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Wijmo_Grid_Xlsx.Flexgridxlsxconverter

FlexGridXlsxConverter クラス

このクラスは、FlexGrid コントロールがExcel xlsxファイルからのロード/保存を行うための静的なloadおよびsaveメソッドを提供します。

次の例では、FlexGridXlsxConverter を使用して FlexGrid コントロールの内容をXLSXにエクスポートする方法を示しています。

デモ

階層

  • FlexGridXlsxConverter

メソッド

静的 cancelAsync

  • cancelAsync(done?: Object): void
  • FlexGridXlsxConverter.saveAsyncメソッドによって開始したタスクをキャンセルします。

    引数

    • オプション done: Object

      メソッドの実行が終了すると呼び出されるコールバック。

    戻り値 void

静的 load

  • xlsxファイルのコンテンツを含むWorkbook インスタンスまたはBlobオブジェクトをFlexGrid インスタンスにロードします。 このメソッドは、JSZip 2.5で動作します。

    次に例を示します。

    // このサンプルは、[ファイルを開く]ダイアログで選択したxlsxファイルを開き、
    
    // FlexGridにデータを挿入します。
    // sheet.
     
    // HTML
    <input type="file"
        id="importFile"
        accept="application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet"
    />
    <div id="flexHost"></>
     
    // JavaScript
    var flexGrid = new wijmo.grid.FlexGrid("#flexHost"),
        importFile = document.getElementById('importFile');
     
    importFile.addEventListener('change', function () {
        loadWorkbook();
    });
     
    function loadWorkbook() {
        var reader,
            file = importFile.files[0];
        if (file) {
            reader = new FileReader();
            reader.onload = function (e) {
                wijmo.grid.xlsx.FlexGridXlsxConverter.load(flexGrid, reader.result,
                    { includeColumnHeaders: true });
            };
            reader.readAsArrayBuffer(file);
        }
    }

    引数

    • grid: FlexGrid

      Workbook オブジェクトをロードする FlexGrid

    • workbook: string | ArrayBuffer | Blob | mXlsx.Workbook

      xlsxファイルコンテンツを含む Workbook、 Blob、base-64文字列、またはArrayBuffer。

    • オプション options: IFlexGridXlsxOptions

      ロードオプションを指定するIFlexGridXlsxOptions オブジェクト。

    戻り値 void

静的 loadAsync

  • loadAsync(grid: FlexGrid, workbook: string | ArrayBuffer | Blob | mXlsx.Workbook, options?: IFlexGridXlsxOptions, onLoaded?: Object, onError?: Object): void
  • Workbook またはxlsxファイルを表すBlobをFlexGrid に非同期にロードします。

    このメソッドにはJSZip 3.0が必要です。

    引数

    • grid: FlexGrid

      Workbook オブジェクトをロードする FlexGrid

    • workbook: string | ArrayBuffer | Blob | mXlsx.Workbook

      xlsxファイルコンテンツを表す Workbook、 Blob、base-64文字列、またはArrayBuffer。

    • オプション options: IFlexGridXlsxOptions

      ロードオプションを指定するIFlexGridXlsxOptions オブジェクト。

    • オプション onLoaded: Object

      メソッドの実行が終了すると呼び出されるコールバック。 このコールバックは、ロードされたワークブックへのアクセスを提供します。 これは、パラメータとしてコールバックに渡されます。

    • オプション onError: Object

      ファイル保存時にエラーがあると呼び出されるコールバック。 これは、パラメータとしてコールバックに渡されます。

      次に例を示します。

      wijmo.grid.xlsx.FlexGridXlsxConverter.loadAsync(grid, blob, null, function (workbook) {
           // このコールバックで、ユーザーはロードされたワークブックインスタンスにアクセスできます。
           var app = worksheet.application ;
           ...
      }, function (reason) {
           // このコールバックで、ユーザーは失敗理由を確認できます。
           console.log('The reason of save failure is ' + reason);
      });
      

    戻り値 void

静的 save

  • FlexGrid インスタンスをWorkbook インスタンスに保存します。 このメソッドは、JSZip 2.5で動作します。

    次に例を示します。

    // このサンプルは、ボタンのクリックで、FlexGridのコンテンツをxlsxファイルにエクスポートします。
    // クリック。
     
    // HTML
    <button
        onclick="saveXlsx('FlexGrid.xlsx')">
        Save
    </button>
     
    // JavaScript
    function saveXlsx(fileName) {
        // flexGridをxlsxファイルに保存します。
        wijmo.grid.xlsx.FlexGridXlsxConverter.save(flexGrid,
                { includeColumnHeaders: true }, fileName);
    }

    引数

    • grid: FlexGrid

      保存されるFlexGrid。

    • オプション options: IFlexGridXlsxOptions

      保存オプションを指定するIFlexGridXlsxOptions オブジェクト。

    • オプション fileName: string

      生成されるファイル名。

    • オプション batchSize: number

    戻り値 mXlsx.Workbook

    Workbook.save メソッドを使用して保存する前に、ワークブックをカスタマイズするために使用できる Workbook オブジェクト。

静的 saveAsync

  • saveAsync(grid: FlexGrid, options?: IFlexGridXlsxOptions, fileName?: string, onSaved?: Object, onError?: Object, onProgress?: Object, asyncWorkbook?: boolean, batchSize?: number): mXlsx.Workbook
  • FlexGrid のコンテンツをファイルに非同期に保存します。

    このメソッドにはJSZip 3.0が必要です。

    戻り値は、{@link asyncWorkbook}パラメータによって異なります。false(デフォルト)の場合、メソッドはWorkbookインスタンスを返します。trueの場合、メソッドはnull値を返し、また{@link onSaved}コールバックでWorkbookインスタンスが取得されます。

    {@link asyncWorkbook}パラメータがtrueの場合、 グリッドでの変更が検出されたときにタスクが自動的に再開されます。

    引数

    • grid: FlexGrid

      保存されるFlexGrid。

    • オプション options: IFlexGridXlsxOptions

      保存オプションを指定するIFlexGridXlsxOptions オブジェクト。

    • オプション fileName: string

      生成されるファイル名。

    • オプション onSaved: Object

      メソッドの実行が終了すると呼び出されるコールバック。 このコールバックは、保存されたワークブックのコンテンツへのアクセスを提供します。 これは、base64文字列としてエンコードされ、パラメータとしてコールバックに渡されます。

    • オプション onError: Object

      ファイルの保存中にエラーが発生したときに呼び出されるコールバック。エラーはパラメータとしてコールバックに渡されます。

    • オプション onProgress: Object

      タスクの進行状況についてフィードバックを提供するコールバック関数。 この関数は単一の引数、現在の進捗状況を0~100の数値を受け入れます。 {@link asyncWorkbook}パラメータがtrueに設定されている場合にのみ使用できます。

    • オプション asyncWorkbook: boolean

      ワークブックの生成を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。 デフォルト値はfalseです。

      次に例を示します。

      wijmo.grid.xlsx.FlexGridXlsxConverter.saveAsync(flexGrid,
          { includeColumnHeaders: true }, // オプション
          'FlexGrid.xlsx', // ファイル名
          function (base64) { // onSaved
              // このコールバックで、ユーザーはbase64文字列にアクセスできます。
              document.getElementByID('export').href = 'data:application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet;' + 'base64,' + base64;
          },
          function (reason) { // onError
              // このコールバックで、ユーザーは失敗理由を確認できます。
              console.log('The reason of save failure is ' + reason);
          }
       );
    • オプション batchSize: number

    戻り値 mXlsx.Workbook