
バージョン： 14.1.3 （2021/07/20リリース）
ダウンロード：https://download.grapecity.com/patches/js/spreadjs-14.1.3.zip
SpreadJS V14J（バージョン14.1.1）からV14J（バージョン14.1.3）の変更点は以下の通りです。
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
[360004688836] セルボタンをクリックした後に、セルボタンの表示スタイルが不正になる
[4402940893711] 数式が設定されたセルをコピーして複数回ペーストした際に2回目以降が値としてペーストされる
[4403209657359] SpreadJSデザイナで、シート全体、行、列のレベルでセルの罫線の設定が正しく反映されない
[4403670132367] セルの書式に"#,##0.00%;-#,##0.00%;0%"を設定し、セルを編集しようとするとエラーが発生する
14.1.1の変更点
バージョン： 14.1.1 （2021/06/17リリース）
ダウンロード：https://download.grapecity.com/patches/js/spreadjs-14.1.1.zip
SpreadJS V14J（バージョン14.0.7）からV14J（バージョン14.1.1）の変更点は以下の通りです。
新機能の追加
以下の新機能が追加されました。
Excelライクなデータ集計や分析を行うことができる「ピボットテーブル」を追加しました。
シェイプの新しい種類として、シート上の任意の範囲をキャプチャできる「カメラシェイプ」を追加しました。
シートタブの表示位置をシートの上下左右に表示できるようになりました。
固定した末尾行と末尾列がシートのスクロール時に常に末尾に固定されるかスクロールに追従するかを設定できるようになりました。
セルボタンにマウスカーソルをホバーした際の色を設定できるようになりました。
セルに画像を表示できる「イメージ」スパークラインを追加しました。
データの分布を視覚化する「ヒストグラム」スパークラインを追加しました。
KPI（重要業績評価指標）に関する実績や目標値を表示する「ゲージKPI」スパークラインを追加しました。
Excel互換関数として「WEBSERVICE」関数を追加しました。
SpreadJS独自関数として「FILTERJSON」関数を追加しました。
既存機能の強化
以下の既存機能が強化されました。
チャートに関連して以下の機能を追加および強化しました。
X軸やY軸の反転表示が可能になりました。
Y軸のラベルの折り返し表示が可能になりました。
シェイプに関連して以下の機能を追加および強化しました。
クリップボードのコピー機能に関して、以下の機能を強化しました。
ペースト時に非表示の行や列への貼り付けを行うかどうかを設定できるようになりました。
アンドゥおよびリドゥ機能に関連して、以下の機能を追加及び強化しました。
getUndoStackメソッド、getRedoStackメソッドにより、Undo／Redoスタックの内容の取得が可能になりました。
maxSizeメソッドにより、Undo／Redoスタックのサイズを設定可能になりました。
Undo実行時にセルの選択状態が復元されるようになりました。
Excelファイルのエクスポート時に、パフォーマンス（ファイルサイズと処理時間の削減）を重視して出力するxlxsStrictModeオプションを追加しました。
Excelファイルのインポート時にカルチャに基づいた日付書式のカスタマイズが可能になりました。
シート保護が有効な場合に、グループ化されているセル範囲の展開や折りたたみ操作を許可するかどうかを設定できるようになりました。
Excelの仕様に合わせ、LET関数で変数名に「.」(ピリオド)は使用不可としました。
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
[360004045275] リボンコンテナの枠の下線が表示されない
[360003957096] Excelエクスポートのパフォーマンスが低下している
[360003957636] macOS BigSur でリボンコンテナのExcelインポートが機能しない
[360004046115] シート名に「-」などが含まれている場合、シートに設定した印刷範囲がExcelファイルに正しく保存されない。
[360003957676] Firefoxで「＋」や「＊」を使用した数式を正しく入力できない場合がある
[360004055056] コンボボックス型セルでTextが空文字の場合にValue値が表示される
[360004392315] Firefoxでiframeを利用している場合、Spreadのセルを選択するとページが不正にスクロールする
[360004729095] パーセント書式のセルで入力を開始すると値が不正に変更される
[360004732335] HTML特殊文字を含むExcelファイルをインポートした場合、特殊文字が記号に変換される
[360004735555] ピクセル単位でのスクロールを有効にした場合、セルを編集モードにするとアクティブセルがシートの左端にスクロールする
14.0.7の変更点
バージョン： 14.0.7 （2021/02/19リリース）
ダウンロード：https://download.grapecity.com/patches/js/spreadjs-14.0.7.zip
SpreadJS V14J（バージョン14.0.6）からV14J（バージョン14.0.7）の変更点は以下の通りです。
サンプルの更新
以下のサンプルを更新しました。
オンラインデモおよび製品に収録しているAngularサンプルを、Angular 11にアップデートしました。
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
[86382] IE11上でチャートが表示できない
[86401] macOSのChromeでリボンコンテナの、Excelファイル・CSVファイルのインポート処理が機能しない場合がある
[86421] スプレッドシートのホスト要素に高さを指定してリボンコンテナを表示すると、リボンコンテナが正しく表示されない
[86422] デザイナでCSVファイルをインポートすると既存のデータ上に表示される
14.0.6の変更点
バージョン： 14.0.6 （2021/01/27リリース）
ダウンロード：https://download.grapecity.com/patches/js/spreadjs-14.zip
SpreadJS V13J（バージョン13.2.3）からV14J（バージョン14.0.6）の変更点は以下の通りです。
新機能の追加
以下の新機能が追加されました。
「SpreadJSデザイナ」の機能をコンポーネント化した「リボンコンテナ」を追加しました。
チャートの新しい種類として「ファンネルチャート」を追加しました。
テンプレート型セルと同等の機能を提供する「レンジブロックスパークライン」を追加しました。
ドロップダウンで利用可能なオブジェクトに「マルチカラムピッカー」を追加しました。
Excel互換関数として以下の関数を追加しました。
数式で利用できるSpreadJS独自の関数として、以下の関数を追加しました。
toHtmlメソッドを追加し、指定したセル範囲をHTMLに出力できるようになりました。
ヘッダセルにスパークラインや数式を設定可能になりました。これに伴い、getFormulaメソッドとsetFormulaメソッドに sheetArea 引数が追加されました。
セルの背景色にグラデーションやパターンによる塗りつぶし効果を設定可能になりました。
数式の反復計算をサポートしました。循環参照を設定した場合の反復計算回数と最大変化値を設定可能になりました。
getPrecedentsメソッドを追加し、数式内で使用している参照先のセルを取得可能になりました。
アクセシビリティ機能として、Windowsナレーターなどの所定のスクリーンリーダーによるデータの読み上げをサポートしました。
AngularのAOTコンパイラをサポートし、Angular 9／10／11に対応しました。
React 17に対応しました。
既存機能の強化
以下の既存機能が強化されました。
チャートに関連して以下の機能を追加および強化しました。
クリップボードのコピー機能に関して、以下の機能を強化しました。
外部アプリケーション上でコピーした画像の貼り付けが可能になりました。
Excelオブジェクトのコピーと貼り付け機能で、Excel上でコピーしたシェイプやチャートを画像として貼り付けが可能になりました。
ClipboardPastingイベントとClipboardPastedイベントのイベント引数に、pasteData.image が追加されました。
連結したデータソースのサイズにあわせて、テーブル領域を自動拡張できるようになりました。
カスケードスパークラインのプラス表示、マイナス表示、合計値の表示を任意に設定可能になりました。また、合計値のバーの色も変更可能になりました。
コメントインジケータの色とサイズを変更可能になりました。
fromJSONメソッドによるデータ読み込み時のオプションで、バックグラウンドでのデータ読み込みと、読み込みが完了したデータの表示を並行して行う、「増分ロード」を指定可能になりました。
数値と日付の書式で、numbersFitModeオプションを追加し、セルの幅が狭い場合に数値や日付を「#」でマスク表示するか、隣接するセルにオーバーフロー表示するかを指定可能になりました。
autoMergeメソッドの引数にSelectionModeを追加し、自動マージ機能で結合されたセルの選択モードを指定可能になりました。
ピクセル単位のスクロールで、スクロールバー上のスクロールサムでのユーザー操作によるスクロールにも対応しました。
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
[86029] スプレッドシートを拡大／縮小表示すると、行／列のリサイズ時のツールチップに表示倍率で補正されたサイズが表示される
[86055] 下線付きのテキストをExcelからコピーすると、SpreadJSでは下線が設定されない
[86092] InputManJSセルを選択または編集するとブラウザがスクロールする
[86093] テキストに全角スペースを含むセルをコピー＆ペーストすると、全角スペースが半角スペースに変更される
[86096] スプレッドシートを拡大すると、スライサーの表示が不正になる
[86158] 異なるスプレッドシート間で、空のセルを正しくコピーペーストできない
[86160] Excelからインポートしたチャートでデータラベルがデータと重なって表示される
[86161] ドロップダウンの月ピッカーを表示すると、ブラウザ画面がスクロールする
[86163] サブライブラリを使用すると、リソースファイルで例外が発生する
[86164] Excelからインポートしたチャートの背景色が正しく表示されない
[86225] 改行コードを含むテキストを貼り付けると、改行コードが半角スペースに置換されて貼り付けられる
[86226] コンボボックス型セルを編集中に[Shift] + [Tab]キーで前のセルに移動できない
[83634] SpreadJSデザイナに、誤ったライセンスキーを設定すると、デザイナが起動しなくなる
[86284] 入力規則のリストに文字列として数値が設定されたExcelをインポートした場合、入力リストから値を選択すると入力エラーとなる
[86285] IEでセルに全角スペースとダブルクォーテーションが入力されているセルをコピーすると値がペーストされない
[86286] Excelからインポートした散布図の表示結果がExcelと異なる
[86287] 最終列の値がFalseの場合、コピーしたセルのシフト挿入動作が不正になる
[86288] Vue.jsのvuetifyを使用すると、SpreadJSのフィルタダイアログのレイアウトが不正になる
[86321] エクスポートしたExcelファイルで桁区切りスタイルを設定すると、セルの書式設定が変更される
[86322] ユーザー定義の表示形式に不正な書式を設定すると、SpreadJSが動作不良になる