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Wijmo 2016 更新履歴

Wijmo 2016バージョンの更新履歴は以下の通りです。

5.20163.281(2017/03/16)

対応環境

  • Angular 2
  • AngularJS
  • Vue.js 1/2
  • Knockout

機能の追加と改善

全般

  • TreeViewコントロールが追加されました。データを階層的に表示し、ノードの折りたたみ、ノードの編集、チェックボックスによる選択、ドラッグによる移動などの機能を備えます。
  • MultiAutoCompleteコントロールが追加されました。キーボード操作で複数の項目を素早く入力することができるコントロールです。入力候補リストの表示、全候補リストの表示、項目の選択/削除などの機能を備えます。
  • wijmo.formatメソッドに複数形化の機能が追加されました。countプロパティの値によって異なる書式で文字列に変換します。例:count=0→"No items selected."count=1→"One item is selected."count=2→"2 items are selected."

Angular

  • Wijmoコンポーネントを継承しやすくなりました。Wijmoコンポーネントのテンプレートやプロパティなどのメタ情報はwjFlexGridMetaなどの外部クラスで提供され、メタ情報を記述しなくても簡単にWijmoコンポーネントを継承することができます。具体的な方法は、CustomizedComponentsサンプルを参照してください。
  • 全てのWijmoコンポーネントにcreatedメソッドが追加されました。createdメソッドはコンポーネントの初期化時に実行されます。Wijmoコンポーネントを継承してcreatedメソッドをオーバーライドすると、コンストラクタを再定義しなくても、継承コンポーネントの初期化処理を定義することができます。

Excel

  • Workbook.loadAsyncメソッドとWorkbook.saveAsyncメソッドが追加され、非同期でExcelファイルを読み込み/保存できるようになりました。これらのメソッドを実行するには、JSZip 3を参照する必要があります。

FlexChart

  • グラデーション色を表示できるようになりました。

FlexGrid

  • FlexGridXlsxConverter.loadAsyncメソッドとFlexGridXlsxConverter.saveAsyncメソッドが追加され、非同期でExcelファイルを読み込み/保存できるようになりました。これらのメソッドを実行するには、JSZip 3を参照する必要があります。
  • FlexGrid.draggingColumnOverイベントとFlexGrid.draggingRowOverイベントが追加されました。行列を新しい位置にドラッグしたときに発生し、指定した位置に行列をドラッグするのを禁止するために利用することができます。
  • 値フィルタで多くの項目を表示したときのパフォーマンスが改善されました。
  • 多くの非表示行が含まれる場合の水平方向のスクロールパフォーマンスが改善されました。

FlexSheet

  • FlexSheet.loadAsyncメソッドとFlexSheet.saveAsyncメソッドが追加され、非同期でExcelファイルを読み込み/保存できるようになりました。これらのメソッドを実行するには、JSZip 3を参照する必要があります。

Olap

  • ComponentOne Studio Web APIのDataEngineサービスを使用して、サーバー側でデータ集計処理を行うことができるようになりました。この機能を使用するには、itemsSourceプロパティにDataEngineサービスのURLを設定します。

ReportViewer

  • モバイル用のUIが追加されました。ReportViewer.thresholdWidthプロパティを設定すると、コントロールの幅がこの値より小さい場合にモバイル用のUIで表示されます。プロパティを0に設定するとPC用のUIのみが使用され、9999のような大きい値に設定するとモバイル用のUIのみが使用されます。

仕様の変更

全般

  • 全コントロールからdisabledとrequiredプロパティが削除されました。これらのプロパティは、HTML要素の属性との競合を回避するために、5.20162.207で廃止されていました。代わりに、isDisabledとisRequiredプロパティを使用してください。
  • 容量削減のため、下記のサンプルを削除しました。JS/Angular2、JS/React、TS/Angular、TS/PureJS、TS/Vue。Angular2、React、Vue2はTSサンプルを、その他はJSサンプルをご利用ください。

PdfViewer

  • PdfViewer.serviceUrlプロパティの設定値が次のように変更されました。xxxx/api→xxxx/api/pdf

ReportViewer

  • ReportViewer.serviceUrlプロパティの設定値が次のように変更されました。xxxx/api→xxxx/api/report

不具合の修正

AutoComplete

  • [81896] ドロップダウンリストにマッチする項目がない場合、上部の線のみが表示されたままになる

Calendar

  • [82048] AngularJS/AngularでdisplayMonthプロパティを変更できない

Excel

  • [82017] インポート時にふりがなも一緒に読み込んでしまう

FlexChart

  • [82004] SeriesのchartTypeプロパティにBubbleを設定しても、バブルチャートが表示されない

FlexGrid

  • [81864] ソート状態にし、ブラウザをスクロールした後、Ctrl+CまたはCtrl+Vを押下すると、スクロールアップする
  • [81869] スクロールすると固定列内に配置されたボタン、リンクなどを押下することができなくなる
  • [81863] IE11でimeEnabledを有効にし、最終行に日本語を入力しても、正常入力できない
  • [82006] セル編集中にTab/Enterキーを押下すると上にスクロールしてしまう
  • [82011] Bootstrapのmodal(ダイアログ)に配置したFlexGridをスクロールすると、Bootstrapのmodalがスクロールアップする
  • [82014] imeEnabledプロパティを有効にし、テーマを設定したFlexGridにフォーカスを移動するとスクロールアップする
  • [82045] 行の最大/最小サイズが初期表示サイズに反映されない
  • [82027] beginningEditイベントでDataMapを変更した場合、ドロップダウンリストがすぐに閉じてしまう
  • [82068] セルを選択しDeleteキー押下で値を削除した際にcellEditEndedイベントが発生しない
  • [82043] 複数行を結合し、スクロールすると、背景色が変わる

InputDate

InputDateTime

  • [82028] Bootstrapのモーダル上にInputDate、またはInputDateTimeを配置した場合、ドロップダウンを表示できない

InputNumber

  • [82007] Safariで変換確定前にフォーカスを移動すると、入力した値が確定されない
  • [82010] SafariでCommand+Cキー、Command+Vキーを押下しても、コピー、ペーストできない

PDF

  • [82044] 日本語を含むSVG画像を描画すると文字化けする
  • [82038] Popup上のFlexGridのフィルタダイアログを表示すると、Popupが閉じてしまう
5.20163.254(2017/01/24)

対応環境

  • Angular 2
  • AngularJS
  • Vue.js 1/2
  • Knockout

機能の追加と改善

全般

  • Globalize.calendar.twoDigitYearMaxプロパティが追加され、日付解析時またはInputDateで日付入力時に、2桁の年を4桁の年に変換するしきい値を変更できるようになりました。例えば、twoDigitYearMax = 2100に設定すると、全ての2桁の年が20xx年に変換されます。
  • Control.rightToLeftプロパティが追加され、「右から左」のレイアウトの要素でコントロールがホストされているかどうかを指定できるようになりました。
  • wijmo.showPopupメソッドで座標を指定した際に、画面内に収まるように表示できるようになりました。
  • カルチャーファイル(wijmo.culture.xx.js)がwijmo.jsの前に読み込めるようになりました。

Angular

  • Angular 2.2に対応しました。
  • AoTコンパイル(事前コンパイル)に対応しました。

FlexGrid

  • Boolean型の列でデータマップを使用できるようになりました。
  • ColumnFilter.dataMapプロパティが追加され、フィルタエディタに表示する値を変更できるようになりました。
  • 高さを設定しない(自動サイズ)グリッドで、大量のデータを設定した際のパフォーマンスが改善されました。
  • Windows 8.1/10のIE11で、大量のセルを表示してスクロールすると新しいセルが表示されるまでに時間がかかってちらついてしまう現象が改善されました(マウスホイールでスクロールした場合は除く)。
  • GridPanel.getCellElementメソッドが追加され、グリッドパネルでセルのHTML要素を取得できるようになりました。
  • FlexGridDetailProvider.isAnimatedプロパティが追加され、行詳細を表示する際にアニメーションを有効にできるようになりました。
  • 改行を含むセルをコピー&ペーストできるようになりました。
  • includeCellStyles=falseに設定してExcelファイルを保存したときに、フォントがArialに設定されていましたが、フォントを設定せずシステムの既定値で表示されるように改善しました。

FlexSheet

  • FlexGridPdfConverterを使用してPDFファイルを保存できるようになりました。
  • 連結シートのヘッダ行のコンテンツをコピー&ペーストできるようになりました。

Gange

  • LinearGaugeとBulletGraphが「右から左」のレイアウトに対応しました。
  • Menu.showメソッドが追加され、コンテキストメニューのように画面の任意の位置にメニューを表示できるようになりました。

MultiRow

  • MultiRow.collapsedHeaders = nullに設定することで、列ヘッダと列グループの両方を同時に表示できるようになりました。

仕様の変更

全般

  • wijmo.removeEventListenerメソッドにfn引数が追加されました。旧バージョンのメソッドで全ての引数を指定している場合は、この追加に合わせてコードを変更する必要があります。

Angular

  • @WjComonentデコレータが削除されました。これは、AoTコンパイラがカスタムデコレータに対応していないためです。
  • Angularイベントの実装名の接尾辞が「Wj」から「Ng」に変更されました(例:valueChangedWj→valueChangedNg)。なお、これらは内部用のイベントであり、ヘルプに記載されておらず正式にサポートされていません。
  • Angularプロパティの変更イベントの実装名の接尾辞が「Ng」から「PC」に変更されました(例:valueChangeNg→valueChangePC)。なお、これらは内部用のイベントであり、ヘルプに記載されておらず正式にサポートされていません。

不具合の修正

AutoComplete

  • [81706] AutoCompleteにフォーカスが当たっていない状態でtextプロパティの値を変更するとドロップダウンが表示される場合がある
  • [81925] FirefoxとChromeにおいて、表示される文字列が長い場合、文末が表示される

ComboBox

  • [81888] ブラウザによりドロップダウンリストのスクロールバーの表示位置が異なる

Excel

  • [81862] 登録されていない表示形式を使用しているExcelファイルを読み込むと例外が発生する

FlexChart

  • [81936] initializeメソッドでseriesプロパティを更新しても初期化されない

FlexGrid

  • [81869] スクロールすると固定列内に配置されたボタン、リンクなどを押下することができなくなる
  • [81923] グループ化したFlexGridをExcelにエクスポートすると、破損したExcelとなる
  • [81926] 単一の空白セルをコピーできない
  • [81929] Deleteキー押下で複数セルの内容を削除できない
  • [81931] 文字列型が設定された単一セルの内容をDeleteキー押下で削除できない
  • [81924] ツールチップ表示中にペーストすると、ツールチップの内容も一緒にペーストされる

FlexSheet

  • [81868] 複数のシートを追加したExcelファイルを出力し、そのファイルを開くと、全シートが選択されている

InputDate

  • [81879] min/max/valueに現在と異なる月(全て同じ月)の日付を設定すると、カレンダーで日付が選択できない

MultiRow

  • [81870] チェックボックス型のセルが縦方向に結合されている場合、チェックボックスを変更してもitemsSourceに反映されない
  • [81873] aタグのクリックでPopupを表示するとPopup内の要素にリンクが設定される
5.20162.231(2016/11/18) ### 対応環境
  • Angular 2
  • AngularJS
  • Vue.js 1/2
  • Knockout

機能の追加と改善

全般

  • AMD、CommonJS、System形式の外部モジュールが追加されました。外部モジュールの詳細については、NpmImages/readme.txtを参照してください。現時点では、WijmoのコアモジュールとAngularモジュールのみ外部モジュールが提供されます。従来のグローバルスコープ版のモジュールも引き続き提供されます。
  • ReportViewerコントロール(正式版)が追加されました。サーバー側で生成されたFlexReportとSSRSレポートを表示します。
  • PdfViewerコントロール(ベータ版)が追加されました。サーバー側のWebサービスを使用してPDFファイルを表示します。

Angular

  • Angular 2に対応しました。

CollectionView

  • CollectionView.getErrorプロパティが追加され、設定されたデータの検証を行えるようになりました。

Excel

  • WorkbookStyle.wordWrapプロパティが追加され、文字列の折り返しを設定できるようになりました。

FlexChart

  • ChartType.BoxPlotメンバーが追加され、箱ひげ図を表示できるようになりました。

FlexGrid

  • FlexGrid.showErrorsとFlexGrid.validateEditsプロパティが追加されました。検証エラーを表示したり、エラー時に編集状態のままにすることができます。いずれも検証処理はCollectionView.getErrorプロパティで行われます。
  • Excelファイルの入出力で、文字列の折り返しをサポートしました。
  • セル編集中(wj-glyph-pencil)と新規行(wj-glyph-asterisk)の行ヘッダに表示されるグリフのクラス名が追加されました。CSSを設定して、グリフを非表示にしたり変更したりすることができます。
  • FlexGrid.rowEditStartingとFlexGrid.rowEditStartedイベントが追加されました。
  • FlexGrid.beginningEditイベントの引数のdataプロパティに、グリッドが編集モードになった原因のイベント(キーボードイベント、マウスイベント、nullのいずれか)が設定されるようになりました。
  • IFlexGridXlsxOptions.includeColumnsプロパティが追加され、Excel出力時に列を含めるかどうかをコールバック関数で指定できるようになりました。
  • IFlexGridStyle.footerCellStyleプロパティが追加され、フッターセルのスタイルを設定できるようになりました。

FlexSheet

  • FlexSheet.showFilterIconsプロパティが追加され、フィルタリングアイコンを表示するかどうかを指定できるようになりました。

Olap

  • ShowAs列挙体のPctGrand、PctCol、PctRow、RunTot、RunTotPctメンバーが追加されました。

React

  • OlapコントロールがReactに対応しました。

Vue

  • Vue.js 2 RC 8に対応しました。
  • OlapコントロールがVue.jsに対応しました。

仕様の変更

FlexGrid

  • FlexGrid.cellEditEndingイベントの引数がCellRangeEventArgsからCellEditEndingEventArgsに変更され、新たにstayInEditModeプロパティが追加されました。

FlexSheet

  • 列ヘッダの色が変更されました。変更前の色に戻すには、.wj-header-rowクラスのスタイルを次のように設定してください。

    background-color: #4800ff !important; color: #ff6a00 !important;
    

不具合の修正

PDF

  • [81858] 95文字以上を描画すると文字化けする
  • [81877] EdgeでPopupを表示すると、異なるdiv要素内に配置されている要素にフォーカスを移動できない
5.20162.207(2016/09/14)

機能の追加と改善

全般

  • MultiRowコントロールが追加されました。1レコードを複数行で表示できるグリッドコントロールです。通常のグリッドと比較して、横方向にスクロールしなくても多くのフィールドを1画面で表示できるという特長があります。この機能はWijmo Enterpriseでのみご利用いただけます。
  • Reactに対応しました。WijmoのReactコンポーネントを生成できます。
  • Vue.jsに対応しました。WijmoのVue.jsカスタムディレクティブを使用できます。
  • FlexRadarコントロールが追加されました。レーダーチャート(同心円状のX軸と放射線状のY軸を持つ多角形のチャート)とポーラチャート(同心円状のX軸と放射線状のY軸を持つ円形のチャート)を表示できます。
  • Sunburstコントロールが追加されました。階層的なデータを同心円の形式で表示します。
  • Waterfallコントロールが追加されました。前回の値からの増減を示すことのできる棒グラフです。
  • ReportViewerコントロール(ベータ版)が追加されました。ComponentOne Studio Web APIのレポートサービスで作成したレポートを表示します。
  • Visual Studioのオプション画面でファイルを追加して、インテリセンスを表示することができるようになりました。

Angular

  • Angular 2 RC6に対応しました。
  • Formsをサポートしました。
  • NgModuleをサポートしました。
  • すべてのコンポーネントにinitializedイベントとisInitializedプロパティが追加されました。コンポーネントとすべての子コンポーネントが初期化されたときにイベントが発生し、isInitializedがtrueに変更されます。
  • wjFlexGridCellTemplate.autoSizeRowsプロパティが追加され、行の高さを自動的に拡張するのを禁止できるようになりました。

AutoComplete

  • wj-autocomplete-matchクラス名が追加され、ハイライト表示スタイルを定義できるようになりました。
  • AutoComplete.searchMemberPathプロパティが追加され、入力候補の検索で対象とするメンバーを指定できるようになりました。例えば、実際の文字列の他にフリガナを入力して検索することができます。

Calendar

  • Calendar.selectionModeプロパティが追加され、カレンダーで月を選択できるようになりました。

CollectionView

  • CollectionView.sortComparerプロパティが追加され、カスタムソート処理を実装できるようになりました。

Core

  • wijmo.getActiveElementメソッドが追加され、"shadowRoot"要素でホストされたコントロールのフォーカス制御処理が改善されました。

Excel

  • WorkSheet.styleプロパティが追加され、すべてのセルに対してスタイルを設定できるようになりました。
  • xlsx.jsへの参照が不要になりました。

FlexChart

  • ChartType.Funnelメンバーが追加され、ファンネルチャートを表示できるようになりました。積み上げグラフを漏斗の形式で表示します。

FlexGrid

  • FlexGrid.stickyHeadersプロパティの動作が改善され、ネストされたスクロール可能なコンテナ要素で動作するようになりました。
  • FlexGrid.updatingLayoutとupdatedLayoutイベントが追加されました。
  • FlexGrid.updatingViewイベントが追加されました。
  • ValueFilter.sortValuesプロパティが追加され、フィルタエディタでソートしたくない値を指定できるようになりました。
  • FlexGridの要素に次のクラス名が追加されました。wj-elem-collapse:グループ行の展開/縮小グリフwj-elem-dropdown:データマップセルのドロップダウングリフwj-elem-filter:列ヘッダのフィルタグリフ
  • FlexGrid.newRowAtTopプロパティが追加され、新規追加行をグリッドの一番上に表示できるようになりました。新しい行は一番下に追加されます。
  • DataMap.getDisplayValuesメソッドにオプションのdataItem引数が追加されました。
  • FlexGrid.columnFootersプロパティが追加され、グリッドの下に列フッタを表示できるようになりました。列フッタには、集計値や任意のコンテンツを表示することが可能です。

FlexSheet

  • FlexSheetにカスタマイズされたフィルタが追加され、Excelのようなフィルタリング処理を行えるようになりました。
  • チャートの追加/削除の操作に対して、元に戻す/やり直しできるようになりました。

Gauge

  • Gauge.getTextプロパティが追加され、値の代わりにテキストを表示できるようになりました。
  • Gauge.showTicksプロパティが追加され、ゲージの目盛りを表示できるようになりました。

Input

  • すべてのInputコントロールにisReadOnlyプロパティが追加され、選択やフォーカスは許可したまま、値の変更を禁止できるようになりました。
  • label要素のfor属性でInputコントロールを指定できるようになりました。これにより、ラベルと入力コントロールのスタイルを関連づけたりすることができます。
  • 空の入力要素を含むコントロールにwj-state-emptyクラス名が追加されるようになりました。

InputDate

  • InputDate.selectionModeプロパティが追加され、カレンダーで月を選択できるようになりました。

ListBox

  • 「customer.name」のような深い階層の連結をサポートしました。
  • 次のキー操作に対応しました。F4/Alt+上下:メニューを開く、Enter:メニューを選択、上下:メニューを移動、文字入力:自動検索。

MultiSelect

  • MultiSelect.checkedItemsプロパティがAngularディレクティブに追加されました。

Olap

  • PivotGrid.showRowFieldSortプロパティが追加されました。

PDF

  • PdfPageArea.drawSvgメソッドが追加され、SVG画像を描画できるようになりました。
  • Popup.dialogResultとPopup.dialogResultEnterプロパティが追加され、モーダルダイアログの生成と制御がより簡単になりました。

仕様の変更

共通

  • 全コントロールのdisabledとrequiredプロパティの代わりに、isDisabledとisRequiredプロパティが追加されました。この変更は、HTML要素の属性との競合を回避するために行われました。これらの古いメソッドは互換性のために残されていますが、将来のバージョンで削除されます。

CollectionView

  • CollectionView.moveCurrentToPreviousメソッドでカーソル位置を-1に移動することができていましたが、0で停止するようになりました。

不具合の修正

全般

  • [81795] TypeScript型定義ファイルでコンパイルエラーが発生する

Excel

  • [81672] 行に対して塗りつぶし色を設定すると、該当行のworkbookCellが設定されていないセルの塗りつぶし色が青になる
  • [81670] FlexGridをセルスタイルを反映させずに出力したWorkbookに対し、セルのスタイルを設定し、Excelファイルにエクスポートするとスタイルを設定したセルのフォントファミリが変更される
  • [81671] FlexGridをセルスタイルを反映させずに出力したWorkbookに対し、行のフォントのスタイルを設定し、Excelファイルにエクスポートしても、フォントのスタイルが反映されない

FlexGrid

  • [81574] 列のmaskプロパティを指定した場合、該当列のセルに何も入力せず編集を終了するとプロンプト文字が残る場合がある
  • [81582] セル選択し、「Ctrl + V」を長押しするとクリップボードの内容が複数回連結して入力される
  • [81625] IEでimeEnabledを有効にし、スクロールさせた状態で任意のセルをクリックすると、スクロールアップされる
  • [81626] EdgeでimeEnabledを有効にし、スクロールさせた状態で日本語入力しても、正常入力できない
  • [81627] Chrome、FireFoxでimeEnabledを有効にし、スクロールさせた状態で日本語入力しても、正常入力できない
  • [81705] FlexGridのExcelファイルエクスポート時、groupHeaderFormatプロパティに設定したフォーマットが反映されない
  • [81719] form上に配置し、imeEnabledプロパティにtrueを設定したFlexGridにおいて、IMEが有効なセル上で上下キーを押下しても、セルの選択が移動しない
  • [81750] セルのコピーまたはペースト時、lostFocusイベントが発生する
  • [81749] Bootstrapのmodal内にFlexGridを配置した場合、セルのコピーができず、ペーストすると空白になる
  • [81746] セルを選択するたびに再描画処理が行われてちらつく
  • [81748] 詳細行に表示したグリッドの列を移動できない
  • [81796] スクロール時にフィルタアイコンが増えてしまう
  • [81797] セルテンプレートを定義して再描画するとメモリリークが発生する

Input

  • [81679] Bootstrapのmodal内にInputコントロールを配置した場合、ドロップダウンやカレンダーなどがコントロールからずれた位置に表示される場合がある

InputDate

  • [81680] 初期表示時、現在日付が表示されない
  • [81681] 初期表示後、フォーカスイン、フォーカスアウトを繰り返すと、2回目のフォーカスアウト時にvalueChangedイベントが発生する
  • [81682] valueプロパティの値を変更してもtextChangedイベントが発生しない
  • [81798] InputDateより後に配置されたコントロールが印刷できない

InputNumber

  • [81584] stepプロパティに小数値を設定し、スピナーボタンまたは上下キーを押下するとstepプロパティに設定した値で増減しない場合がある
  • [81654] disabledプロパティにtrueを設定しても、タブ遷移できてしまう
  • [81659] input要素のchangeイベントが発生しない場合がある
  • [81621] IMEを全角文字にして半角数値を入力した際の動作がおかしい
5.20161.151(2016/05/18)

機能の追加と改善

全般

  • Angular 2 Beta 15に対応しました。
  • wijmo.olapモジュールが追加されました。Excelのようなピボットテーブルやピボットチャート機能を提供します。この機能はWijmo Enterpriseでのみご利用いただけます。
  • wijmo.pdfモジュールが追加され、PdfDocumentクラスを使用してPDFファイルを作成できるようになりました。PDFモジュールはPDFKitライブラリ(http://pdfkit.org/)をベースに開発されています。
  • wijmo.grid.pdfモジュールが追加され、FlexGridやFlexSheetをPDFにエクスポートできるようになりました。
  • PrintDocumentクラスが追加されました。このクラスを使用すると、モダンブラウザで印刷を行うことができます。また、PDFエクスポートのオプションを設定する際にも用いられます。
  • マテリアルデザインライト(MDL)のテーマが追加されました。

Chart全般

  • wijmo.chart.animationモジュールが追加され、チャートをアニメーション表示できるようになりました。
  • wijmo.chart.interactionモジュールにChartGesturesクラスが追加され、チャートをパン、ズームのタッチジェスチャーで操作できるようになりました。
  • FlexChartBase.exportToImageメソッドが追加され、チャートをPNG、JPEG、SVG形式の画像にエクスポートできるようになりました。
  • Axis.labelPaddingプロパティが追加され、軸ラベルのパディングを設定できるようになりました。

CollectionView

  • CollectionViewのsourceCollectionChangingとsourceCollectionChangedイベントが追加されました。

FlexGrid

  • xlsxファイルに境界線をエクスポートできるようになりました。
  • 水平方向のスクロールパフォーマンスが改善されました。(特にIEで列数が多い場合)
  • 「wj-header-alt」CSSクラスが追加され、セルヘッダーの交互スタイルを定義できるようになりました。既存の「wj-alt」クラスとの競合を避けるため、スクロール可能なセルにのみ適用されます。
  • Excelのように、フィルタ適用後に他の列のフィルタ画面を表示した際に、フィルタ適用後に表示されている値のみを一覧に表示するようになりました。
  • AllowResizing列挙体にBothAllCells、ColumnsAllCells、RowsAllCellsが追加され、セルの端をドラッグしてリサイズできるようになりました。
  • フィルタですべての値を選択した際に、フィルタをクリアするようになりました。
  • FlexGrid.preserveSelectedStateプロパティが追加され、データ更新時に選択状態を維持するかどうかを制御できるようになりました。
  • FlexGrid.preserveOutlineStateプロパティが追加され、データ更新時にグループ行の展開状態を維持するかどうかを制御できるようになりました。
  • stickyモードでユーザーが列のソート、移動、リサイズ、フィルタを操作できるように、stickyヘッダーをマウスに表示するようになりました。

FlexSheet

  • 複数の選択されたセルのコンテンツをDeleteキーで削除できるようになりました。
  • ExcelBookサンプルでチャートを追加できるようになりました。

ODataCollectionView

  • ODataCollectionView.loadメソッドが追加され、サーバーからデータを再取得できるようになりました。

Tooltip

  • Tooltip.showAtMouseプロパティが追加され、ターゲット要素でなくマウス座標に基づいた位置に表示できるようになりました。

仕様の変更

FlexSheet

  • Sheet.selectionRangesプロパティのsetterを削除しました。
  • FlexSheet.addCustomFunctionメソッドのoverride引数を削除しました。

不具合の修正

FlexGrid

  • [81553] IE9で一番下までスクロールしてから行を削除すると表示が不正になる
  • [81623] キー入力後にセルの編集モードが自動的に終了する場合がある
  • [81624] 新規行テンプレートにデータを貼り付けた場合、新しい行が追加されない
  • [81223] グループ化されたグリッドにて1列目の幅を最小とした場合、グループの開閉ボタンが動作しなくなる
  • [81497] Microsoft Office IME 2010がインストールされた環境のIEにて、全角文字列を入力するとブラウザが動作を停止する
  • [81511] IE/Edgeで大量のデータを設定すると、スクロールが正常に動作しなくなる
  • [81596] selectionChangingイベントまたはselectionChangedイベントにてalertやconfirmでメッセージボックスを表示すると、メッセージボックスが繰り返し表示される
  • [81640] セルを編集モードにし、他のセルを選択すると、lostFocusイベントが発生する

FlexSheet

  • [81622] セル参照の計算式を設定した場合、参照先のセルの値を変更しても、計算式を設定したセルに反映されない

Gauge

  • [81551] Popup上にGaugeを配置するとコンソールエラーが発生する

InputDate

  • [81581] FlexGridのカスタムエディタにInputDateを使用した場合、InputDateでキー入力で値を変更または削除してから他のセルを選択しても、値が更新されない

InputMask

  • [81569] valueプロパティを設定すると、InputMaskにフォーカスが当たる

InputNumber

  • [81518] Angularディレクティブを使用してvalueプロパティを設定した場合、値が丸められる
  • [81595] Popupをモーダルで表示した場合、タブ遷移すると親画面の要素にフォーカスが当たる
  • [81598] モーダルのPopupとして表示される要素内にTooltipを配置した場合、Popupの2回目以降のTooltipがモーダルPopupの背後に表示される