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Wijmo 2020バージョンの更新履歴は以下の通りです。
新機能と変更点について
「機能の追加」の機能は、その機能を利用しない場合、製品の動作は従来のバージョンから変更ありません。
「機能の改善」の機能は、その機能を利用している場合、製品の動作が従来のバージョンから変更される場合があります。
5.20203.766(2021/02/10)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9/10/11
React 16/17
Vue.js 2/3
TypeScriptのstrictモードに対応しました。
getSubCollectionメソッドが追加され、データ項目のサブコレクションを取得できるようになりました。
Axis.axisLabelsプロパティが追加され、軸ラベルの値を取得できるようになりました。
hitTestメソッドが追加されました。
ノードを無効にした時に、自動的に折りたたむかどうかを決定するcollapseWhenDisabledプロパティが追加されました。
- true(既定値):ノードを無効にしたときに、ノードは自動て折りたたみます。
- false:ノードを無効にしても、ノードは自動で折りたたまれません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
ノードヘッダーをクリックしたときに、展開されているノードを折りたたむかどうか決定するcollapseOnClickプロパティが追加されました。
コントロールがマウスホイールイベントを処理するか、documentに延期するかを決定するhandleWheelプロパティが追加されました。
rowGroupsプロパティが追加され、階層行グループを定義できるようになりました。
overwriteModeプロパティが追加され、入力した文字を置き換えるかその前に文字を挿入するかを制御できるようになりました。
- true:テキストは置き換えられます。
- 例:"123-4567"の先頭に"8"を入力する=>"823-4567"
- false(既定値):入力した文字が挿入されます。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- 例:"123-4567"の先頭に"8"を入力する=>"812-3456"
searchAllColumnsプロパティが追加され、検索に非表示の列を含めるかどうかを決定できるようになりました。
- true:非表示の列を含めて検索を実行します。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- false(既定値):非表示の列を含めずに検索を実行します。
shiftメソッド、unshiftメソッドを実行した時にCollectionViewへ変更が通知されるようになりました。
変更追跡機能が改善され、アイテムを編集してから元の値に復元すると、itemsEditedリストからアイテムが削除されるようになりました。
カレンダー内の日と月の要素にaria-label属性が追加され、アクセシビリティが向上しました。
selectメソッドとstartEditingメソッドは、列インデックスに加えて列名を指定することができるようになりました。また、GridPanelのgetCellBoundingRectメソッド、getCellElementメソッド、getSelectedStateメソッドでも、列インデックスに加えて列名指定することができるようになりました。
cellTemplateプロパティをヘッダー列にも利用できるようになりました。
列の並べ替えをタッチ操作で解除できるようになりました。
- マウスで列の並べ替えを解除するには、Ctrlキーを押しながら列ヘッダーをクリックします。
- タッチ操作で列の並べ替えを解除するには、列ヘッダーをタッチして、昇順、降順、並べ替えの解除の3つの可能な並べ替え順序を切り替えることができます。
MultiRowコントロールでFlexGridDetailProviderクラスを使用できるようになりました。
workbookのloadメソッドとloadAsyncメソッドで第1引数にArrayBufferを指定できるようになりました。 また、FlexSheetクラスとFlexGridXlsxConverterクラスのloadメソッドとloadAsyncメソッドでもworkbook引数にArrayBufferを指定できるようになりました。
ファイルインポート時に、インライン文字列の10進文字コードがUnicodeに変換されるようになりました。
wijmo.pdfモジュールで、コンテンツセキュリティポリシーのscript-src'self'を使用できるようになりました。
結合されたグリッドの編集、セル編集アクション後のグリッド選択の復元、InputDateRangeコントロール、およびCollectionViewの変更追跡をサポートするようになりました。
レイアウトを変更した後にselectionイベントが発生しなくなりました。
parseDateメソッドの第1引数の日付部分に不正な文字列が設定されている場合に、nullを返却するようになりました。
- 本バージョン:parseDate('2021/01/01 test','d')=>null
- 従来のバージョン:parseDate('2021/01/01 test','d')=>Fri Jan 01 2021 00:00:00 GMT+0900 (日本標準時)
MergeManagerのコンストラクタ引数のGridが非推奨となりました。
ノードを無効にしたときに、ノードは自動て折りたたみまれるようになりました。
非表示の列は含まれずに検索が実行されるようになりました。
checkOnFilterプロパティがfalseの状態でフィルタを実行すると、フィルタ実行前に選択されていた項目フィルタ値に該当しない値も表示されるようになりました。
同列グループで列の幅が競合した場合、以下のように動作が変更されました。
- 本バージョン:最後の行の列幅が優先されます
- 従来のバージョン:最初の行の列幅が優先されます
同列グループでバインドされる行が次のように変更されました。
- 本バージョン:最後の行がバインドされます
- 従来のバージョン:最初の行がバインドされます
このクラスは読み取り専用になりました。PivotCollectionViewクラスはPivotEngineの結果を表示するように設計されているため、その内容をユーザーが編集することを意図したものではありません。このため、isReadOnlyプロパティがfalseに設定されている場合でも、PivotGridから編集することはできなくなりました。
valueFieldsに設定されるフィールドの型設定が厳格になりました。集計値をSumとしたい場合は次の方法を適用してください。
- fieldsプロパティよりも前にitemsSourceプロパティを定義してください。
- fieldsプロパティで対象のフィールドに対して、明示的にdataTypeを設定します。
非表示時のPopup内設定されている要素のaccesskeyを無効にするには、PopupのisVisibleプロパティを利用して、ポップアップが表示されている時のみアクセスキーに紐づいたイベントを有効にします。
<div>
<button id="pp1">Show Popup</button>
<div id="popup1">
Popup 1
<button id="btn" accesskey="r">Alert</button>
</div>
</div>
<script>
var popup = new wijmo.input.Popup('#popup1', {
hideTrigger: 'None',
});
//途中省略
//アクセスキーに紐づくイベントを追加する
document.getElementById('btn').addEventListener('click', function () {
if(popup.isVisible){
window.alert('btnAccess!')
}
});
</script>
[86263] ドロップダウンリストが表示された状態でリストの値を入力しても、入力した項目が選択されない
[86251] strictモードのAngularアプリをコンパイルするとエラーが発生する
[86273] 非表示列の値をFlexGridSearchで検索すると、検索結果としてグリッドに非表示列の値を含む行データが表示される
[86250] CellMakerButtonを配置している時、TabキーでグリッドからフォーカスアウトするとフォーカスがCellMakerButtonに移動する
[86237] refreshOnEditをfalseにしていても、DataMap.RadioButtonセルの編集後はすべてのセルを更新される
[86218] imeEnabledが有効の場合に、Spaceキーを押すとラジオボタンが選択される
[86210] 移動禁止した列の幅をタッチ操作で変更できない
[86204] カスタムエディタの隣のセルでクイック編集できない
[86193] imeEnabledが有効の場合に、セル選択後にフォーカスが正常に移動できなくなる場合がある
[86190] 固定行/列からマウスドラッグを開始したとき、マウス速度によって選択されるセルが異なる
[86183] selectionModeがListBoxの場合、最初に選択した行をクリックしたときに複数選択が解除されない
[86167] 一部だけ表示されたセルで日本語を入力できない場合がある
[86147] itemFormatterでチェックボックスにラベルを追加すると、ラベルをクリックしてもチェックボックスが変更されない
[86098] 全ての列を固定列に設定している時、autoSizeColumnsを実行しても列幅が正しく自動調整されない
[86089] 列選択が有効な場合、列を選択してから行を選択すると直前に選択した列の選択が解除される
[86091] imeEnabledがtrueの時、セルの編集モード中にEscキーを押下して編集モードを終了すると、IMEが無効になる
[85923] DataMapが設定されている列で空の項目以外の値でフィルタを適用すると、空の項目のチェックも外れる
[86173] Excelファイルをインポートしてからエクスポートすると、列のスタイルが変更されてしまう
[86165] 末尾に不正な文字が含まれる日付文字列が正常な日付と認識されてしまう
[360004084556] fakeAsyncを利用したテストを連続で実施した場合、後続のテストが失敗する場合がある
[86169] マスク文字列が2文字の場合、BackSpaceキーとDeleteキーを押したときにカーソル位置が不正になる
[86326] checkOnFilterがfalseの時、任意の項目を選択した状態から別の値でフィルタすると選択されていた項目が未選択になる
[9749415613967] フォーム内に配置したMultiSelectの選択項目をリセットするとスクリプトエラーが発生する
[86074] 子ポップアップをポップアップの閉じるボタンで閉じると、親ポップアップではなく親画面にフォーカスが移動する
[86143] 行を手動で定義して空データを設定するとエラーが発生する
[86281] FlexGridのセルが編集中に別の要素を操作すると、セルの編集内容をUndoすることができない場合がある
5.20203.748(2020/12/02)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9/10/11
React 16/17
Vue.js 2/3
Angular 11に対応しました。
React 17に対応しました。
Vue.js 3に対応しました。
selectionModeプロパティにDateSelectionMode.Rangeを設定することで、日付範囲を選択できるようになりました。
この時、選択範囲の開始日がvalueプロパティに、終了日がrangeEndプロパティに定義されます。また、選択開始日から選択できる最小の日付数をrangeMinプロパティ、最大の日付数をrangeMaxプロパティで指定することができます。
monthCountプロパティが追加されコントロール内に複数の月のカレンダーを表示できるようになりました。
calculatedFieldsプロパティが追加され、同一のデータソース内の項目を利用して読み取り専用の動的な計算フィールドを追加できるようになりました。
getErrorメソッドが改善され、コールバック関数の第2引数(propName)をnullに指定した場合に、検証エラー時に行ヘッダセルに表示されるメッセージを指定できるようになりました。
getErrorメソッドが改善され、1行にあるすべての検証エラーメッセージを表示できるようになりました。
CollectionView.getErrorメソッドが改善され、検証エラー時に行ヘッダセルに表示されるメッセージを指定できるようになりました。
chartsPerLineプロパティが追加され、複数の円グラフが表示されている時に1行あたりに表示できるグラフ数を指定できるようになりました。
InputDateを拡張して最初から日付範囲を選択できる、InputDateRangeが追加されました。
commandプロパティを実装するための、ICommandインターフェイスが追加されました。
delayプロパティが追加され、検索時の遅延時間を設定できるようになりました。
delayプロパティが追加され、検索時の遅延時間を設定できるようになりました。
caseSensitiveSearchプロパティが追加され、検索時の大文字と小文字の区別を設定できるようになりました。
selectedIndexプロパティが追加され、現在選択されている項目のインデックスを取得・設定できるようになりました。
ツールチップの表示位置を指定することができるプロパティ(wjTooltipPosition)が追加されました。
ツールチップの表示位置を指定することができるプロパティ(position)が追加されました。
フィルタリングやページングを設定してページを移動したときに、セルの選択位置が同じ場合でもcurrentChangedイベントが発生するようになりました。
現在の表示月が最大月/最小月に達したときに、来月/前月のボタンを無効にするようになりました。
カスタムセルエディタ(editor)とセルテンプレート(cellTemplate)が同時に利用されている時に、セルの右側にドロップダウンボタンが表示されるように改善されました。
DataMapセルの編集時にcaseSensitiveSearchプロパティの設定(大文字と小文字の区別)が考慮されるようになりました。
フィルター時にFlexGrid.caseSensitiveSearchプロパティの設定(大文字と小文字の区別)が考慮されるようになりました。
値が最大値/最小値に達したときにインクリメント/デクリメントボタンを無効にするようになりました。
headerPathプロパティが改善され、アイテム選択後にheaderPathプロパティに指定したプロパティの値がメニューのヘッダに表示されるようになりました。
caseSensitiveSearchプロパティが改善され、検索時の大文字と小文字の区別を設定できるようになりました。
headerPathプロパティが改善され、アイテム選択後にheaderPathプロパティに指定したプロパティの値がコントロールのヘッダに表示されるようになりました。
valueプロパティに、色を表さない不正な文字列(例:xyzなど)が設定できないように改善されました。
現在の月の前または後の月に属する日をクリックした時の動作が、従来のバージョンの動作(5.20202.699以前)の動作に戻り、カレンダーが自動的に月を切り替えるようになりました。これは5.20202.724の仕様変更により、InputDateのドロップダウンカレンダーで前後の月の日付を選択すると現在の月が間違って表示されてしまうなどの不正な動作が確認されたためです。
数値型セルを編集モードにした時に数値の精度を維持するため、編集時の書式が「r」に変更されました。
parseDateメソッドの第2引数(format)が月と日(例:MM/dd)かつ、第3引数(refDate)を指定した場合に、年部分に加えて時間部分をrefDateから取得するようになりました。
- 本バージョン:parseDate("12/31", "MM/dd", new Date(2019, 11, 31, 1, 59))=>2019-12-30T16:59:00.000Z
- 従来のバージョン:parseDate("12/31", "MM/dd", new Date(2019, 11, 31, 1, 59))=>2019-12-30T15:00:00.000Z
デフォルトのカルチャが指定されていて書式に%が指定されている時、他のカルチャに合わせて%記号の前にあったスペースが削除されました。
- 本バージョン:Globalize.format(0.12, 'p0) =>'12%'
- 従来のバージョン:Globalize.format(0.12, 'p0) =>'12 %'
[86046] sourceCollectionに空の配列を設定後refreshを実行しても、selectionChangedが発生しない
[85941] itemsSourceに設定されていない値を入力した後、Escを押下するとテキストの値が元に戻る
[86002] Reactで起動ライブラリをParcelにしている時、saveAsyncを実行するとスクリプトエラーが発生する
[85986] 列のmultiLineがtrueかつ、「ime-mode」のスタイルが設定されている場合、IMEを切り替えた後にセルを改行するとIMEが元に戻る
[85991] グリッドが設定された詳細行を展開すると、表示されたグリッドの下側に空白が表示される
[86025] 列幅が非常に小さい場合にautoSizeColumnsメソッドを実行しても列幅が正しくリサイズされない
[86012] グループ化したFlexGridで最初列にBooleanCheckerを設定した場合、グループヘッダに項目名が表示されない
[86045] style属性にmaxHeightとminHeightを設定している時、ブラウザの高さをminHeightより小さくするとグリッド下部の行が空白になる
[86042] selectionModeがListBoxの時、コピーする範囲を指定してgetClipStringを実行しても、指定した範囲がコピーされない
[86062] refreshOnEditがfalseでsortDescriptionsにBooleanChecker列を設定している時、チェックボックスクリック時にソートが実行される
[86116] 書式「g0」かつ最大値を設定したInputNumberをエディターに設定した時、最大値を先頭に含む最大値より大きい値を入力できる
[85952] wj-flex-sheetのautoFillingイベントとautoFilledイベントが発生しない
[85989] データ追跡が有効なCollectionViewをソースに設定している時、行を削除してもitemsRemovedに削除した行レコードが追加されない
[86119] 検証エラー時にフォーカス移動を禁止していても別のドロップダウンボタンをもつInputのドロップダウンを開いて値を変更できる
[86122] コントロールを無効にした後で有効にすると、tabindexが機能しなくなる
[85895] フィールド内のshowAsにRunTotPctを設定すると値が半分で表示される
[86073] 子ポップアップ表示後、別のウィンドウをアクティブにして元に戻すと入力要素のフォーカス位置が変更される
[86075] モーダルポップアップ内に配置した要素のフォーカスがtabindexで指定した通りに移動しない
[86099] アクセスキーを設定したボタン要素がポップアップ内に配置されている時、ポップアップが非表示でもボタンのアクセスキーが有効になる
[86156] Escキーでポップアップを閉じる時、hidingイベントをキャンセルするとフォーカスが呼び出し元に移動する
[86061] PrintDocumentを使用して印刷を行う場合、Inputコントロールの値が表示されない
5.20202.724(2020/09/23)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9/10
React 16
Vue.js 2/3
Vue.js 3(RC版)に対応しました。
beginsWithSearchプロパティが追加され、入力した文字列で始まる項目だけをリスト表示できるようになりました。
- false(既定値):入力した文字列を含む項目だけをリスト表示します。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- true:入力した文字列で始まる項目だけをリスト表示します。
weeksBefore/weeksAfterプロパティが追加され、現在の月の前/後に追加の週を表示できるようになりました。
- 0(既定値):追加の週を表示しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- 正の整数:指定した数だけ追加の週を現在の月の前/後に表示します。
Legend.maxSizeプロパティが追加され、凡例の最大サイズをピクセル('50px')またはパーセント('20%')単位で指定できるようになりました。
FlexGrid.showPlaceholdersプロパティが追加され、セルエディターの値が空の場合に、プレースホルダーに列ヘッダー文字列を表示できるようになりました。
- false(既定値):プレースホルダーを表示しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- true:プレースホルダーを表示します。
KeyAction.CycleEditable列挙体メンバーが追加されました。FlexGrid.keyActionTab(またはkeyActionEnter) = KeyAction.CycleEditableに設定すると、Tab(またはEnter)キーを押したときに、次の編集可能な列に移動する(右端の列まで移動したら次の行に移動する)ことができるようになりました。
Globalize.parseFloatメソッドの数値解析処理を厳格化しました。従来のバージョンでは、"1 + 1"、"foo 1 bar 1"の文字列は"11"として解析されていました(数字や小数点などの記号以外の文字を削除してから解析していました)。本バージョンでは、これらの文字列は"NaN"として解析されます(数字や小数点などの記号以外の文字を削除せずに解析します)。
列ヘッダーのすべて選択のチェックボックスを押下した時の動作が改善されました。
CollectionViewでページングを設定した状態で、元に戻す/やり直しの操作を実行したときに、元に戻された/やり直されたページに自動的に移動されるようになりました。
前後の月の日をクリックしたときに、自動的に前後の月に移動しなくなりました。これはWindows 10のカレンダーと同じ動作です。従来のバージョンでは、前後の月の日をクリックすると自動的に前後の月に移動され、クリックするたびにチラつきが発生したりカレンダーのサイズが変更される場合がありましたが、これらの現象を防ぐために動作を変更しました。
次のスタイルを変更しました。
- 日と曜日のpadding-top/padding-bottomプロパティ:6px→5px
- ヘッダー文字列のfont-weightプロパティ:normal→bold
列のeditorプロパティにComboBoxを設定している時、ドロップダウンリストを表示した状態でEnterキーを押下した時の動作が変更されました。これは、ドロップダウンリストの項目をマウスクリックした時の動作と統一させるためです。
- 本バージョン:選択した項目のままセルは編集状態になります
- 従来のバージョン:編集が終了し次の行のセルが選択されます
[85880] selectedValueが設定されているComboBoxで、初期表示中にフォーカスする設定にしている場合、ブラウザ再描画時にchangeイベントが発生する
[85886] セルの最初の要素のinnerHTMLに値が設定されている場合、Excel出力するとセルの背景色が出力されない
[85890] データがなくcolumnFootersにGroupRowが追加されているグリッドをExcel出力すると、スクリプトエラーが発生する
[85733] セルテンプレートを設定したセルに、文字入力とEnterキーの押下を素早く繰り返すと、スクリプトエラーが発生する
[85838] 任意の行を編集状態にした後、チェックボックスセルのチェックボックスをクリックすると、HitTestInfoを正しく取得できない
[85844] 固定列かつ結合された列のフィルタを適用すると、フィルタアイコンの色が変化しない
[86142] ラベル付きのチェックボックスを選択してからスクロールするとセルが表示されなくなる
[86407] 任意の項目のフィルタ適用後、再度のフィルタダイアログから「すべて選択」を押下すると全ての項目が未選択になる
[85821] ツールチップが表示されている状態で、contentが空文字の項目にマウスオーバーすると、空のツールチップ表示される
[85864] formatが「n2」の時、セルの値を編集モードでコピーしてから別のセルに貼り付けると小数点以下が表示されずデータ型が文字列型になる
[85834] maskプロパティに'Z'を設定している時、半角カナを入力するとテキストが入力されたままになる
[85911] データ設定後にcolumnLayoutを設定すると最終行が表示されない
[85914] Ctrl+V押下時に他のセルにクリップボードデータを設定できない
[86033] 非表示セルを選択してフォーカスした後、prepareCellForEdit内でセルエディタの値を更新してもセルの値が更新されない
[85861] 階層フィールドを使用したPivotEngineで、フィルタを適用後ビュー定義を保存してから再読み込みするとスクリプトエラーが発生する
5.20202.699(2020/08/19)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9/10
React 16
Vue.js 2/3
wijmo.barcode、wijmo.barcode.common、wijmo.barcode.composite、wijmo.barcode.specializedモジュールが追加され、バーコードを表示できるようになりました。
wijmo.grid.transposedmultirowモジュールとTransposedMultiRowコントロールが追加され、複数行グリッドの行と列を入れ替えて(転置して)表示できるようになりました。この機能はWijmo Enterpriseでのみご利用いただけます。
Angular 10に対応しました。
Vue.js 3(ベータ版)に対応しました。
CollectionView.addNewメソッドにオプションの引数が追加されました。
- 第1引数item:追加する項目を指定します。nullの場合、newItemCreatorプロパティを使用して生成された項目を追加します。
- 第2引数commit:新しい項目をすぐに保存するかどうかを指定します。
- false(既定値):commitNewメソッドを実行するまで新しい項目を保存しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- true:新しい項目をすぐに保存します。
Column.editorプロパティが追加され、Wijmoの入力コントロールを使用してセルを編集できるようになりました。
- サンプルのCustomGridEditorクラスの利用は非推奨となり、本バージョン以降ではメンテナンスおよび動作保証は行われません。カスタムエディタを設定したい場合は、本プロパティをご利用ください。
InputDate、InputTime、InputDateTime、InputNumber、InputMask、InputColorコントロールに、invalidInputイベントが追加されました。このイベントは不正な値が入力されたときに発生します。イベントハンドラでイベント引数のcancelプロパティをtrueに設定すると、不正な値が入力されたままにして、エラーメッセージを表示して他の要素へフォーカスを移動するのを禁止することができます。イベント引数のcancelプロパティをtrueに設定しなかった場合、従来のバージョンと同様に、自動的に入力前の値や正しい範囲の値に変更されます。
wijmo.pdf.securityモジュールが追加され、文書を開くパスワード(ユーザーパスワード)、権限パスワード(オーナーパスワード)、PDFのバージョン、文書の制限(印刷、文書の変更など)を設定できるようになりました。
Popup.dialogResultSubmitプロパティが追加され、ポップアップのsubmit(送信)ボタンをクリックしたときの処理を定義できるようになりました。
Angularモジュールの形式がCommonJSモジュールからESモジュールに変更されました。この変更により、Angular 10アプリのビルド時に警告が表示されなくなります。また、ESモジュールではツリーシェイキングが有効になるため、従来のバージョンに比べてバンドルサイズが削減されます。ESモジュールは、Angular 9以前のバージョンでも一部の例外(仕様変更の項目を参照)を除いて問題なく使用できます。
FlexGridXlsxConverter.saveAsyncメソッドにオプションの第7引数asyncWorkbookが追加され、Workbookオブジェクトを非同期的に生成できるようになりました。asyncWorkbook引数をtrueに指定した場合のみ第4引数onSavedコールバック関数が実行され、その関数の第2引数workbookで非同期的に生成したWorkbookオブジェクトを取得することができます。
- false(既定値):Workbookを同期的に生成します。
- true:Workbookを非同期的に生成します。これは従来のバージョンと同じ動作です。
Angularモジュールの形式がCommonJSモジュールからESモジュールに変更されました。この変更により、Angular 8以前のバージョンで「Wijmoコンポーネントを継承したカスタムコンポーネントで、wjFlexGridCellTemplate/wjItemTemplate/wj-menuのいずれかを使用して、AOTコンパイルする」と、エラーが発生するようになります。wijmo.esmツールを実行すると、Angularモジュールの形式をCommonJSモジュールに変更して、このエラーを回避することができます。wijmo.esmツールは、WijmoのAngularパッケージをインストールするとnode_modules/.binディレクトリにインストールされます。このツールの実体はnode_modules/@grapecity/wijmo.angular2.directivebase/tools/wijmo-esm.jsにあります。wijmo.esmツールは、オプションを指定せず実行すると、Angular 8以前のバージョンではESモジュールを無効(CommonJSモジュールを有効)にして、Angular 9以降のバージョンではESモジュールを有効にします。また、-disable/-enableオプションを指定して、ESモジュールを明示的に無効/有効にすることもできます。wijmo.esmツールは、次のいずれかの方法で実行できます。
次のコマンドを実行すると、ツールを直接実行できます。
npx wijmo.esm
Angularアプリのpackage.jsonで次の設定を追加すると、npm installコマンドを実行後に自動的にツールを実行できます。
"scripts": {
"postinstall": "wijmo-esm",
...
},
Angularアプリのpackage.jsonで次の設定を追加すると、npm run wijmo-esmコマンドでツールを実行できます。
"scripts": {
"wijmo-esm": "wijmo-esm",
...
},
[85672] textプロパティに値を設定しても、設定した値がテキストに表示されない
[85829] ngModelが""で初期化されている時、コンポーネント生成後にitemsSourceを更新すると、コンポーネントがDirtyになる
[85759] 階層構造データがCollectionViewに設定されている時、セルの値を編集せずに編集モードを終了すると、未編集のデータがitemsEditedに追加される
[85764] isEditableがfalseでIMEをONにした場合、テキストを入力することができない
[85765] isEditableがtrueでIMEをONにした場合、itemsSourceに含まれる文字列を入力すると入力値が連続で表示される
[85647] iOSで画面を拡大してからドロップダウンリストを開くとリストの表示位置がずれる
[85777] includeColumnHeadersをtrueにしても、Excelインポート時に列ヘッダーにテキストが表示されない
[85708] レンダリングエンジンをWebGLRenderEngineにした場合、折れ線チャートを拡大すると線がプロットエリアからはみ出て表示される
[85662] セルを非選択にしても、FlexGridにフォーカスがある状態でCtrlキーなどを押下すると1行1列目が選択される
[85663] 固定列の右隣りの列の幅が「1」の時、固定列を非表示にするとその右隣りの列も非表示になる
[85690] columnGroupsを使用している場合、ピンを表示すると垂直方向マージされた列では、列ヘッダーのテキストの左側にアイコンが表示される
[85685] 左下のセルがExcelにエクスポートされない
[85697] itemsSourceにnullを設定した場合、selectedRowsの値がundefindになる
[85732] クイック編集でInputDateセルを編集した後、クイック編集でInputNumberセルに1桁の値を入力しても値が表示されない
[85718] セルに改行コードを含む長い文字列が設定された場合、PDF出力するとセル内の全ての文字が出力されない
[85722] フィルタが初期状態の時、showValuesで値を取得すると「null」が返却されない
[85745] クイック編集でInputDateセルを編集した後、クイック編集でInputNumberセルに英字を入力すると、英字が入力される
[85730] selectionModeがMultiRangeの時、複数セルを選択してもselectedItemsでは最後に選択されたデータのみが取得される
[85726] DataMapでクリックイベントを発生させてもドロップダウンが開かない
[85728] セルテンプレート上のボタンをクリックすると、クリックイベントが2回発生する
[85744] 詳細行を展開してからスクロールした後、別の詳細行を展開すると、最初にスクロールした詳細行が勝手に左にスクロールされる
[85801] AllowSortingとAllowDraggingがNoneでselectionModeがRowの場合、列ヘッダーをクリックすると1行目のデータが選択される
[85779] 列にselectedValuePathが空文字に設定されているDataMapがバインドされている場合、リストから空の項目を選択することができない
[85804] 固定列のみが表示されている状態で、水平スクロールバーを右にドラッグし続けると、水平スクロールバーの幅が小さくなる
[85796] Menuをコンテキストメニューとして表示している場合、メニューを表示後マウスを動かさずに左クリックするとメニューが実行される
[85812] 複数のグリッドが配置されている場合、ページ下部に配置されたグリッドの列ヘッダの境界線をクリックすると、グリッドが消える
[85825] 列ヘッダークリックによる列選択が有効な時、フィルタアイコンをクリックしても列が選択される
[85831] 列幅を変更すると、セルのinnerHTMLに設定したラジオボタンがクリックしても有効にならない
[85863] select、focusの順で処理を実行すると、選択されたセルが画面内に表示されるようにスクロールされない
[86314] multiLineがtrueの場合、preserveWhiteSpaceを有効にしてもセル内の空白がデータの通り保持されない
[4415702232463] ブラウザのスクロールバーが表示された状態で結合されたセルを選択すると、グリッドがスクロールされる
[4464209017231] 列幅が大きい状態でセルをダブルクリックしてもセルが完全編集状態にならない
[4736618949135] 固定行以外の行を非表示にした場合、固定行の最終行が編集モードにならない
[85790] selectionModeをRowに指定してインスタンスを初期化しても、初期化後のselectionModeがCellRangeになる
[85746] NgFormやNgModelのリセットを実行しても、pristineやdirtyがリセットされない
[85636] isRequiredをfalse、textにnullを設定して、全角数値を入力するとエラーが発生する
[85677] displayMemberPathに設定した値がnull、空文字、スペースのみ文字列の場合、itemClickedイベントが発生しない
[85659] 表示上の最下行のセルを編集モードにして、Enterを押下するとグリッドがスクロールされない場合がある
[85723] getMergedRangeメソッドの行の引数に負値を指定してもnullが返却されない
[85769] 縦に結合されたセルで検証エラーが発生すると、入力中の文字が左に移動する
[85810] セル選択状態でコンテキストメニューを表示後、矢印キーとEnterでメニューを実行すると、セルが編集モードかつ値が空欄になる
[85824] 列幅が0の列を定義すると、その左隣列のヘッダーレイアウトが崩れる
[85469] saveAsyncを実行して、戻り値のWorkbookのsaveAsyncを実行するとエラーが発生する
[85625] 高さを指定したグリッドをスクロールすると、null値が空白ではなく別の値で表示される
[85648] iOSで画面を拡大してから表示するとポップアップの表示位置がずれる
[85731] 入力したコントロールからフォーカスを移さずに元に戻すと、最後に入力された値が元に戻らない
5.20201.680(2020/06/02)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9
React 16
Vue.js 2
wijmo.touchモジュールが追加され、タッチデバイスでドラッグ&ドロップ操作ができるようになりました。
数値書式「e」と「E」が追加され、指数形式で書式設定および文字列解析できるようになりました。
数値書式「F」と「G」が追加され、1000の区切り文字「,」付きの固定小数点と全般の書式で書式設定および文字列解析できるようになりました。
wijmo.cloudモジュールが追加され、Googleのいくつかのクラウドサービスと連携できるようになりました。
GoogleSheetクラスが追加され、Googleスプレッドシートのデータを表示および編集できるようになりました。
Firestoreクラスが追加され、Cloud Firestoreデータベースとデータ連結できるようになりました。
Snapshotクラスが追加され、Cloud Firestoreデータベースとデータ連結してリアルタイムでデータを更新できるようになりました。
OAuth2クラスが追加され、Google APIの認証/認可処理を実行できるようになりました。
wijmo.chart.webglモジュールとWebGLRenderEngineクラスが追加され、WebGLでGPUを利用して高速に描画できるようになりました。
FlexGrid.expandSelectionOnCopyPasteプロパティが追加され、結合セルを含むセル範囲を選択してコピーまたは貼り付けるときに、結合セルに合わせて選択範囲を自動的に拡張するかどうかを指定できるようになりました。
- true(既定値):結合セルに合わせて選択範囲を自動的に拡張します。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- false:選択範囲を変更しません。
FlexGrid.caseSensitiveSearchプロパティが追加され、セルの検索機能(FlexGrid.autoSearch = trueに設定した場合に有効)で、英字入力で文字列を検索する際に大文字と小文字を区別できるようになりました。
- false(既定値):英字入力で文字列を検索する際に大文字と小文字を区別しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- true:英字入力で文字列を検索する際に大文字と小文字を区別します。
FlexGridXlsxConverter.saveAsyncメソッドの第4引数onSavedコールバック関数にオプション引数workbookが追加され、保存時にWorkbookオブジェクトを参照できるようになりました。
PdfFormatItemEventArgs.drawBackgroundメソッドが追加され、PDF出力でセルの背景を描画できるようになりました。
EXACT関数に対応しました。
Angular Materialのように、入力コントロールの状況に応じて変化するラベルを表示できるようになりました。
AutoComplete、ComboBox、ListBox、MultiSelectコントロールにcaseSensitiveSearchプロパティが追加され、英字入力で文字列を検索する際に大文字と小文字を区別できるようになりました。
- false(既定値):英字入力で文字列を検索する際に大文字と小文字を区別しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
- true:英字入力で文字列を検索する際に大文字と小文字を区別します。
レイアウト定義でセルグループのisRowHeaderプロパティが追加され、セルグループを行ヘッダーとして表示できるようになりました。これにより、行ヘッダーに複数の行と列を配置して、ヘッダーテキストやデータ値を表示できます。
PdfViewer.zoomModeChangedイベントが追加されました。ズームモード(zoomModeプロパティの値)が変更されたときに発生します。
Popup.positionプロパティが追加され、対象要素に対する表示位置を指定できるようになりました。
Popupクラスのイベントが追加されました。
draggingイベント:ドラッグされる前に発生します。
draggedイベント:ドラッグされた後に発生します。
positionChangingイベント:ドラッグ中にマウスが移動される前に発生します。
positionChangedイベント:ドラッグ中にマウスが移動された後に発生します。
resizingイベント:リサイズされる前に発生します。
resizedイベント:リサイズされた後に発生します。
sizeChangingイベント:リサイズ中にマウスが移動される前に発生します。
sizeChangedイベント:リサイズ中にマウスが移動された後に発生します。
ImmutabilityProviderクラスで、「persons[1].surname」のようなネストされたプロパティを列のbindingで指定できるようになりました。
ImmutabilityProvider.cloningItemイベントが追加されました。このイベントは変更される項目のクローンを作成する必要があるときに発生し、項目をクローンする際にカスタムロジックを使用できます。
ReportViewer.zoomModeChangedイベントが追加されました。ズームモード(zoomModeプロパティの値)が変更されたときに発生します。
Tooltip.setTooltipメソッドに第3引数positionが追加され、対象要素に対する表示位置を指定できるようになりました。
v-wjTooltip属性ディレクティブが追加され、Vue.jsテンプレートで任意の要素にツールチップを定義できるようになりました。
従来のv-wj-context-menu(ケバブケース)属性ディレクティブに加えて、v-wjContextMenu(キャメルケース)属性ディレクティブでもコンテキストメニューを定義できるようになりました。
Materialテーマは、従来のバージョンではlessで実装されていましたが、他のテーマと同様にscssで実装されました。スタイルの内容に変更はありません。
Materialテーマは、従来のバージョンではテーマの他にwijmo.cssも参照する必要がありましたが、MaterialテーマのCSSファイルだけを参照してテーマを適用できるようになりました。
チェックボックスとラジオボタンのDOM構造が次のように変更されました。これにより、チェックボックスとラジオボタンのスタイルをカスタマイズしやすくなりました。
<!-- 従来のDOM -->
<input type="checkbox" ...>
<label><input type="radio" ...>ラベル</label>
<!-- 新しいDOM -->
<label><input type="checkbox" ...><span></span></label>
<label><input type="radio" ...><span>ラベル</span></label>
GroupPanelコントロールに既定のプレースホルダー文字列が追加されました。GroupPanel.placeholderプロパティに空文字を設定すると、従来バージョンの既定の動作のようにプレースホルダーに何も表示しないようにすることができます。
レイアウト定義のrowspanプロパティの動作が改善され、任意の位置のセルを縦に結合できるようになりました。
[85522] チャートをPNG形式で出力すると、チャートに設定されていたフォントのスタイルが反映されない
[85031] DataMapで表示名に空文字が設定されている場合、その項目を選択すると選択値がnullになってしまう
[85039] DataMapを指定する列型を文字列型にして、isRequiredプロパティを未設定にした場合に、選択値が空文字に変更される
[85040] DataMapを指定する列型を文字列型にして、isRequiredプロパティを未設定にした場合に、表示名が空文字の項目を選択することができない
[85135] 行ヘッダの幅や列ヘッダの高さをマウスドラッグで0にすると、ドラッグ用の枠線が表示されなくなりマウスドラッグができなくなる
[85616] 「strictNullChecks」が有効の場合、高さにnullを指定するとコンパイルエラーが発生する
[85474] 列をソートした状態で行を削除すると、グリッドが一番下までスクロールする
[85494] GroupPanel上でソートを行うとSortMemberPathで指定したソートが実行されない
[85514] imeEnabledが有効な場合にセルを選択してESCキーを押下するとセルの値が削除される
[85538] 固定列内のセルをダブルクリックしても、セルが編集モードにならない
[85545] ツリーグリッドでcellTemplateをCellMakerで設定しても、CellMakerで設定したセルがグリッドに表示されない
[85555] iOSで列固定とスティッキーヘッダーを設定したグリッドをスクロールするとグリッドが消える
[85557] iOSで詳細行を展開するとグリッドが消えてしまう
[85560] Selectorを使用したグリッドでTopLeftの行をマージした場合、マージしたセルのチェックボックスをクリックしても行ヘッダのチェックボックスが連動しない
[85569] 列ヘッダにテキストエリアを配置した場合、セル選択後にテキストエリアを選択してもテキストエリアに文字を入力することができない
[85606] ODataVirtualCollectionViewを利用している場合、データが読み込まれていないセルを選択すると表示位置が先頭行に戻る
[85671] selectionModeをCellに設定するとselectedItemsプロパティが空になる
[85674] 固定列内のチェックボックスセルをクリックしてもチェック状態が変更されない
[85743] 詳細行を展開してからスクロールした後、別の詳細行を展開すると、最初に展開した詳細行のデータが消える
[85754] selectionModeをRowに設定している時、未選択状態の行を追加しても行が交互に選択された状態で追加される
[85823] 任意の行が非表示の時、セルを選択してからDeleteとEnterを押下すると、非表示の行が表示されない
[85840] 最下部の見切れているセルをダブルクリックすると、検証エラーで発生したセルの編集モードが解除される
[84741] 連続した範囲をコピー&ペーストすると行の高さが変わる
[85503] parseDateメソッドに範囲外の時分秒を指定すると繰り上がって日付が作成される
[85537] 数値の書式設定 「g」で精度指定子を大きくすると、下一桁が5の時に値が 「NaN」になる
[85548] カーソルブラウズを有効にした状態で他の月の日付を選択してもテキストボックスに選択した日付が反映されない
[85126] 値が0の場合にisReadOnlyをtrueに設定してもコントロールの値が削除されてしまう
[85127] 縦に結合されたセルを含んだ行をコピー&ペーストした場合、貼り付け先のセルのクリック位置によってペーストされる位置が異なる
[85143] 見切れている列ヘッダーを表示させてからクリックすると、ブラウザの横スクロールバーが勝手に動作してしまう
[4826431632399] selectionModeをListBoxに設定している場合、行ヘッダをクリックすると不正な動作が発生する
[4403416904079] checkedMemberPathの値が無効なデータをitemsSourceに割り当てるとcheckedItemsChangedが発生する
[85113] FlexPivotで、小計や総計を含む行や列を固定した場合に、スクロールすると固定セルとデータセルが重なって表示される
[85542] customCellContentをtrueに設定してPDF出力すると、出力されたグリッドの罫線が太くなる箇所が存在する
[85544] hideTriggerを「Click」に設定したポップアップを表示してからクリックすると、ポップアップがちらつく
[85132] 日本語カルチャを参照した場合、レポート読み込み中のメッセージが縦書きになる
[85137] selectedIndexで最初のタブ以外を選択するとタブパネル要素に不要なスタイルが追加される
[85037] ツールチップに長い文字列を設定すると、文字列がツールチップの枠からはみ出して表示される
5.20201.664(2020/04/10)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9
React 16
Vue.js 2
[85140] iOS/iPadOS 13でスクロールするとちらつく
5.20201.663(2020/04/01)
TypeScript 2(2.9.2)/3(3.0.0)
Angular 2/4/5/6/7/8/9
React 16
Vue.js 2
Angular 9に対応しました。
Chromium版のMicrosoft Edgeに対応しました。
ObservableArray.spliceメソッドの第3引数がオプション引数(item?: T)から残余引数(...item: T[])に変更され、複数の項目を追加できるようになりました。この変更により既存のコードを変更する必要はなく、既存の動作が変更されることもありません。
MultiSelectListBoxコントロールが追加され、リストボックスの項目をチェックしたり、フィルターを適用できるようになりました。このコントロールは、MultiSelectコントロールのドロップダウンリストで使用されています。
CollectionView.sortNullsプロパティが追加され、null値のソート方法を指定できるようになりました。
Last(既定値):null値を常に最後に表示します。これは従来のバージョンと同じ動作です。
First:null値を常に先頭に表示します。
Natural:null値を昇順の場合は先頭に、降順の場合は最後に表示します。
FlexGridXlsxConverter.saveAsyncメソッドの第6引数onProgressとWorkbook.saveAsyncメソッドの第4引数onProgressが追加され、ファイル生成の進捗率を取得できるようになりました。
FlexGridXlsxConverter.cancelAsyncメソッドとWorkbook.cancelAsyncメソッドが追加され、ファイル生成処理をキャンセルできるようになりました。
BreakEvenクラスが追加され、損益分岐点チャートを表示できるようになりました。
wijmo.grid.selectorモジュールとSelectorクラスが追加され、行ヘッダーや任意の列にチェックボックスを表示して、チェックボックスをクリックして複数の行を選択できるようになりました。
wijmo.grid.selectorモジュールとBooleanCheckerクラスが追加され、チェックボックス列の列ヘッダーやグループ行にチェックボックスを表示して、すべてのセルやグループ内のすべてのセルを選択/選択解除できるようになりました。
Column.dataMapEditorプロパティが追加され、データマップが設定された列の編集方法を選択できるようになりました。
DropDownList(既定値):ドロップダウンリストから値を選択したり、入力補完が可能なテキストボックスで値を入力します。従来のバージョンのデータマップエディタと同じです。
AutoComplete:入力補完が可能なテキストボックスで値を入力します。
RadioButtons:ラジオボタンリストから値を選択します。
FlexGrid.preserveWhiteSpaceプロパティが追加され、複数の連続する半角スペースを表示する方法を指定できるようになりました。
false(既定値):HTML要素のように、複数の連続する半角スペースを1つの半角スペースに変換して表示します。これは従来のバージョンと同じ動作です。
true:複数の連続する半角スペースをそのまま表示します。
FlexGrid.bigCheckboxesプロパティが追加され、チェックボックスセルのチェック状態の変更方法を指定できるようになりました。
false(既定値):チェックボックス要素をクリックしたときだけチェック状態が変更されます。これは従来のバージョンと同じ動作です。
true:チェックボックスセルのどの場所をクリックしてもチェック状態が変更されます。
FlexGridクラスのイベントが追加されました。
pinningColumnイベント:ピンで列が固定される前に発生します。
pinnedColumnイベント:ピンで列が固定された後に発生します。
HitTestInfoクラスとCellRangeEventArgsクラスに、getRowメソッドが追加されました。同クラスのrowプロパティは行のインデックスを取得しますが、getRowメソッドはRowオブジェクトを取得します。
HitTestInfoクラスとCellRangeEventArgsクラスに、getColumnメソッドが追加されました。同クラスのcolプロパティは列のインデックスを取得しますが、getColumnメソッドはColumnオブジェクトを取得します。
GroupPanel.groupDescriptionCreatorプロパティが追加され、グループパネルでグループ化を設定したときに、グループの値をカスタマイズできるようになりました。
ISERROR、ISERR、IFERROR関数に対応しました。
MultiSelect.showFilterInputプロパティが追加され、ドロップダウンリストでフィルターを適用できるようになりました。
false(既定値):フィルター文字列を入力するためのテキストボックスを表示しません。これは従来のバージョンと同じ動作です。
true:フィルター文字列を入力するためのテキストボックスをドロップダウンリストの上に表示します。
MultiSelect.checkOnFilterプロパティが追加され、フィルターが適用された項目を自動的に選択するかどうかを指定できるようになりました。
true(既定値):フィルターが適用された項目を自動的に選択します。
false:フィルターが適用された項目を自動的に選択しません。
ODataCollectionViewクラスに次のメンバーが追加され、バッチ更新処理に対応しました。
deferCommitsプロパティ:コミットをデータベースに反映するのを遅延させるかどうかを指定します。
commitEditsメソッド:保留中のすべての変更をサーバーにコミットします。
cancelChangesメソッド:サーバーにコミットせずにすべての変更をキャンセルします。
SSASに接続する際に、itemsSourceプロパティのオブジェクトに次のメンバーを指定できるようになりました。
catalog:カタログ
user:ユーザー名
password:パスワード
wijmo.react.grid.immutableモジュールとImmutabilityProviderコンポーネントが追加されました。React+ReduxでFlexGridのデータを更新したときに、Stateを直接更新せずに、Actionを発行してReducerでStateを更新できるようになりました。
FlexGridDetailコンポーネントが追加され、詳細行を定義できるようになりました。
Menu.contextMenuOfプロパティが追加され、コンテキストメニューを表示する要素を指定できるようになりました。
DOM属性をサポートし、コンポーネントのルート要素でネイティブHTML属性を定義できるようになりました。
isNumber、isString、isDateなどの型判定メソッドで、型を確定してガード(Type Guard)できるようになりました。例えば、引数にany型のvalue変数を渡してisNumberメソッドを実行すると、戻り値がtrueの場合はvalueがnumber型であると確定されます。
v-wj-context-menu属性ディレクティブが追加され、コンテキストメニューを表示する要素を指定できるようになりました。
全てのVueコンポーネントにcontrolプロパティが追加され、コンポーネントの基になるPureJSコントロールを参照できるようになりました。
コンテンツセキュリティポリシー(CSP)ルールに準拠するために、HTML要素のstyle属性で設定していたインラインスタイルを削除して、代わりにスクリプトコードでスタイルを設定するようにしました。スタイルの設定内容と表示結果に変更はありません。
CollectionView.getErrorプロパティのコールバック関数に第3引数parsingが追加され、型の検証エラーを表示できるようになりました。不正な型や日付が入力された場合に、従来のバージョンでは検証エラーが発生せず元の値や近い日付の値に自動的に変更されましたが、本バージョンでは検証エラーが発生してparsing引数にtrueが設定されます。
FlexGridXlsxConverter.saveAsyncメソッドとWorkbook.saveAsyncメソッドがUIスレッドをブロックしなくなり、ファイル生成中にブラウザがフリーズしなくなりました。
データ点の数が多い場合の選択処理のパフォーマンスが改善されました。
列ヘッダーをクリックして列を選択できるようになりました。列の選択を有効にするには、次のプロパティを設定します。
FlexGrid.allowSorting = AllowSorting.None(列ヘッダーをクリックしてソートすることを禁止します)
FlexGrid.allowDragging = AllowDragging.None または AllowDragging.Rows(列ヘッダードラッグして移動することを禁止します)
FlexGrid.selectionMode = SelectionMode.MultiRange(複数のセル範囲を選択できるようにします)
行の高さを0に変更したときに、行ヘッダーの下に枠線が2つ表示され、上の方の枠線をドラッグすると上の行の高さが、下の方の枠線をドラッグすると下の行の高さが変更できるようになりました。列の幅も同様です。従来のバージョンでは、枠線は1つだけ表示されて下の行の高さしか変更できませんでした。
FlexGrid.allowPinningプロパティの型がbooleanからAllowPinning列挙体に変更され、ピンで列を固定する方法を選択できるようになりました。
None(既定値):ピンを表示しません。
SingleColumn:クリックしたピンの列を固定または固定解除します。
ColumnRange:クリックしたピンの列から左の全ての列を固定します。固定列の右端のピンをクリックすると固定解除します。
Both:ピンをクリックすると、その列を固定または固定解除します。Shiftキーを押しながらピンをクリックすると、その列から左の全ての列を固定します。
結合セルのコピー動作が改善され、セルのドラッグ開始/終了位置によらず同じデータがコピーされるようになりました。例えば、横に並んだ2つのセルを結合した場合、従来のバージョンでは、左側/右側からドラッグを開始するとそれぞれ2つ/1つの値がコピーされました。本バージョンでは、どんな場合でも2つの値がコピーされます。
1つのセルをコピーして複数の範囲へペーストできるようになりました。
グループパネル上の列をクリックして、複数列でソートできるようになりました。
行ヘッダーを列ヘッダーにドラッグした時に発生するスクロールの速度が改善されました。
ODataの推奨に従い、PUT要求の代わりにPATCH要求を送信するようになりました。
IFlexGridDrawSettings.quickCellStylesプロパティが追加され、customCellContentプロパティがtrueの場合の描画パフォーマンスが改善されました。
PopupTrigger列挙型のメンバーが追加され、より多くのイベントでポップアップを表示/非表示できるようになりました。現在のClickとBlurに加えて、MouseDown、MouseEnter、MouseLeaveのイベントが追加されました。また、イベントがオーナー要素とポップアップのどちらに対して発生したかも指定できます。
FlexGridコントロールで複数行を削除したときに、1回でまとめて操作できるようになりました。
TreeViewコントロールの編集とチェック操作をサポートしました。
CollectionView.sortNullsFirstプロパティが廃止されました。代わりにsortNullsプロパティを使用してください。
sortNullsFirst = false(既定値)の場合:sortNulls = Lastに設定します。
sortNullsFirst = trueの場合:sortNulls = Firstに設定します。
FlexGrid.allowPinningプロパティの型がbooleanからAllowPinning列挙体に変更されました。
allowPinning = false(既定値)の場合:allowPinning = Noneに設定します。
allowPinning = trueの場合:allowPinning = SingleColumnに設定します。
Column.showDropDownプロパティが廃止されました。代わりにColumn.dataMapEditorプロパティを使用してください。
showDropDown = true(既定値)の場合:dataMapEditor = DropDownListに設定します。
showDropDown = falseの場合:dataMapEditor = AutoCompleteに設定します。
数式の評価中に発生するエラーが次のように変更されました。
エラー値は、FormulaErrorの子クラス(DivideByZeroError、NameError、ReferenceError、NumericError、ValueError、NotAvailableError、NullError、SyntaxError)のインスタンスになりました。
エラーを含むセルでは、getCellValueメソッドはエラー文字列ではなくエラークラスのインスタンスを返します。
Excelのようなエラーメッセージがセル内に表示されるようになりました。エラーの説明は、エラーインスタンスのdataプロパティから取得できます。
廃止されていたselectMouseModeプロパティとselectMouseModeChangedイベントが削除されました。代わりにmouseModeプロパティとmouseModeChangedイベントを使用してください。
Popup.hideTriggerプロパティの既定値である、PopupTrigger.Blur列挙型メンバーの仕様が変更されました。従来のバージョンでは「ポップアップがフォーカスを失ったとき」にアクションが実行されましたが、本バージョンでは「オーナー要素またはポップアップがフォーカスを失ったとき」にアクションが実行されます。この変更により、従来のバージョンでは「オーナー要素をクリックしたとき」もポップアップが非表示にされましたが、本バージョンでは「オーナー要素をクリックしたとき」にはポップアップは非表示にされなくなりました(オーナー要素がフォーカスを失っていないためアクションが実行されない)。従来のバージョンのように「オーナー要素をクリックしたとき」もポップアップが非表示にするには、Popup.hideTriggerプロパティを「PopupTrigger.ClickOwner | PopupTrigger.BlurPopup」に設定してください。
廃止されていたselectMouseModeプロパティとselectMouseModeChangedイベントが削除されました。代わりにmouseModeプロパティとmouseModeChangedイベントを使用してください。
[84938] prototype.jsを参照している場合にライセンスキーが設定できない
[84987] セルテンプレートの入力項目にオートコンプリートを使用するとスクリプトエラーが発生する
[84959] ラインマーカーが設定されているチャートを破棄しても、ラインマーカーのリソースが破棄されない
[84802] FlexGridFilterのfilterChangingイベントでvalueFilterのDataMapを設定しても1回目の表示で反映されない
[84813] allowDraggingをfalseにした列の固定ピンを押下すると、押下した列以外の列が固定される
[84884] 列のformatプロパティに「n0,」を設定した場合、条件フィルタが正しく機能しない
[84885] FlexGridFilterのgetColumnFilterメソッドの引数にbindingされていない列名を指定すると、TypeErrorが発生する
[84888] 編集中のチェックボックスセルの値をコピー&ペーストすることができない
[84908] 編集モードのセルが定義されているセルテンプレートにおいて、autoSizeRowsがfalseに設定されているとクイック編集ができなくなる
[84936] imeEnabledが有効の場合に編集セルテンプレートのセルでクイック編集できない
[84918] セルの値に「==」を設定してExcelファイルへ出力すると、破損したExcelファイルが出力される
[85019] selectメソッドでセルが選択されていないようにするとTabキーでフォーカスが移らなくなる
[84892] コピーした値を選択したすべてのセルに貼り付けることができない
[4808051748623] WjComponentLoader経由でwj-combo-boxを配置している時IME入力を行うとスクリプトエラーが発生する
[84865] マウスカーソルの位置が入力欄の境界線付近にある時、マウスホイールの動作が無効にならない
[84939] 右端の列幅を狭めていくと、右端の列幅が行によって異なってしまう
[84940] 固定列の幅を狭めると、固定列でなくその右隣りの列幅が変更される
[85024] headerLayoutDefinitionプロパティにデータセルと異なるフォーマットを指定すると、データセルが異なるフォーマットでExcelに出力されてしまう
[84942] 子ポップアップを閉じると、親ポップアップではなく親画面にフォーカスが移動してしまう
[84791] TypeScriptでsetTooltipメソッドの引数にnullを指定するとエラーが発生する
[84872] allowDraggingプロパティがtrueに設定されたTreeViewのノードをrefreshメソッドで更新すると、子ノードがドラッグできなくなる