行と列
SpreadJSでは、複数の行および列によって個々のシート領域が構成されます。SpreadJSには、行と列をカスタマイズするためのさまざまなメソッドがあります。
説明
app.js
index.html
styles.css
各シート領域の行数または列数を変更するには、setRowCountおよびsetColumnCountメソッドを使用します。また、addRows、addColumns、deleteRows、およびdeleteColumnsメソッドを使用しても、ビューポート内の行数および列数を変更できます。
以下の各コード行はいずれも、シートのビューポート領域内の行数を変更します。
sheet.setRowCount(20, GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);
sheet.addRows(5, 10);
sheet.deleteRows(20, 10);
行または列のresizeableプロパティがfalseであれば、この行または列をユーザーがサイズ変更することはできません。しかしこの場合でも、高さや幅をコードから直接変更できます。
sheet.setRowResizable(1, false);
sheet.setColumnResizable(1, true);
sheet.setRowHeight(1, 20);
sheet.setColumnWidth(1, 40);
行または列を表示するかどうかを指定するには、setRowVisibleおよびsetColumnVisibleメソッドを使用します。
sheet.setRowVisible(1, false);
sheet.setColumnVisible(1, true);
シートのビューポート領域において、行または列が自動調整されるように設定されている場合は、保持するデータの長さによって行の高さまたは列幅が決まります。行または列が自動調整されるように設定するには、次のコードを使用します。
sheet.autoFitColumn(1);
sheet.autoFitRow(1);
SpreadJSにはこれ以外にも、シートの行または列についての有用な情報を取得するための、以下のような多数のメソッドが用意されています。
var rowCount = sheet.getRowCount();
var columnCount = sheet.getColumnCount();
var cell = sheet.getCell(7, 7);
var cells = sheet.getRange(2, 2, 7, 7);
var rowHeight = sheet.getRowHeight(7);
var columnWidth = sheet.getColumnWidth(7);
...
resizeZeroIndicatorメソッドを使用すると、行の高さや列幅が0の場合にヘッダ上に表示される、グリッド線の外観を制御することができます。パラメータはenum値、ResizeZeroIndicatorです。
- default: グリッド線（シングル）
- enhanced: グリッド線（ダブル）（初期値）
sheet.setRowHeight(4, 0);
sheet.setColumnWidth(2, 0);
spread.resizeZeroIndicator(GC.Spread.Sheets.ResizeZeroIndicator.enhanced);
// spread.resizeZeroIndicator(GC.Spread.Sheets.ResizeZeroIndicator.default);